「ブレイブウィッチーズ第三話」を分析してみた

既存作品ザックリ分析

作品名:ブレイブウィッチーズ

形式:連続アニメ作品、第三話

長さ:24分(OPEDテーマソング含む)

公式サイト:http://w-witch.jp/

 

!注意!

この記事は、完全にネタばれを含んでいます。

 

主な想定読者

・分析作品から、物語の型を学ぼうと思う創作者で、その中でも、脚本術等を、好きな作品で学びたい人。

・分析作品を既に見た作品のファン。

・分析作品を見る予定は無いが、単純に内容を知りたい人。

 

分析で分かる事

物語のオチは、もちろん正確には分かりません。

分析によって分かるのは、主な物語の構造や、各要素の役割です。

 

「ブレイブウィッチーズ」を分析

主人公:雁淵(かりぶち)ひかり

導き手:雁淵孝美(姉)

協力者:ニパ

対抗者:官野直枝

敵対者:ネウロイ

 

バックストーリー

前回の振り返り。

 

仲間との時間

オラーシャ帝国ペテルブルグ第502統合戦闘航空団基地

ひかりが502に姉の代わりに配属になり、全員で自己紹介をする。

しかし、孝美の代わりに配属になったひかりに、孝美の親友である直枝は納得が出来ない。

ニパが直枝の態度をフォローする。

夕食の席で、一日の疲れからひかりは、食べている最中に目を開けて寝てしまう。

 

ネウロイのコアが見えた昨日の事を夢に見て、ひかりはベッドから飛び起きる。

コアが見えた気がした事を思い出し、疑問に思う。

姉の写真を部屋に飾り、頑張る事を誓い気合を入れて早朝の自主トレに出る。

 

準備の時

寒い朝靄の中、直枝とニパがトレーニングに励んでいると、先に走っていたひかりと遭遇する。

直枝はわざとペースを上げて、素人が502ではやっていけない事を証明しようとするが、先にニパの体力がつき、ひかりは余裕で付いて来てしまう。

直枝は、言葉でひかりを認めないし、孝美の代わりにもならないと言う。

直枝は、孝美とネウロイの巣を潰す目標があったが、ひかりが弱い分無理をしたせいで孝美が戦線離脱したので、目標を諦めなければならなくなったと考えていた。

ひかりは、自分が弱いから孝美が無理をした事を認め、頑張って絶対に強くなると宣言する。

しかし、直枝は頑張って強くなれれば世話無いし、今必要なのは即戦力だと返す。

それでもひかりは、やってみなければわからないと引きさがらない。

言い合いになっている二人に、息を切らせたニパが割って入る。

仲間なんだしというニパに、直枝は仲間じゃねえと真っ向から否定する。

弱い奴は他の奴まで危険にさらすだけだから、扶桑に帰れと忠告する。

ニパが、直枝は口が悪いが、必死なだけとフォローするが、ひかりは直枝が言っている事が正しい事も分かっている。

落ち込むひかりに、ニパは、ひかりのスタミナの高さにマラソン選手か何か? と話題を変えるが、お父さんに弁当を届けていただけですと答えられ、変なのとニパは笑う。

弁当の話題にひかりの腹の虫が鳴く。

ニパは、昨日食べながら寝ていたひかりを思い出し、もうすぐ朝食だから戻ろうと誘う。

ひかりは、ニパに仲間と言ってくれた事を感謝する。

ニパは満面の笑みで早く行こうとひかりを元気づける。

トレーニング風景を基地の窓から見ていた隊長と先生は、基礎体力はありそうだと見守る。

 

朝食で昨日の分もいっぱい食べるひかりに、良く食べるなと感心するニパ。

ひかりは、いっぱい食べて強くならないとと言い、話題は料理の話題に。

料理好き、キノコ採り、ユニット壊し、グルメ、可愛い子が好きと、各隊員のキャラクターが展開していく。

その中でも、直枝だけはひかりの存在が面白くない。

 

食後、作戦会議。

ネウロイの巣の分布と、当面の問題、新しい巣グリゴーリの殲滅が提示される。

501が巣を殲滅した事例は、最重要機密らしい。

ひかりは、午後から訓練を言い渡され、基地の案内をニパがしてくれる事に。

基地内を見て回り、見晴らしの良い場所から、対岸の町ペテルブルグの現状を聞く。

自分が立っているのが最前線とひかりは再認識する。

下を見ると、直枝がタイヤを引っ張って走り込みをしている。

ニパは、オーバーワークはロスマン先生に怒られるし、真似しない方が良いと言うが、ひかりの目は直枝を追っていた。

 

