【物語の作り方】その3:物語を簡単に作る為に準備する事とは?

宿題は、やって来たかな?

はい。

宿題なんて言ったけど、まあ、要するに「実際に行動しましたか?」って所ですね。

あ、言っておくと大半の人は、この記事を読んでも「行動」なんて、そもそもしないと思います。

八割は、行動しません。

まあ、宿題をしないペナルティも、ここには無いですからね。

そもそも、私は宿題って、あまり意味無いと思ってます。

悪い事でもない事に対してのペナルティは、もっと無意味です。

この記事は、ですね。

この記事を読んでいる全ての人に向けて書いています。

ですが、一番読んで欲しい相手は、その中でも限られています。

「まあ、簡単だって言ってるし」って感じでも良いです。

前回のお題、ここで言う宿題を「自主的にやってきた」人が、一番読んで欲しい相手です。

それは、ですね……

物語を作るにあたって、あなたと言う「主体性」が必要だと私は考えているからです。

この記事に書いてる事を実践する上でも、これから先の記事でもです。

あなたの物語をつくるのに、そこに、あなたにとって「有益で必要な行為」と言う認識が無いなら、あなたがストーリーテリングをする意味がありません。

「伝えるべき価値ある物事を、ストーリーテリングによって誰かに伝えたい」と、まだ本気で思えていないなら、無理にする必要はありません。

この記事シリーズを読まない人は、そもそも物語つくりに興味が無い人です。

行動こそしないけど、読んでくれる人は、興味がある人ですね。

行動までする人は、何らかの意味で「必要」だと感じている人です。

この「自分で必要に感じる」状態が、大事なんです。

人は「自分で必要」とか「欲しい」と思わないと、そもそも主体的な行動をしません。

更に言うと、必要に関しては「もっている物」で、どうにかしようとします。

ですが、そこであなたが、「これは必要だ」と思ったり、「この技術が欲しい」と思って「もっていない物を求めて行動する」所まで来ているなら、あなたは二割の少数派です。

その姿勢を形成するのは、あなたの意志無くして不可能です。

他人から言われて、その姿勢をとる事は、かなり難しいんです。

他人に言われて「納得しない状態」で姿勢を変えても、やらされる状態になってしまうからです。

他人に言われて姿勢を変えるには、あなたが心から尊敬する相手に諭されないと、恐らく出来ません。

そういう意味で最初から「必要」を感じて、「行動」に移せているあなたは、とてもラッキーな人です。

なぜなら、多くの「憧れている」けど「行動出来ない」人達とは、既に違うからです。

最初の簡単な行動を惜しまなかった、あなたは、既に大事な素養を持っています。

また、ここまで読んで、行動してみようと自主的に思えたあなたも、素直だし、素養があります。

この記事シリーズを順に読み、行動し、階段を一段ずつのぼっていく結果「なるほど、確かに簡単だけど、大変だった。でも楽しかった」って感じに、ストーリーテリングが身につく筈です。

ここまで読んでも行動しない人は、そもそも本当の意味で、この記事が「まだ」もしくは「そもそも」必要が無い人なので、知識として読むなりして、楽しんで貰えると嬉しいです。

って事で、宿題はやってきたかな?

そう、前回の記事で書いて貰った「伝えるべき価値がある物事」の事だよ。

ああ、ちなみに、頭の中でちゃんと思い描いてるよって人、後半になるにつれて記憶力ゲーム状態になるかもしれないから、完全記憶能力とか、関連付けによる記憶法とか、そういうスキルを持っていないなら「見える化」した方が、簡単だよ。

まずは、簡単に

はい。

って事で、いつも通り前置きが長くなりましたが早速始めましょう。

前回の記事で、物語を手紙に例えました。

覚えていますか?

あなたが「伝えるべき価値がある」と感じている事を、文章を通して、誰かに伝える。

つまり、あなたが「伝えるべき価値がある物事」を宿題で、自主的に、自分の本心として既に書いてきたのなら、後は相手を決めて、どう伝えるかを考えるだけ。

ええ、本当に、それだけです。

いきなり大作に取り掛かるのは、難しい事をしようとしています。

難しい事をしようとすれば、当然ですが思い通りに出来ません。

まずは、小さく、コンパクトに、シンプルに、思い通りに物語を作れるように始めましょう。

小さくなんて面白くないって気持ちも、まあ分かります。

かっこよくないですよね。

でも、今ってかっこよさを優先させる必要、ありますか?

ほら、スポーツで言うなら、例えば、サッカーならですよ。

あなたが取り掛かろうとしている大作は、もしかしたらですよ?

相手チームと自分のチームを集めて、全員がルールを把握してて、広い場所で試合をする、そんな感じかもです。

その方が、確かに何倍も楽しいです。

ですが、まずは、ゴールの前に立って、ボールを地面に置いて、キーパーもいないゴールにシュートを綺麗に決めるとか。

壁でも良いですが。

もしくは、友達を一人誘って、テンポよくパスを繰り返すとか。

え、例えが下手?

