要注意!ストーリーアドバイス事例紹介 嫌われるキャラクターを書いてしまう人がやりがちな4つの落とし穴

嫌われるキャラクターには共通点があります。

それは、一言で表せば「自己中心的」な行動を取る事です。

自己中と聞くだけで、いい気はしませんよね。

実は、嫌われる「原因」は、全て「自己中」に起因するんです。

人は、本質的に自己中を嫌う様に出来ている……

それって、どういう事でしょうか?

自己中は、どうして嫌われる?

「自己中心的」行動とは、環境や状況に波を起こすモノです。

それは時に、周囲に対して迷惑をかけます。

「自己中」な振る舞いが、周囲に迷惑をかけると言う状況が揃い「被害者」が発生する事で初めて自己中は嫌われます。

具体的な自己中アクション

以下、嫌われるキャラクターの主な具体例です。

その1:行動動機が「必要」では無く、「欲しい」で終わる。

キャラクターが欲望に従って行動しても、最初は問題ありません。

ですが、最終的に「欲しい」と言う欲望で行動を開始するとしても、その行動の中で、キャラクター自身、本当に「必要」なのは、○○だったと気付く事が求められます。

「欲しい」で終わるキャラクターは、劇中で大成功を描いても、愛されにくいです。

「欲しい」と言う「自己中心的欲望」を満たすために、必ず周囲に迷惑をかけている上に、その「罪の清算」をしないで終わるからです。

これでは「共感」も「納得」も得られません。

その2:他の登場人物に「同情」も「共感」もしない。

キャラクターが、どんな性格だとしても最低誰か一人を特別に想っている事が望ましいです。

その上で、特別な相手に対して「対等」な態度で接すると、好かれます。

「対等」ではなく「自己犠牲的」行動まで示せれば、十分以上に愛されるでしょう。

敵だったキャラクターがライバルになる時は、「対等」な関係になります。

ライバルが味方になる時は、「自己犠牲的」行動を発揮します。

例えば、

ドラゴンボールのピッコロやベジータは、悟空を「対等」なライバルとした時に、ライバルキャラクターとして人気がアップしました。

その後、ピッコロは悟飯の師匠になり、悟飯を敵の攻撃から救う事で「自己犠牲的」行動を発揮し、不動の人気キャラクターになります。

ピッコロに、自分よりも大事な存在が出来た訳です。

ベジータは、再度敵対するものの、仲間を守り魔人ブゥを倒す為に自爆と言う「自己犠牲的」行動を取る事で、ジャンプの作品人気アンケートで大量の票を獲得して話題になりました。

ベジータも、自分よりも大事な存在が出来た証明を行動で示したからです。

これらのキャラクターが、「対等」や「それ以上」に想えるキャラクターを獲得していなかったら、ここまでの人気は出なかったでしょう。

余談ですが、同じ流れの中で個人的には、ドラゴンボールの魔人ブゥと盲目の少年と犬のエピソードがすごい好きです。

その3:「成長」「変化」せずに終わる。

最初に登場してから変化が乏しいと、キャラクターとして面白みに欠けます。

出会いや行動を通して、どのキャラクターも変化します。

主人公であれば、精神的に大きく成長する事が求められます。

ですが、嫌われるキャラクターは「自己中」な思考に支配されたまま、自分と対等だったり、自分より大切な存在を持つことなく「自己中」=「自分が一番」のまま物語の中で出番を終えます。

これが悪役であれば「分かりやすい悪」として消化できますが、主人公が、この状態のまま終わると非常に後味の悪い物語になります。

狙って「悪」を描く場合なら、成長させないと言う選択肢もありますが、好かれたいなら「最後は変化」をさせる方が好ましいです。

その4:周囲に「持論」を押し付ける。

説明をしない、命令だけする、謝らない、思い込みだけで行動する等もここに含まれるでしょう。

自分が正しいと思い込んでいるキャラクターを描くのは、諸刃の剣です。

天才として描く事も出来る反面、作法を心得ていないと「自信過剰な思い込みキャラ」になってしまう事があるからです。

描く際に、持論に根拠がある事を、少なくとも視聴者や読者に示せない場合、失敗する確率が跳ね上がります。

根拠を誰にも示せない場合、そこには納得が生まれないからです。

推理の根拠を示さない探偵が犯人を言い当てても、犯人の秘密や嘘を暴けなければ捕まえる事は叶わないのと同じです。

終わりに

というわけで、嫌われるキャラクターとは「自己中」なまま「成長しない」キャラクターと言う事でした。

「自己中」は、むしろ「成長する余地」があると言う事でもある為、キャラクターの性格としては、非常に有効で魅力的なものです。

何が欲しいかが明確なキャラクターは、キャラを立てやすく、動かしやすくもあります。

ですが「欲しい」で動いていたキャラクターが、そのまま終わると、応援して見ている人達はガッカリします。

「自己中」から「利他的」な思考に変わった事を行動で示した時にこそ、キャラクターは成長を示す場が生まれるのです。

そこを描き損ねると「自己中」なまま終わってしまい、自己中キャラクターは愛されません。

繰り返します。

「自己中」は、面白いキャラクターの属性です。

ですが「自己中」なキャラクターが「対等」や「自分よりも大事」なモノを見つけ、出会い、行動で示す事を忘れると、面白いキャラクターですが、愛を獲得するのは難しくなります。

あなたの好きなキャラクターは「対等」だったり「自分よりも大事」な存在がきっといると思います。

人気を出したい創作キャラクターにも、そういった存在を設定し、行動で示せれば人気アップ間違いなしですよ!

と、ここまで読んでくださり、ありがとうございます!

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