動機こそ物語のエンジン
動機とは、人や動物と言った意志を持つモノが行動する理由である。
事件物やミステリー物では、犯人の動機が非常に重要な要素として探られる。
動機が分かれば、行動者が求めている事が分かる。
事件であれば、そこから犯人の狙いを推測し、事前に止めたり、捕まえる事に役立つ。
この「動機」と言う物は、意思を持つモノが行動する以上は、必ず存在する物だ。
物語に登場人物が存在すれば、登場人物の全員が何かしらの動機によって行動をしている。
行動が物語を動かし、動機は登場人物を動かす。
行動は回転する車輪や足であり、動機はエンジン等の動力、登場人物は車体等のボディの様な物なのだ。
つまり、動機を持った登場人物を創れれば、ちゃんと動く物語を創れると言うわけである。
動機が登場人物に行動を促し、行動が登場人物を目的・目標にまで運んでくれる。
もし、物語が動かないと感じたなら、
- 登場人物
- 行動
- 動機
に、まずは注意を払うと、原因が見える筈だ。
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