ああ、なら、野球なら、キャッチボールから始めようって事です。

これで、分かりますか?

そんな所から始める方が、レベルアップする階段の段差が小さくて済むと思いませんか?

何も、ひたすら基礎体力をつけるために走り込みを、サッカーなのにさせようなんて事では無いです。

出来れば「楽しんでやろう」とかって、前向きな姿勢で取り組んで貰えると、あなたの為になります。

自主的で、主体的な姿勢なだけで、何倍も吸収出来るし、やっている内に楽しくなるからです。

今は別に見たくない映画だと思って見るよりも、見ようと思って見る方が、同じ映画でも楽しさに差が出てくるのと同じですね。

物語を自分「以外」へ宛てるべき理由

出来ましたか?

「伝えるべき価値がある物事」は、決まっている筈です。

どんな物でも、構いません。

メッセージ性とか、テーマ性とか、深い事を考える必要は何もありません。

格好つける必要もありません。

こういうシチュエーション、熱いよねとか、エロいよね、で良いです。

もちろん、深い事を考えても良いんですが、要は考えやすい様に考えてください。

「これってエモくない?」ぐらいの軽いノリで十分です。

「僕が考えた最高のファンタジー」でも良いです。

大事なのは、あなたが本心から「誰かと共有したいし、その価値がある」と思っている事です。

「私の考えた最高のキャラクターをみんなに届けたい!」とかで、構わないんです。

自由過ぎると何をしていいか分からないって人は、あなたの好きな作品を、同じ趣味の大親友に薦める事をイメージして下さい。

「こういう所が尊い」とかで良いです。

イメージ出来ましたか?

では、次は、誰に伝えたいか、イメージしてください。

友達でも、SNSのフォロワーでも、家族でも、とにかく「伝えるべき価値がある物事」を「伝えたい相手」を想像してみて。

実は、これが出来ていない創作者って、かなり多いです。

つまり、読ませる相手がいない手紙を書いて、誰が読んでも自分に宛てられていない誰かへの手紙状態で、物語も作ってしまう人ですね。

そういう人は、大抵ですが自分に宛てて手紙を書いています。

そうなると、自分とそっくりな人にしか響かない作品になります。

この、自分に宛てた手紙状態って、特定の誰かに宛てた手紙と何が違うのかって言うと、圧倒的に情報の伝達能力に差が出てきます。

それは、自分に宛てると、自分が知っている事が省略されたり効率化されたりする事で、自分では分かるが、他人には分からない状態になりがちだからです。

例えば、散らかった汚い家を思い浮かべて下さい。

ゴミ屋敷でも良いです。

その家主に「この家の家具とか、ゴミとか、どういうルールで置いてあるんですか?」と聞いてください。

「どれもゴミじゃない。これは、私のルールで置かれている。勝手に触るな」とか、平気で言う筈です。

あなたは「そんなルール、他の人が分かるわけ無い」と、当然思いますよね?

自分に宛てた作品とは、そういう作品に陥る事が多いと言う事です。

ああ、でも、自分みたいな誰かに宛てる場合は、大丈夫です。

あくまでも自分宛ての姿勢に、落とし穴があると言う話です。

自分に似てても、他人は他人ですからね。

情報を伝える練習

「伝えるべき価値がある物事」と「伝えたい相手」が決まりましたね?

じゃあ、今度は伝えたい相手に伝わるように、まずは対話してみましょう。

はい。

物語では無く、手紙でも無く、対話です。

想定した相手に伝わるのであれば、形式は問いません。

実際に人を用意しても良いですし、想像の誰かを相手にしても良いです。

例えば、こんな感じです。

伝えるべき価値がある物事:呪われた相棒が最高って事

伝えたい相手:オタクな友達

あなた「呪われた奴が相棒になる話って良いよね」

友達「どこが?」

あなた「最初は敵なんだけど、共通の敵とかが出てきてさ、仕方が無く一緒に戦うのとか」

友達「あるある」

あなた「主人公がピンチのタイミングで、相棒が文句言いながら助けてくれたり」

友達「あ~、確かに、それは良いよね」

あなた「主人公と元々の仲間の間で相棒が揺れたり、悩んだ末に主人公を選んだり」

友達「うんうん」

あなた「最後は主人公の為に犠牲になって死ぬんだけど、死に際に主人公と会えたから呪われたのも悪くなかったとかね」

友達「泣くね、それは」

とか、そんなんで良いです。

形式も何も、問いませんし、上記の例は、一例に過ぎません。

ポイントは、対話によってあなたが伝えたい事を引き出してもらう事。

そして、シミュレーションの中で、伝えたい人に、そもそも伝わりそうかどうか確認出来ると言う事。

例の場合は、伝えたい事が刺さりそうな相手を選んでいるので、相手が察してくれている部分もありますね。

これを、大勢に向ける場合等は「道行く知らないおじさん・おばさん」とか「興味なさそうな小学生」等を想定してシミュレーションする事で、難易度を鬼の様に上げると共に、どうすれば伝わるかを考える練習が出来ます。

