【物語の作り方】その5:登場人物の行動に動機を合わせてデザインする方法とは?

行動のデザインは出来たかな?

あなたには「伝えるべき価値がある物事」があって、それを伝えたい相手もいる。

物語を作る為の大事なルールとして「登場人物の行動を、伝えたい事に合わせてデザインする必要がある」って事も理解した。

スポーツで言えば「ルールで、まずは得点の入れ方を決めよう」って状態だね。

じゃあ、今回も簡単な物語づくりを始めよう。

伝えたい事に合わせた行動を、小さな物語へ

前回の記事を読んで、自主的に宿題をやってくれた人なら、いくつか登場人物の行動をストックしている状態だと思う。

その中から一つ選んで欲しい。

で、選んだ行動を中心に、簡単な物語を作ってみて欲しい。

え?

唐突が過ぎる?

そう感じる人の為に、いくつか助言をしよう。

いや、そう感じちゃいない人も一応読んで欲しい。

これは、スポーツで言えば「あなたがルールを理解する為」に用意された練習試合だと思って貰えると良い。

スポーツなら勝ち負けではなく、ルールの理解をして、体験する事が目的だ。

絵を見て欲しい。

その上で、まずは行動に合っているグラウンド、つまり物語では世界を簡単に作り、その上に登場人物と共に行動を置いてみよう。

まだ、詳細に作る必要はない。

簡単に作ろう。

世界の上に登場人物と行動を置いたら、次はどうするか?

「行動には動機が必要」って聞いた事無いかな?

スポーツで言えば「相手に勝ちたい」とか「楽しみたい」とか「高い年俸や賞金が欲しい」とか「活躍してモテたい、チヤホヤされたい」みたいな、選手のモチベーションに繋がる物だ。

簡単に言えば、登場人物の持つ「欲望」だ。

この動機、つまり「欲望」があるから、登場人物は「行動」する

これが、物語に限らない「行動」の基本なんだ。

だから、物語の中で登場人物が「行動に至る動機」を簡単に決めてみよう。

人によっては、ここで、選んだ行動によっては、動機の設定が難しいと感じられる物があると思う。

「伝えるべき価値がある物事」を表現する為にデザインされた「行動」には、「欲望」による「前向きな行動」か、「状況」による「背中を押された行動」かの違いがあるからだ。

  • 「欲望」による「行動」は、「幸せになりたい」が基本。
  • 「状況」による「行動」は、「不幸になりたくない」が基本。

わかった?

まだ良く分からない?

つまり、え~と。

例えば、

  • 賞金のあるスポーツの大会で、どうしても優勝したい。だから勝つために努力する。

って行動は「幸せになりたい」って言う動機による行動なのは、分かる?

反対に、

  • 殺人鬼のいる山荘とは知らずに遊びに来てしまった。生き残る為には、何が何でも逃げ切るしかない。

って行動は「不幸になりたくない」って言う動機による行動だよね?

ここまで分かれば、後は簡単。

あなたが自分で選んだ行動に、合わせた「シチュエーション」を考えるんだ。

上で出した例みたいにね。

  • 「伝えるべき価値がある物事」を表現した行動を選ぶ。
  • 「欲望」か「状況」、合っている方のシチュエーションを設定して「行動」に導く準備をする。
  • 「欲望」か「状況」、合っている世界観や登場人物を設定する。
  • 物語として、動かしてみる。

これが出来ると、物語を通して登場人物の「動機」が見えて、自然に感じない?

「動機」が見えるって事は、物語の中で登場人物が「何を目的に行動する」かも見えてくると思う。

この「行動」「動機」「目的」が見える状態になれば、世界と登場人物を使って物語として動かす事が出来ると思う。

短くていい。

ワンシーンで構わない。

「起承転結」も「序破急」も「3幕構成」だって、知らないなら良いし、知っていても今は気にしないで良い。

「伝えるべき価値がある物事」が、登場人物の行動によって伝わる物語であれば、完璧だ。

それは、あなたがちゃんと「物語」の基本を、実践出来ていると言う事に他ならない。

終わりに

あなたは、伝えたい事を認識し、伝えたい相手がいて、それを物語にして伝えようとしている。

その為には、物語の登場人物の行動を通して、伝えたい事が伝わる様にデザインする必要があると分かった。

物語として、登場人物の行動を通して伝えたい事を伝える為には、登場人物に動機が必要と言うのが今回の学びだ。

動機には、欲望と言う内から湧き上がるモチベーションと、状況と言う外から迫りくる脅威を乗り越える為のモチベーションに、分けられる事も分かった。

今回で一気に物語作りとして、前進した感じ、しない?

で、毎回聞いてるけど、簡単だったよね?

じゃあ、また、良かったら次回の記事でお会いしましょう。

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