YouTubeで学べる。「沼田やすひろ先生」ストーリー創作講座まとめ

沼田やすひろのストーリー創作講座集

表現と筋立てを知る

テーマを考える

【ショートプロット】
 [発端]約15文字(問題を抱えている主人公が)
 [展開]約30文字(どのように行動し、悩んで)
 [結末]約15文字(どのように変化するか)
  +[ターゲット]
  +[表現形式]

世界観を考える

【ミディアムプロット】
 [発端]約50文字
 [展開]約100文字
 [結末]約50文字

シーンを考える

ロングプロット】
 [発端]約350文字
 [展開]約900文字
 [結末]約350文字
きちんとした文章ではなくても大丈夫。
それぞれ「対立」「葛藤」「変化」をイメージするセンテンスを箇条書きすれば良い。
逆に文章にしようとして失敗する方が多い。
文章化は次段階のフェイズプロットで行いましょう。

文章表現者は情景をイメージさせる文章、
ビジュアリストはイメージボードをたくさん書きましょう。

キャラクターを考える【前半】

 前編[役割(Role)]
 
【八つの役割】
 1)主人公 (各話主人公)
 2)狂言回し(シリーズ主人公)
 3)協力者
 4)敵対者
 5)犠牲者
 6)依頼者
 7)援助者
 8)対抗者(ライバル)

映画【悪人】の場合
 1)主人公 :父
 2)狂言回し:逃亡するカップル
 3)協力者 :母
 4)敵対者 :現代社会(世間体)
 5)犠牲者 :娘
 6)依頼者 :娘の思い出、親族の中傷
 7)援助者 :警察
 8)対抗者 :第一の容疑者(アンチテーゼ)

キャラクターを考える【後半】

 [デザイン]
※今回のキャラクターデザインは「Mがんぢー」さんです。
 
【新しいキャラクター】
 ・筋立ての中でのキャラクターの機能(アクション/行動)が一目でわかるように!
 
 [元となるビジュアルイメージ(なるべく別のジャンルから持ってくる)]
 +
 [ターゲットの求める要素]
 +
 [ターゲットの見たことのない要素]

※キャラクター設定は、デザイナーさんが「いたずら書き」をしたくなるようなものを!

筋立てを考える

 ~13フェイズ構造~
 
【13フェイズ】
   0)背景
★第1幕
   1)日常
   2)事件
   3)決意
★第2幕
   4)苦境
   5)助け
   6)成長(工夫)
   7)達成
   8)試練
   9)破滅
  10)契機(時間制限付きの究極の選択で対決への決意をする)
★第3幕
  11)対決
  12)排除
  13)満足

13フェイズを重ねる

13フェイズ構造を「重ね掛け」することによって、
深いストーリーが生まれます。
「重ね掛け」をしているフェイズが強く強調されます。

シンプル13フェイズが、はっきりわかる最近の作品の例
 ・ブラックスワン(この講座では説明していませんが、類推してくださいね)
 ・300(この講座では説明していませんが、類推してくださいね)

【重ね掛け】
ひとりの主人公に重ね掛けをする例
 ・マトリックス
 ・ダークナイト・ライジング(この講座では説明していませんが、類推してくださいね)

ふたりの主人公の筋立てを重ねる場合
 ・硫黄島からの手紙
 ・(恋愛モノ:主人公の男女ふたりにそれぞれ13フェイズを作ります)

感情表現

感情の対比
視聴者(ターゲット)に強く感じさせたい感情Bの
直前の感情表現Aを何度も重ねて強調することにより、
目標の感情Bを強く表現できる。

13フェイズと感情表現とキャラクター

ストーリー

【まとめ】
表現と筋立ての違いをもう一度考えましょう。
筋立ての構造を知っていて、
あえて、筋立ての形を変えて、テーマを伝えるのも表現のひとつです。

「SDガンダムフォース」第46回「虚武羅丸の涙」は
研究のために、ぜひご覧ください。

沼田やすひろ先生教科書紹介

論理面を補強して、図解や具体例を紹介しています。
【超簡単! 売れるストーリー&キャラクターの作り方】 講談社
・・・ごめんなさい。正直言って、あまり簡単じゃありません。
  でも、この手の「作劇術」の本の中では、かなり簡単な方だと思います(汗)

参考書
【「おもしろい」映画と「つまらない」映画の見分け方】 キネマ旬報社
【「おもしろい」アニメと「つまらない」アニメの見分け方】 キネマ旬報社

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