「ViVid Strike!第十二話」を分析してみた

既存作品ザックリ分析

作品名:vivid strike!

形式:連続アニメ作品、第十二話

長さ:23分(OPEDテーマソング含む)

公式サイト:http://vivid-strike.com/

 

!注意!

この記事は、完全にネタばれを含んでいます。

 

主な想定読者

・分析作品から、物語の型を学ぼうと思う創作者で、その中でも、脚本術等を、好きな作品で学びたい人。

・分析作品を既に見た作品のファン。

・分析作品を見る予定は無いが、単純に内容を知りたい人。

 

分析で分かる事

物語のオチは、もちろん正確には分かりません。

分析によって分かるのは、主な物語の構造や、各要素の役割です。

 

「ViVid Strike!」を分析

主人公(役割):フーカ・レヴェントン

導き手:アインハルト

敵対者:リンネ

協力者:ジムのみんな

 

オープニングイメージ

エンディング

ベッドから起きるフーカ。

隣に気付くと、リンネが寝ている。

二人を起こしに、イクス達が部屋を訪ねて来る。

起きた二人の体調を聞く。

リンネは、骨折した箇所があった筈だが、怪我が無い。

プロ仕様の安全フィールドの効果で、ダメージ軽減されたらしい。

 

会長とヴィヴィオ達は、昨日の夕方に帰った。

アインハルト、ジーク、ヴィクター達は練習場で合宿中。

猫型デバイスのウラカンが、フーカとリンネの膝の上に乗る。

不意に顔が近付いたフーカとリンネは、恥ずかしそうに距離を作る。

 

ジルコーチが部屋を訪ねて来た。

リンネの無事を喜ぶジル。

試合後も、ずっと心配していたらしい。

リンネは、ジルに御心配おかけしましたと謝る。

リンネとジルを残して、フーカ達はアインハルト達の練習を見に行く事に。

去り際のフーカに、ジルコーチは、ありがとうと言う。

フーカは、オスとだけ答える。

 

ジルは、育て方も向き合い方も間違えて、見限られても文句を言えないと謝罪する。

しかし、リンネは、見限りるなど考えた事も無く、競技を辞めると言ったのも、自分の心が折れかけたからで、ジルは関係無いと言う。

ジルは、この期に及んでも、リンネの心を理解できていない不甲斐ない自分にガッカリする。

リンネは、試合中、コーチとの練習を思い出し、教えてくれた事のお陰で倒れずに戦え、全力の一撃が決まった時の爽快さで、初めて競技と向き合ってきた日々が楽しかった事に気付けたと言う。

リンネのジルに見せた初めての笑顔。

コーチのおかげと言われ、ジルはリンネを抱きしめる。

我儘で、無愛想で、振り回して本当にすみませんと言うリンネ。

リンネは、コーチのもとで競技を続けたいと告げる。

コーチの技術と理論で世界一になりたい。

ジルは、ジルのやり方では、またリンネが吐くかもと言う。

リンネは、吐かないように頑張ると答える。

地獄の日々かもと言う。

強くなれるならと答える。

一緒に行きましょうと、ジルは涙を流して言う。

リンネは、はいと答える。

 

アインハルトの練習。

弟子の試合に触発されたか聞かれると、フーカが勝った事自体は嬉しいと言う。

フーカ達が練習の区切りで、丁度合流する。

話題は、リンネとジルの事に。

師弟揃って口下手だけど、これからは変わっていけそう。

アインハルトは、フーカには練習を見せないと言う。

決勝戦は明後日。

決勝戦の対戦者は、アインハルトとフーカの師弟対決。

アインハルトは、フーカを倒すための練習をしていると宣言する。

フーカは、皆に礼を言い、リンネと共に夕方の便で帰る事に。

夕方まで、何をするか話していると、ホテルのオーナーの計らいで、リンネとフーカの二人の時間が作られる。

 

