おすすめ海外ドラマ「シリコンバレー」を紹介

登場人物全員、超優秀なバカ

唐突に海外ドラマ紹介。

今回は、コメディドラマ「シリコンバレー」です。

日本では、見れる環境が限られてる為、海外に比べてあまり有名じゃないけど、本当に面白い作品なので是非すすめたい。

それでは、紹介します。

シリコンバレー

  • 5シーズンまでAmazonプライムで配信中(シーズン6制作中で、シーズン3まで吹替え有)
  • ジャンル:IT業界を舞台にしたコメディ

ストーリー:冴えないプログラマーのリチャードが、仕事の合間につくっていた音楽ファイル圧縮技術が、実はどんなファイルにも使えて圧縮効率が異常に良い大発明と判明する所から動き始める。

勤め先の社長ギャビンに技術を買い取られるか、ギャビンのライバルで投資家のピーターから出資してもらって自分で会社を興すのか選択を迫られ、リチャードは悩んだ末に会社を興す事を選ぶ。

だけど、IT業界やベンチャー企業あるある溢れるイベントの波が、極度のストレスによってパニック障害になった以降のリチャードを翻弄していくと言う話。

ポイント:まず、1話30分のスタイルで、シーズン1は全8話、映画2本分ぐらいの量なので、かなりの勢いでサックリ見られる作品です。

1話1エピソードで区切りも良く、シーズンラストに数話またぐイベントが起きるのがいつもの構成で、分散しても見やすい筈。

この「シリコンバレー」というドラマ、タイトルの通りシリコンバレーが舞台で、IT業界で一攫千金を夢見るプログラマーや投資家等が主な登場人物なのだが、全編通して上質なコメディなので、好きな人は本当にずっと笑える。

IT業界の仕事物だとか、海外ドラマだとかで食わず嫌いするには勿体無いです。

シーズン1だけでも、投資家へのビジネスプラン提出で事件が起き、社名決めと会社設立で事件が起き、誰を役員にするかで事件が起き、会社のロゴをどうするかで事件が起き、外部から助っ人プログラマーを読んで事件が起き、製品発表会で事件が起きる。

この事件に一緒に立ち向かうのが、ジャレッド、アーリック、ギルフォイル、ディネシュ、の4人の仲間なんだけど、全員曲者かつ、ある分野では優秀だし仲間には違いないんだけど、リチャードも含めて全員が基本的におバカなので、本当に最高なのだ。

チームの良心ジャレッドは、主人公のリチャードに(色んな意味で)惚れ込んでいて会社を移ってくるのだが、一番常識人っぽいのに、一番過去に黒い何かを抱えているのが垣間見えたりする人物。

アーリックは、リチャードを支えてきたインキュベーター(起業家を支える仕事)で、なかなか芽の出ないリチャードを切ろうとしていた矢先に舞い込んだ話に図々しく乗っかってくる超トラブルメーカーなのだが、ここぞと言う時に突破口を開く、そんな頼もしくも愛おしいクソ野郎担当(シーズン4で降板なのが悔やまれる)。

ギルフォイルは、レイシスト(差別主義者)でサタニスト(悪魔崇拝者)のブラックジョークや皮肉ばかり言っている凄腕エンジニアで、本編を見れば分かるが劇中一番頼りになるし、例の猫目やパジャマ等のお茶目さあり、ファンも多いだろう。

ディネシュは、パキスタン出身のエンジニアで、いつもギルフォイルに弄られていて、ある意味一番普通の人だが、調子に乗りやすく、小ずるい所があり、非常に人間味溢れている。

そんな癖の強い4人をどうにか束ねて、パニック障害持ち凄腕プログラマーのリチャードはIT業界を生き抜いていかなければならないのだが、細部にまで凝ったリアルな物語に、笑いながらも起業って大変だなと思う筈だ。

実際のIT業界と言うか、シリコンバレーあるある的な要素を集めて作られているので、どこかで聞いた事のあるエピソードもちらほらあり、そこがまたリアリティに繋がっている。

何度も敵として立ちはだかるライバルのギャビンも含め、全員どこかバカな所があり憎み切れないキャラクターなのも上手い。

製作者は「リストラマン」や「26世紀青年」を作った人なので、まあ、納得と言った所。

これ、知っていればコメディとして期待度が上がったのではないだろうか?

あと、この作品、かなり面白いのだが、結構下ネタが激しいので、一緒に見る人は、選ぶ事をお勧めする。


下ネタが激しい事を除けば、おススメできる傑作海外ドラマなので、Amazonプライム会員で、まだ見てない人は是非見てみよう。

数話見れば、後は一気にラストまで見たくなる筈だ。


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