「終末のイゼッタ第八話」を分析してみた

既存作品ザックリ分析

作品名:終末のイゼッタ

形式:連続アニメ作品、第八話

長さ:25分(OPEDテーマソング含む)

公式サイト:http://izetta.jp/

 

!注意!

この記事は、完全にネタばれを含んでいます。

 

主な想定読者

・分析作品から、物語の型を学ぼうと思う創作者で、その中でも、脚本術等を、好きな作品で学びたい人。

・分析作品を既に見た作品のファン。

・分析作品を見る予定は無いが、単純に内容を知りたい人。

 

分析で分かる事

物語のオチは、もちろん正確には分かりません。

分析によって分かるのは、主な物語の構造や、各要素の役割です。

 

「終末のイゼッタ」を分析

主人公(役割):イゼッタ

導き手:フィーネ

敵対者:ゲルマニア帝国

オープニングイメージ

輸送機の中、リッケルトがエイルシュタットの白き魔女伝説を読む。

夜間の落下傘降下によってエイルシュタットに潜入する。

 

問題の大きな動き

レッドフォード伯爵邸。

熱を出したイゼッタは寝込んでいた。

イゼッタを看病するフィーネ。

部屋に運ばれてくるドレスの山。

明日、レッドフォード卿の誕生パーティの裏側で、空母撃破に伴い同盟国の方針決定会議が行われるという。

 

同じころ、リッケルトが木に引っ掛かりながら落ちていた。

初のパラシュートで夜間降下をしたせいで、降下地点がずれた。

荷物を回収して変装をし、道を聞きながら目的地に向かい進んでいく。

敵とは知らずに助けてくれるエイルシュタットの人々に申し訳なく思いながら歩いていると、トラックがスレスレを通り、避けようとして川に落ちてしまう。

偶然通りかかったビアンカとロッテがリッケルトを拾い、三人とも同じ目的地だというので乗せて貰う事に。

三人の交流。

リッケルトは、誰と戦争をしているのかを改めて実感する。

 

ジークの執務室。

エルヴィラとジークが話している。

ビアンカを旧王都に向かわせたのは、ジーク。

スパイが旧王都で目撃されたので、何としても魔女の秘密を守る為に形振り構わずに近衛まで動員してスパイを探す算段。

ジークは、こんな事で魔女の秘密が敵に漏れては、ヨナスが浮かばれないと秘密を抱え込む。

 

旧王都に到着したリッケルト。

ロッテの姉の宿に世話になる事に。

ロッテの姉は部屋に風呂が無いが、湯とタライは用意出来ると言ってくれる。

 

リッケルトは、待ち合わせまでの時間を白き魔女伝説を読み、時間を潰す。

読んでいる内に寝落ちしていると、ロッテが夕飯だと呼びに来る。

ビアンカと夕食を共にするリッケルト。

話題は白き魔女伝説の話に。

ロッテが常連の城に荷を卸している老人と話していると、ビアンカがリッケルトに怒って部屋に戻ってしまう。

ビアンカにリッケルトは、史実に近い可能性のある別の白き魔女伝説を話してしまい、ビアンカの気分を損ねてしまったらしい。

別の白き魔女伝説、バッドエンド版は、エイルシュタットではメジャーでは無いらしい。

 

失敗したと後悔するリッケルトが部屋で落ち込んでいる。

謝ろうとビアンカの部屋をノックしようとすると、ビアンカの叫びが聞こえ、思わず扉を開けてしまうと、タライで湯浴みをするビアンカをロッテが手伝って悪戯をされて出た叫びだった。

ビアンカに水を引っ掛けられたリッケルトは真っ赤になって逃げる。

 

近衛達に報告を受けるビアンカ。

まだ恥ずかしさから顔が赤い事を、近衛達に茶化される。

報告内容は、スパイの目撃情報はあるが、捕まえるまではいっていない。

 

その頃、スパイとリッケルトは廃屋で密会していた。

ビアンカに水をかけられ、クシャミが出るリッケルトにスパイは注意をする。

話題は秘密を知ったヨナスの話になるが、ヨナスは公的に死んだ事になっていた。

表向きは、国境付近に潜入したゲール兵に撃たれた事に。

スパイはとどめを刺していないので、口封じだろうと推測する。

城には近衛が張り付いていて、秘密があるのは確かだという裏付けになる。

城への潜入作戦は、明日。

 

レッドフォード卿の誕生日会。

仮面舞踏会、イゼッタをエスコートするフィーネ。

フィーネはイゼッタを庭に連れ出し、恥ずかしがるイゼッタと踊ろうとするが、ベルクマンがマスクをつけ、白髪の少女を連れて現れる。

少女はイゼッタにキスをして、唇を噛んで血を飲むと、少女は気絶する。

ベルクマンは退散し、レッドフォード卿がフィーネ達を呼びに来る。

会議が終わったという。

アトランタ合衆国の出兵が決まった。

 

物資搬入の馬車の底に身を隠して、城に潜入するスパイとリッケルト。

ベルクマンの狙いは、城にある秘密の部屋。

工房の収蔵品に、当時の手記があり、その中には、バッドエンド版の白き魔女伝説も記されていた。

工房から持ち出された物らしき赤い液体を使うと、秘密の部屋に二人が入る。

魔法が使える場所を示した地図をカメラに収めていると、赤い液体が何かに反応し、地震が起きた。

部屋の壁画、魔女の杖にはめ込まれていた石が光り輝き、水路に落ちる。

石をリッケルトが回収すると、異変に気付いた近衛が部屋に飛び込んでくる。

ビアンカに驚きつつ、リッケルトとスパイは銃撃戦を繰り広げながら逃げるが、リッケルトは被弾し、赤い水を捨て、スパイに石とカメラを託して囮になる。

追い詰められたリッケルトに、ビアンカは国際法はスパイには適応され無いが投降しろと促すが、リッケルトは祖国は裏切れないと銃を構える。

リッケルトは、夕食の時の事を謝り、ビアンカに自分を撃たせて城壁から落ちる。

スパイは近衛に撃たれるが、物資搬入をしていた御者の老人も実はゲールのスパイで、カメラと石は回収されてしまう。

 

ブリタニア、ロンデニオン、アトランタ大使公館では、出兵を約束したスタンリー大使が、ゲールとエイルシュタット両方の撃破を進言する手紙をタイプしていた。

第八話終わり

 

現状の分析結果

コンセプト:架空戦記(WW2)×魔女

モチーフ:WW2、魔女、姫、ドイツ等の国々

主人公のテーマ:自己犠牲

物語のメインテーマ:イゼッタは、フィーネの為にエイルシュタットをゲルマニアから守り、戦争を終わらせられるのか?

物語構造:旅

葛藤環境:強国に攻め込まれる弱小国

主人公の動機:フィーネの為にエイルシュタットを守りたい

欲求:承認

面白さ:リアリティ(WW2、情報戦)、予測不能(魔女、御者、アトランタ大使)、感情移入(自分の国を守りたい、優秀な指導者に仕える、恩を返したい、ハッピーエンドを求める)

 

BD

※記事の内容は、訂正、追加、更新等する事があります。

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