お茶とお菓子を囲み、二人の時間が流れる。

フーカの折れた歯を見て、リンネはお茶がしみないか心配する。

会長が歯医者の予約をしてくれているらしいが、試合以上に憂鬱。

ケーキやクッキーを食べながら、孤児院時代と比べると夢の様に幸せ。

リンネは、ヴィヴィオとリナルディの二人に謝りたいと、話題を切り出す。

礼ならともかく、謝られても困るだろうと、普通にジムに遊びに来いとフーカは言う。

リンネは、昨日の試合の動画配信の話題を切り出す。

動画は、孤児院、リンネの学校のクラスメート、フーカの働いていた運送会社、リンネの両親、対戦経験のある選手達、リンネとフーカに縁のある人達に見守られていた。

リンネとフーカの喧嘩の原因になった選手も、引退せずに現役を続行していた。

リンネは、帰ったら両親と話し合うと言う。

これからは、大切な人と自分の為にちゃんと生きたいと言う。

困ったら、今度は、両親、ジルコーチ、ヴィクター、そしてフーカに会いに行くと言う。

だけど、そんな風にならない様に、今度は心も強くなる。

リンネの言葉に、フーカは涙が溢れて来る。

リンネは、フーカの言う腐った目をしていると言う意味が、ようやく分かったと言い、フーカを抱きしめる。

涙じゃなくて、澄んだ目で見れば、世界はこんなに鮮やかだと。

ありがとうフーちゃん。大好き。

リンネの言葉に、フーカは、ああ、とだけ答えた。

ようやく、本当に理解し合えた二人。

 

帰りの便。

手を繋ぎ、仲良く眠る二人。

フーカは、リンネと喧嘩別れをした一年と少しの期間を振り返る。

沢山の出会いと経験が出来た事、それだけで幸せだと感じる。

 

ジムに戻ってくる。

誰もいないと思ったら、いつものメンツが出迎えてくれる。

リンネと和解した事を伝え、決勝に向けて練習をするという。

ヴィヴィオは、アインハルトに勝った経験があると言うので、対策を手伝ってくれる。

会長が困った面持ちで出迎える。

決勝の相手が、困った事に強敵だと言うが、負けさせるつもりは無い。

会長に通信が入り、席を外す。

会長に通信をしたのはジルコーチ。

ジルは、謝罪と共に、ナカジマ会長の事が嫌いだった事を話しだす。

会長は、だよね、と黙って聞く。

才能が無い選手に夢を見せる努力至上主義の時代遅れのコーチだと思っていた。

だからこそ、圧倒的才能の前には、努力も気持ちも入る余地がないし、無駄な努力もある事を、若い選手には知って欲しかった。

そう思っていたが、違ったと思い知らされたと言う。

ジルの持論の否定に、会長は別に違わないんじゃないかと言う。

 

リンネには、確かな資質があった事は事実。

また、会長は才能は結果を語る言葉に感じるので、才能を語らないと言う。

出来れば才能があり、出来なければ才能が無い。

生まれつきの資質も伸び白も、差がある。

でも、結果だけ見て途中の道を否定するのは嫌だと言う。

目標達成できなくても、それまでの時間や努力が無意味になる訳じゃない。

いつか競技から離れた時でも、頑張った事が良い思い出になる様にしたい。

 

会長の考えに、ジルは、現役時代、あなたみたいなコーチがいれば自分の人生も違ったかもと笑う。

ジルは、会長に、ひとつお願いがあると切り出す。

 

ファイナルイメージ

ウィンターカップ決勝戦。

皆が見守る中、アインハルトとフーカが入場する。

フーカの応援には、リンネとジルも加わっている。

打倒アインハルトの為に、ナカジマ会長とジルコーチの指導で、フーカは更に強くなった。

フーカは、拾ってくれたアインハルトへの恩は、言葉では到底表わせないと構える。

想いは拳に乗せて。

ナカジマジム所属、覇王流フーカ・レヴェントン、参ります!

決勝戦開始のゴングが鳴った。

第十二話終わり

 

現状の分析結果

コンセプト:魔法少女(新規性)×総合格闘技(普遍性)

モチーフ:魔法、美少女、総合格闘技、大会、ジム、異世界

主人公のテーマ:お金や力よりも大切な物とは何か?

物語のメインテーマ:幼馴染と再び戦い、勝つ事が出来るか?

物語構造:所属環境の問題に向き合う物語。ここで言う所属環境は、フーカとリンネの二人の関係

葛藤環境:不公平な世の中と不遇な境遇

主人公の動機:過去の清算行動。友達を救いたい

欲求:承認

面白さ:リアリティ(総合格闘技のジムやシステム)、予測不能(フーカは、リンネに勝てるのか?)、感情移入(力を持って変わってしまった大切な人がいるか?)

 

ちなみに関連作品はこちら




※記事の内容は、訂正、追加、更新等する事があります。

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