当然、相手があなたと知識量に差があったり、予備知識の無い人ほど、具体的に、分かりやすく、簡潔に語る必要が出てきます。

ちなみに、この対話シミュレーションで、伝えたい事をイメージ通りに伝えられない場合ですが、手紙にしても、物語にしても、同じようにイメージ通りには伝わりません。

その場合は「自分の中の伝えたい事のイメージやポイントが曖昧」か「あなたが伝えたがっている相手の選択を間違っている」等の理由が考えられます。

とにかく、まずは「伝える」事が出来ないと、どうしようもないです。

マラソンで例えるならペース配分や基礎体力以前に「思い通りに走る」事が出来ない感じです。

そもそも走り方がわからないのか、悪路を走ろうと頑張っているのか、そこから考え始める必要がある人も、稀にいます。

こればかりは、「走りやすい道を走り込む」事でしか会得出来ません。

対話であれば、心置きなく話をできる相手を見つけ、とにかく何でもいいから会話して、想いを伝える練習をしましょう。

単に対面の会話が苦手な場合、ステップを飛ばして、次に行きましょう。

文章で伝える

対話で伝える事が出来たのですから、文章でも伝えられる筈です。

同じ相手に、手紙でも、メールでも、メッセージでも良いので「伝えるべき価値がある物事」を伝えてみてください。

やはり形式は問われません。

最初は、乱文、駄文、長文で良いので「一発で伝わる」様にだけ気を付けて、伝えてみましょう。

相手に「で?」とか「何を言いたいの?」って返信されない様に、と言う意味の一発です。

やってみると分かりますが、慣れないと文章で一発で伝えきるのは、難しく感じるかもしれません。

メッセージアプリやメールの場合は、言葉でキャッチボールが出来る為、そこまで考えて文章を練った事が無い人も大勢いると思います。

ですが、物語として伝える練習としては、あなたから一方通行で伝えたい事を伝えきれる能力が必要になってきます。

どうでしょうか?

難しく感じますか?

難しい場合は、もしかしたら階段の段を飛ばそうとしているかもしれません。

何が難しいでしょうか?

文章の形式が問われないと言う事ですので、難しいと感じるのは、文章の難しさ以外の所にあります。

あなたが「伝えるべき価値がある物事」と思っている物に対して「伝えられるほど理解が及んでいない」のかもしれません。

当然ですが、その状態では難しく感じますし、物語の形にしてもイメージ通りに伝える事は出来ません。

どうしても理解出来ない、考えが、伝えたい事がまとまらないと言う人も、中に入るかもしれません。

そういう場合は、例えば、自分を「誰か」にして、誰かに「自分」をやってみて貰って下さい。

シミュレーションではなく、理解のある知り合いに、実際に頼る訳です。

その人が「自分」として、あなたを「誰か」として、あなた宛てにその人の考える「伝えるべき価値がある物事」を伝える手紙を書く過程を共にすれば、あなたは、その知り合いからコツを伝授して貰える可能性に恵まれます。

そんな知り合いいないって人は、それなら「伝えるべき価値がある物事」や「伝えたい相手」を変える事で、解決する時もあります。

どうでしょうか?

一発で伝えられる文章には、出来ましたか?

絵で伝える

そもそも文章で伝える事を想定していない物を伝えようとしている場合がありましたね。

それに、文章よりも絵の方が上手さにも寄りますが情報量が多くなります。

文章が、どうしても苦手と言う人は、一発で伝わる絵を描いてみるのも、ありです。

要するに、あなたの中の「伝えるべき価値がある物事」を見える化して、あなた以外の誰かに伝える事が重要な訳です。

終わりに

簡単に物語を作る為に準備する事について、って感じでした。

ステップを順に消化していけば、簡単に出来たと思います。

美文とか、超画力とか、簡潔とか、完璧を求めているなら、それは、今は止めましょう。

分不相応の完璧主義は、邪魔なだけです。

  • あなたが「伝えるべき価値がある物事」を認識し、理解している
  • 自分以外の誰かに対して、伝えて共有したいと思えている
  • 相手に対話で伝える事が、どうやら出来そうである
  • 相手に文章や絵で伝える事が、頑張れば出来そうだ

以上のステップを、不格好でも、時間をかけてでも、投げ出さないで出来ていれば、それで今は完璧です。

出来ているか自信が無くても、最初はそれで良いです。

ここまで出来ていれば、あなたには、

  • 自分の伝えたい事を認識する能力
  • 伝える相手をシミュレーションする能力
  • 伝える為に情報を組み立てる能力
  • 伝えたい情報を、見える化する能力

が、十分に有ると言う事です。

レベルアップの階段を、のぼってる感じしませんか?

それに、最初は要領が分からなくて大変かもですが、どれも、もしくは、どれかは、慣れれば簡単に出来ませんか?

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