主人公の見た目と中身にギャップがある作品特集

あり得ないギャップこそ魅力

今回は、見た目と中身のギャップが大きい作品を軽く比較しながら、紹介します。

老女的幼女ひなたちゃん

見た目は幼女、中身は88歳のおばあちゃん。

2015年からコミックゼノンで連載されている作品。

大往生したと思ったら、赤ちゃんになっていた。

前世の記憶を持って生まれ変わったおばあちゃんが、幼女として新しい人生を生きる話。

名探偵コナンと違ってサクサクと成長していく中で、主人公と同じ様に前世の記憶を持つ別の幼女が現れたり、前世所縁の人物と再会したりと、輪廻転生物としても非常に有能。

もっと流行って欲しい(願望)。

2話までの公式立ち読みはこちら

名探偵コナン

見た目は子供、頭脳は大人。

週刊少年サンデーで人気連載中の国民的漫画作品であり、ミステリー漫画の定番だ。

知らない人の方が少ないと思うが、だからこそ触れるだけは触れておく。

主人公の工藤新一が、天才高校生探偵として警察に協力して難事件を解決し活躍している所から、物語は始まる。

ある日、新一は謎の組織の裏取引現場を目撃してしまう。

そこを、運悪く組織の人間に見つかり、口止めの為に謎の毒薬を飲まされてしまった。

しかし、新一の目が覚めると幸い生きていた。

だが、薬の副作用によって身体が小学生程度にまで縮んでしまっていたのだ。

新一は、組織に自分が生きている事を悟られぬように江戸川コナンと言う偽名を名乗り、元の姿に戻る為に事件の真相を追い始める。

と言うのが、名探偵コナンのメインストーリーだ。

歩く先々で事件に遭遇しまくる死神扱いをネットでは受けているが、コナンの目的は組織を倒して安全な状態で元の姿に戻る事にある。

毛利小五郎に麻酔針を刺し、声を借りて解決に挑む、そんな物語の大半を占める小さな事件は、サブストーリーに過ぎない物も多い。

なので、ここ数年ではメインストーリーの進展が遅い為に、メインストーリーが進むとネット上で話題になると言うおかしな状態になっていたりする。

人気キャラクター安室さんの活躍によって新規や出戻りのファンも増えている為、まだまだ熱い作品である。

よいこ

見た目は大人、頭脳は子供。

古い作品になるが、設定は、言ってしまえば逆コナンである。

ちなみに、コナンの連載開始が1994年でよいこが1995年である。

主人公の江角風花は小学五年生なのだが、見た目が大人びている。

別に薬を盛られた訳でなく発育が良いだけなのだが、美女の中身が小学生と言うギャップから、様々な事件が起きる。

大人に間違われたり、子供特有の馬鹿な失敗をしたり、そう言った事件の数々がピュアな主人公の思いもよらぬ行動で、おかしな方向に転がっていく、そんなコメディ作品だ。

TBS系列で何気にアニメ化もしている。

今読むと平成初期感満載なので、そういう楽しみ方もありかも。

ビッグ

見た目は大人、中身は子供。

1988年、トムハンクス主演の名作コメディ映画である。

魔法によって大人になってしまった少年の物語で、子供目線を武器に大人として成功してしまう描写は見ていて面白く気持ち良い。

幼女戦記

見た目は幼女、中身はエリートサラリーマン。

2011年よりウェブ版から連載されてきた本作。

ひなたちゃんと比較すると、かなり絶望的な輪廻転生物である。

徹底した利己主義と合理主義と諸々の果てに恨みを買って殺された、そんなエリートサラリーマンが主人公だ。

主人公は、死の直前に神に語り掛けられる。

だが無神論故に、傲慢な性格から「つい挑発」してしまい、怒りを買い、戦争中の異世界へと記憶を持ったまま生まれ変わらされてしまう事で物語が始まる。

そんな幼女戦記だが、まだ内容を知らない人に向けて簡単に説明すると、以降の基本的な流れは「こち亀」である。

異世界の少女ターニャとして生まれ変わった主人公は、持ち前の頭脳によって異世界でも高い能力を発揮していく。

だが、ある程度主人公が調子に乗ると、いわゆる大原部長ポジションにいる神が、あの手この手でもう一度奈落の底へと突き落とすのだ。

ターニャは、どんどん出世していく。

しかし、どんなにピンチを乗り越えても、根本的な状況改善は、まるで起きない。

その、登っては突き落とされを繰り返すのを見守りながら、それでもターニャが登っていく姿を楽しむのが本作の楽しみ方の一つだ。

タイトルや主人公の設定で読んでいない・見ていない人も、こち亀やドラえもんが楽しめるなら、十分楽しめる筈だ。

架空戦記物としても面白く、見応え読み応えのある戦闘描写を楽しんで貰いたい作品でもある。

オーバーロード

見た目は魔王、中身はゲーマー。

2010年からウェブ版が連載されていた本作。

気が付いたらゲームのアバターになり、ゲームの世界にいた。

そんな風に物語が始まるのだが、同系統の作品と大きく差別化出来ているのは、主人公が正義では無い所だろう。

正義でない作品はあるが、ここまで悪に踏み込んでいる作品は珍しい。

主人公の勢力がゲームプレイ時に蓄積した圧倒的な戦力を持って、現実化したゲーム世界を手中に収めようと暗躍する流れは、ファンタジー世界の魔王その物だ。