試練の時

訓練前にチドリに話しかけるひかり。

先生がひかりの資料を持って訓練を見に来るが、特筆した経歴も成績も無いひかりの資料は判断材料にさえならない。

ユニットを履かされ、エンジンを回すだけの所から試されるが、エンジンの駆動が安定しない。

飛び立つと、魔法力不足で回転数が上がらず、飛行訓練が中止され、魔法力測定に切り替わる。

測定結果は、魔法力が足りておらず、初陣もチドリに飛ばせてもらっていた状態で実力は無いと判断され、横入りしてきた直枝には、孝美の新型ユニットを使いこなせないなら自分に使わせろと言われる。

新型の使用者はいずれ適正に指示すると言われるが、直枝は、どうせひかりには無理だと言いきる。

直枝に、最悪の状況でひかりがいても足手まといだとハッキリ言われ、言い返せないひかり。

最終判断はラル隊長が下すとされる。

 

隊長室で戦力にならないとありのままの報告がされ、扶桑に返される流れに焦ったひかりは、コアが見えた事を伝える。

猶予を与えられたひかりは、タイミング良く現れたネウロイの出撃に同行する事に。

 

6機で編隊を組み、ひかりはコアが見えるのか試される。

しかし、コアを見る事が出来ず、落ち込んでいる所をネウロイに落とされそうになってしまう。

すんでの所でひかりを助けたのは、直枝だった。

見事な連携でネウロイは殲滅される。

直枝に礼を言うひかりに、新型ユニットを守ったと言われ、先生には、ひかりの見たコアは見間違いだっただろう事を言われ、ひかりは力無く帰還する。

 

危機の時

チドリに話しかけるひかり、先生の結果報告で隊長がひかりに何かを言い渡そうとすると、ニパが墜落した報が入る。

ユニットに大量のイナゴが混入したのが原因。

墜落場所特定が難しく、捜索困難の為、直枝とひかりが捜索に飛ぶ事に。

しかし、ひかりにとってニパ捜索は、隊長の思いやりからの最後の任務だった。

ひかりを扶桑に返す準備を、隊長に言われ先生が始める。

 

最後の任務とは知らずにニパを探すひかりは、何時間も飛びっぱなしで名前を叫び呼び続けていた。

直枝もひかりのスタミナだけは認めざるを得ない。

ひかりがニパを発見すると、木に引っ掛かってニパは寝ていた。

ユニットは壊れているが怪我は無い。

ニパは、帰ったらまた正座かと落ち込む。

ニパの無事に直枝は素直に喜ぶ。

 

暗くなる前に帰ろうと急いでいると、ネウロイと遭遇してしまう。

ニパをひかりに任せて、直枝は一人ネウロイと戦闘を開始する。

高度が1万を超える上空での戦闘で、直枝がピンチになる。

ひかりは、ニパを抱えたまま息を止めてスタミナだけで直枝のいる空へと上がる。

ひかりに抱えられたニパの援護で出来た隙をつき、直枝がネウロイのコアを強化したグローブで殴り砕く技、剣一閃で破壊する。

ネウロイを倒した直枝は、ひかりを少しだけ認めていた。

 

危機の結果、成長と工夫で得る物

基地では、3人を待って502のメンバーが空を見ていた。

飛んでくる動いているユニットは一人分。

ひかりがニパを、ニパがスタミナが切れた直枝を抱えての帰還。

3人の無事に502の皆が喜ぶが、ニパのユニット入り込んでいたイナゴがひかりの顔につき、ひかりはくしゃみをしてバランスを崩し、そのまま3人とも水に落ちてしまう。

3人とも正座をさせられながら、直枝はニパに言われて、スタミナと根性だけは認めるとひかりに言う。

ひかりは喜ぶが、ニパは、助けられて言うのはそれだけかと喧嘩になる。

 

隊長室に報告で呼び出される直枝は、自分一人でも絶対に勝てたが、3人の共同撃墜を否定する事無く事実を報告する。

直枝の報告に、隊長はひかりの処遇の最終決定を1週間先延ばしにする事を決め、先生に預ける。

ひかりは、そんな事とは知らずに疲れ果てたニパと一緒に、正座をしていた場所で眠ってしまった。

第三話終わり

 

現状の分析結果

コンセプト:魔法少女×第二次大戦時の戦闘機乗り

モチーフ:魔法、美少女、第二次世界大戦、戦闘機、パイロット、架空戦記

主人公のテーマ:姉の代わりに502に認められ、仲間になれるか?

物語のメインテーマ:ネウロイを倒し戦争を終わらせられるか?

物語構造:旅物語

葛藤環境:ネウロイに侵略されている世界

主人公の動機:姉の様になりたい

欲求:所属

面白さ:リアリティ(ミリタリー)、予測不能(ひかりは502に認められるのか? 姉は目覚めるのか?)、感情移入(憧れの存在に近づきたい、努力は報われるべき、優しい先輩と厳しい先輩)

 

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※記事の内容は、訂正、追加、更新等する事があります。

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