物語を独自分類する方法。その1:「一本線を引く」事から始める種類分け

前置き

このサイトでは、物語の類型・種類・カテゴライズ、言い方は様々だが、パターンをいくつも紹介してきた。

その中でも最も力を入れているカテゴライズは、「物語の構造」による分類だ。

その度に何度も紹介してきた「セーブザキャット」と言う脚本本は、お馴染みだろう。

「セーブザキャット」の中で、物語を「10種類に分類」する事に成功したブレイク・スナイダー先生に敬意を払い、勝手にブレイク・スナイダー方式とこのサイトでは呼ばせて貰っている。

そのブレイク・スナイダー方式を、このサイトでは整理・発展させ、独自コンテンツとして「132種類に分類」を試みている。

具体的に、より詳細な物語毎の構造を紹介しようと、仕事の合間に執筆を進めているのが現状だ。

その成果や考え方については、

あたりの関連記事に軽く目を通して貰えば、何となくわかる筈だ。

と、前置きは、このぐらいにして今回の話題に入ろう。

独自のカテゴライズが有用な理由

このサイトは、132種類の物語構造に沿って独自のカテゴライズを行っている。

だが、それは、物語を線引きする唯一の分類法ではない事も、このサイトの関連記事を読んでくれている人なら、もう気付いてくれていると思うし、読んでいない人なら「何を当り前な事を」と思ってくれるだろう。

カテゴライズの仕方には正解や間違いがあるが、カテゴライズをする線引きには、正解も間違いも無く、そこには無限の可能性がある。

例えば、構造ではなく表現のカテゴライズとして「時代劇・現代劇・近未来SF」と言った様な時代による切り分け方も出来る。

ここで言いたい事は、既に分類済みのカテゴリーを理解して使いこなす以外に、自分独自の物語に対して切り分ける目を持つ事も、非常に有用だと言う事だ。

それには、独自カテゴライズに、意味があり、価値があり、誰もがするべき事である事への理解と納得が必要になる。

また、小難しい話になりそうなので、話を少し砕こう。

創作者一人一人が、自分ルールでカテゴリーを分ける事は、創作者として世界を見る目を養う上で、とても重要な事だ。

ダメ? じゃあ、もっと砕こう。

自分流の整理術を作ると、自分に必要な物を簡単に見つけられるようになる。

まだ? え~と、じゃあ。

自分の引き出しを、自分流で整理できた方が、作業がはかどる。

と、とにかく、分類って「整理のルール決め」で「必要な物を、次から簡単に探す」為にする事、ってことだわさ。

わ、わかった?

まずは、一本線を引く

整理の第一歩は?

そう「要る」「要らない」や「ある」「ない」だ。

例えば、このサイトの132分類の場合、エンターテイメント系物語とアート系物語と言う視点で、最初に線を引いている部分があると見ていい。

アート系は、表現に重きを置いているが、ブレイク・スナイダー方式自体は、構造に重きを置いた分類なので、正反対の性質がある。

なので、アート系作品を創りたい人からすると、このサイトの132分類や、ブレイク・スナイダー方式は、役立つ事はあっても、そのまま適応出来るモノでは無い。

アート系は、表現と言う視点で別に分類する必要がある訳だ。

また、長々と説明してしまった。

え~と、とにかく、最初は線を引く事から始めるのだ。

「白」「黒」決めれば、それが分類の第一歩

野菜か果物か、植物か動物か、獣か人間か、そういった単純な分割で、自分にとって必要な「分類の入り口」を探すのだ。

男主人公か女主人公か、みたいな入り口で良い。

大事なのは、創作者や分類者自身にとって、その分け方に意味がある事だ。

まとめ

今回は、長い連載にならない様に気を付けて短期集中、一記事も短くまとめたい(反省&希望)。

次回は、更なる分類を、物語の分類に絡めて紹介したい(予定)。

それでは、この記事を含め、このサイトが創作に役立ったり、新たな作品の出会いに貢献する事を祈って記事を締めたい。

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