「終末のイゼッタ第三話」を分析してみた

既存作品ザックリ分析

作品名:終末のイゼッタ

形式:連続アニメ作品、第三話

長さ:25分(OPEDテーマソング含む)

公式サイト:http://izetta.jp/

 

!注意!

この記事は、完全にネタばれを含んでいます。

 

主な想定読者

・分析作品から、物語の型を学ぼうと思う創作者で、その中でも、脚本術等を、好きな作品で学びたい人。

・分析作品を既に見た作品のファン。

・分析作品を見る予定は無いが、単純に内容を知りたい人。

 

分析で分かる事

物語のオチは、もちろん正確には分かりません。

分析によって分かるのは、主な物語の構造や、各要素の役割です。

 

「終末のイゼッタ」を分析

主人公(役割):イゼッタ

導き手:フィーネ

敵対者:ゲルマニア帝国

 

 

 

オープニングイメージ

エイルシュタットの戦場で、その戦場最後のエイルシュタット戦車が破壊された。

対称的に、ゲルマニアの戦車が大量に進軍していく。

 

インサイディングイベント

ケネンベルク、塹壕、古い砦を鳥が見ている

鳥を一人の兵士が見上げるが、上官の曹長が緊張を解そうと酒をくれる。

兵士は家族の写真を見ながら勝てるのか聞くが、敵が来れば半日と持たないが一人殺せば味方が救われると励まされる。

味方の車両が前線から来ると、戦車が全滅し、戻る兵士もいない事を知らせる。

地雷を埋めようと言っている矢先に、ゲルマニアの爆撃機が来襲し、一方的にエイルシュタット軍は殲滅されていく。

恐怖に動けない兵士を、曹長が庇い、近くに爆弾が落ちる。

 

イゼッタがフィーネに希望になって欲しいとお願いをする。

フィーネは、万の兵を要する大軍団だと、出来るとしても無関係のイゼッタを巻き込めないと断る。

フィーネのもとにケネンベルク爆撃の報が届く。

 

ケネンベルクは甚大な被害を受け、その中で兵士を救って曹長は戦死する。

ケネンベルク南方、キルトフェル・軍団司令部に戦場の状況が知らされる。

ケネンベルク防衛に失敗すると、エイルシュタットにゲルマニアが深々と侵攻してしまう。

司令官は、時間の問題だと住民の避難を急がせる。

 

ルーデン湖畔、ゲール師団司令部では、空軍の司令官と陸軍中将が、空爆だけで片がつくかの賭けをし、陸軍中将が勝ち誇りながら戦車中隊で攻撃命令をする。

エイルシュタット軍の中隊は高射砲で戦車を近づけまいと奮戦する。

 

フィーネは、時間稼ぎで砦の兵士達が死んでいく事に苦しむ。

塹壕では、戦車に攻め込まれるエイルシュタット軍が数を減らしていた。

フィーネは自分に出来る事を必死に考える。

曹長に命を救われた兵士ヨナスが、生き残りの中年兵士と共に機関銃で戦車と戦っているが、勝てるはずもなく、第一線陣地放棄の命令で第二線陣地まで撤退をする。

ヨナスは、逃げながら家族の名前を何度も脳内で反芻する。

 

ゲール師団司令部では、戦車中隊だけでは殲滅しきれず、中将が癇癪を起していた。

戦車中隊が足止めを食らう原因、エイルシュタットの高射砲弾着観測所への空軍の追加攻撃が要請される。

 

フィーネ達は、陣地を移そうと廃墟内の中世の武器も含め移動しようとしていた。

兵士達は、ケネンベルクで戦いたいとフィーネに願い出る。

しかし、死にに戻る事をフィーネは許さず、なすべき事は復讐ではなく、民と家族を守る為に使うべきで、今は引く事に耐えて欲しいと説得する。

フィーネは死に場所も与えられず、本来は明日をだけを見つめて生きる国を作るのが自分の勤めなのに、すまないと謝罪する。

力の無い私を許せと言うフィーネの言葉を、茂みの陰でイゼッタは全て聞いていた。

 

ケネンベルクは観測所も攻撃され、追加の爆撃も始まり、陸軍中隊の猛攻も止まらず、全滅は時間の問題だった。

その時、西洋の突撃槍に跨り、何本ものランスを誘導ミサイルの様に操るイゼッタが戦場に現れた。

突撃槍が次々とゲールの戦闘機を落とし、槍を使いきったイゼッタは折れた槍で降下している所で木にぶつかる。

落ちた先で、エイルシュタット軍のライフルを無理やり借り、山の上の古い砦へと急ぐ。

砦から戻ったイゼッタは、無数の剣を操り、目くらましや防御に使いながら、戦車に触れてはひっくり返して無効化していく。

イゼッタの活躍を見たフィーネは、味方の軍にイゼッタは伝説の白き魔女の再来だと光信号を送る。

イゼッタは魔法を込めた弾丸で戦車を撃ち抜き、その弾丸は戦車を貫通する威力に高まっていた。

たった一人でゲールの陸軍中隊と支援の空軍を制圧し、思いがけぬ勝利にエイルシュタット兵は勝鬨をあげる。

 

ゲールの司令部では、ありえない事態に中将が動揺し、グラスを思わず床に落とす。

戻ったイゼッタに、フィーネは無事でよかった、ありがとうと抱きしめ、白き魔女にエイルシュタット兵は歓声をあげる。

 

エイルシュタットの王城では、白き魔女の情報が入り、各々が独自に動きだす。

エイルシュタット兵達は、フィーネとイゼッタを見つめながら、生き残ったヨナスを初めに全員で国歌を斉唱する。

王城では、国王がフィーネが白き魔女と共に勝利を収めた報を聞き、直後に崩御する。

第三話終わり

 

現状の分析結果

コンセプト:架空戦記(WW2)×魔女

モチーフ:WW2、魔女、姫、ドイツ等の国々

主人公のテーマ:自己犠牲

物語のメインテーマ:イゼッタは、フィーネの為にエイルシュタットをゲルマニアから守れるのか?

物語構造:旅

葛藤環境:強国に攻め込まれる弱小国

主人公の動機:フィーネの為にエイルシュタットを守りたい

欲求:承認

面白さ:リアリティ(WW2)、予測不能(魔法、エイルシュタットは勝てるのか?)、感情移入(自分の国を守りたい、優秀な指導者に仕える、恩を返したい、魔法によるアクション)

 

ED

BD

※記事の内容は、訂正、追加、更新等する事があります。

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