圧倒的な支持を受け、人気もある本作だが、人を選ぶ作品でもある。

主人公を崇拝する家臣達の高い意識と勘違いから、壮大な計画が練られて物語の大半が進むのだが、大きな話の導入部は基本的に毎回ギャグである。

だが、いざ計画が進行すると、ゲーム世界とは言え大勢の人が軽く死んでいく。

つまり、ここでゲーム世界と見るか否か、主人公に正義が残っているか完全な悪かの判断で主人公への心証に大きな差が出る。

設定上、主人公はアンデッドの肉体のせいで感情の起伏が減り、倫理観が狂っている。

とは言え、昔からの記憶や常識を持ったままの状態である。

そんな主人公によるゲーム感覚の敵への大虐殺を見て「主人公強いカッコイイ」と感じる事が出来るかどうか、作品との向き合い方によって、印象は大きく変わってくるだろう。

また、その何とも言えない気持ちを想起させる為なのか、敵サイドの描写にかなり力が入っている。

ゲームの世界なのに、全てのキャラクターに人生がある事を連想させるのだ。

その為、主人公に蹂躙される側に立った人達の最後や、そこから続いていくバトンの行く末を見守る事になり、王道ストーリーを期待して見た人は、どちらが主人公なのか分からなくなるだろう。

だが、主人公を魔王と認識して、その世界征服計画を見守る様な肯定的視点を持てれば、新感覚の物語として楽しめると思う。

異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術

見た目は魔王、中身はゲーマー。

2014年から連載されているライトノベル作品。

似た設定の作品が多い中、アニメ化までしたので紹介。

設定が少しオーバーロードと似ているが、主人公の中身と見た目とのギャップがある作品としては、こちらの方が光る物がある。

主人公はコミュ障のゲーマーで、趣味でゲーム内で一人魔王をしていた。

そんな主人公が、魔王をしていたゲーム世界に召喚されてしまい、自信のアバターと一体化してしまうと言う話なのだが、コミュ障設定によって主人公は魔王を演じる事となってしまう。

魔王を演じていないと、まともに他人と会話が出来ないのだ。

なので、根は善人なのに、魔王っぽい事を言いながら、基本は正義の為に行動すると言った感じで物語は進行していく。

言ってしまえば、コミュ障が無ければ王道ストーリーである。

だが、コミュ障と言う欠点によって、この作品は物語の魅力を高められている。

オーバーロードはNPCから受ける尊敬の念を維持する為に魔王を演じ続けるが、こちらの作品では魔王を演じないと会話も出来ない為、ギャグや主人公自身の魅力ではこちらに軍配が上がる人もいるだろう。

ただ、エッチな表現が多いので、そっちでかなり人を選ぶ。

はたらく魔王さま

見た目はフリーター、中身は魔王。

2011年、電撃文庫より刊行。

アニメ化もされた人気作。

オーバーロードや異世界魔王とは逆に、魔王様が日本に来てしまい、魔力が枯渇して一般人としてバイト生活を送ると言う話。

バイト生活しながらも力を取り戻そうとしたり、勇者と再会したり、家臣と再会したりとイベント盛りだくさん。

アニメ2期は無いのかな……

花ざかりの君たちへ

何度かドラマ化もされた少女漫画。

一応、男装なのかなと紹介。

憧れの人に会う為、男子校に女子高生が性別を隠して入学すると言う話なのだが、何度もドラマ化されるだけあり面白い。

女性はもちろんだが、男性が読んでも原作の方は楽しめます。

桜蘭高校ホスト部

アニメ化に恵まれ、実写化もした人気少女漫画。

こちらも花君と近い男装物。

ホストと言うワードで避ける人もいるかもしれないが、花君と同じく男性が読んでも面白い名作漫画だ。

だが、何と言ってもアニメの出来が抜群に良い。

未視聴なら、まずアニメから入って、主人公達の魅力に触れて貰いたい。

トッツィー

見た目は女、正体は男。

1982年、ダスティン・ホフマン主演の名作コメディ映画。

魔法では無く、女装によって女優として成功していく俳優が、共演者の女優を好きになってしまい歯車が狂っていくという話。

ミセス・ダウト

見た目は家政婦、正体はパパ。

1994年、ロビン・ウィリアムズ主演の名作コメディ映画。

トッツィーと同じく女装する話だが、騙すターゲットは自分の家族。

俳優以外脳が無い事で離婚してしまい子供に会えなくなった主人公が、子供に会う為に家政婦に化けるのだが、家政婦を演じる事で、演じれば何でも出来る有能さに気付くのが面白い。

デトロイト・メタル・シティ

見た目は悪魔、中身は気弱男子。

2006年、ヤングアニマルで連載されていたギャグマンガ。

デスメタルバンドのボーカルをしながらポップ歌手を裏で目指す主人公が、周囲の勘違いとデスメタルの素質によって伝説を作っていくギャグマンガ。

実写映画の再現度も高く、デスメタルに興味が無くても爆笑出来る作品。

※思い出したり発見したら追加する予定です。

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