キャラクター要素【フィジカル】

キャラクターのフィジカル情報

キャラクターは、

  • パーソナル情報
  • フィジカル情報
  • メンタル情報
  • キャリア情報

の4要素を満たすほどに、ディティールの細かいキャラクターの創造が出来ます。

の記事で説明していますが、今回はその中で「フィジカル情報」に絞って説明します。

フィジカル情報とは?

フィジカル情報とは、肉体的な情報です。

肉体的と言いますが、この場合、広義の意味では「見た目」の情報を主に指します。

引き継ぐフィジカル情報

引き継ぐフィジカル情報とは、キャラクターが親から引き継ぐ肉体的情報になります。

主に、遺伝情報によって決まる肉体的特徴と言う事です。

  • 毛色:人種によってバラつきがある特徴。アジア系や黒人系は黒が多い。白人系は金、茶、黒、赤とバリエーションに富むイメージがある。人種で厳密に分けるとかなり細かくなる。また、病気や遺伝子の突然変異でアルビノに、老化やストレスで白に変色する。白熊の毛色は透明。フィクションでは、緑、青、桃などがある。
  • 毛質、毛深さ:太さや、直毛かパーマがかかっているか、等。成長途中で質が変化する事があり、直毛の人が突然パーマになる事もある。また、身体の部位によっても毛質は異なる。熊は全身が陰毛の様な剛毛だったりする。
  • 肌色:人種や環境によってバラつきがある特徴。日照時間が長い、強い地域では日焼けによって濃くなる場合がある。これも毛色と同じく、厳密に分けるとかなり細かくなる。
  • 肌質:張りや保湿量等でコンディションが変わる。また、体の部位によっても全然違う。とりあえず赤ちゃん肌が最上位。
  • 瞳色:人種によってバラつきがある特徴。黒、茶、灰、碧、等が代表的。フィクションでは赤や金が華やかで人気。
  • 瞳の大きさ:目のバランスで瞳が大きい程、幼く見える。だが大きすぎると動物的な目に見える為、バランスは大事。瞳が小さい三白眼なんかもジャンルとしては人気がある。マンガではハイライトの有無で雰囲気が大きく変わる。
  • 目の大きさ:目が大きい程、可愛く見える。瞳と同じくバランスが大事な部位。
  • 目の形:垂れ目、吊り目、切れ長目、糸目、丸目、等々。
  • 瞼:一重か二重か、等。
  • 眉毛:目の上部にある毛。有無でイメージが変わる。フィクションでは表情を作り感情を表す為に重宝されるが、現実でも表情豊かな部位の一つ。短太眉と言うジャンルがあったりする。
  • まつ毛:目のスリットに生えている毛。抜けて目に入ると痛い。長い方がセクシーらしい。
  • 目の位置:離れすぎても寄りすぎてもバランスとしては良くない。どちらかと言えば寄っている方が幼く見える。理想は、目の間に目が丁度一つ入る距離らしい。鼻との距離も重要で、両目と鼻で綺麗な三角を作れるぐらいが丁度良い。
  • 鼻の形:鼻筋が通っている方が美しいとされる。鼻の形によって鼻の穴の形も決まってくる。鷲鼻に魔女のイメージがあるのは、ユダヤ人を排斥した過去の名残と言う側面がある。
  • 口:喋ったり食べたり、息も出来たり。大きすぎると下品に見え、小さすぎると貧相に見えるので、バランスが大事な部位。
  • 舌:長さ、広さ等。舌が長いと爬虫類を連想する場合と、セクシーに感じる場合があるが、状況とキャラによる所が大きい。ちなみに猫舌と言う熱い物苦手属性は、可愛いと一部で人気である。
  • 声帯、声質:高い低い、活舌の良い悪い等。鍛える程広い音域の声が出せる。
  • 唇:下唇が厚ぼったいとセクシーに見えたり。厚すぎるとタラコ扱いされる。
  • 歯茎:やはりバランスが大事な部位。口を開いて歯茎が見えすぎると下品に見えるのをガミースマイルと言う。
  • 歯並び:顎の大きさや歯の本数等で条件が変わってくるが、揃っている方が美しいとされる。ただし、八重歯や歯抜けでキャラを立てる事も出来る。八重歯っていいよね。
  • 血液型:親からの影響を受ける特徴。血液型によって輸血可能な血液型が違う。見た目で分かり難く、パーソナル情報にも関連する。昔の輸血可能診断は、両者を採血して血を混ぜて固まったら別の血液型と言う時代があった。
  • 蒙古斑:出来る人とできない人がいる。痣と間違えられる事もある。
  • 病気:遺伝的要因でなりやすさが決まる病気は、かなり多い。

積み重ねるパーソナル情報

積み重ねるとは、時間経過や生活、経験によって変化する要素です。

  • 身長:遺伝情報以外に、食べ物や環境で大きく変わる。背は、ある程度高い方が良いとされ、特定のスポーツでは有利になる事もある。
  • 体重:遺伝情報以外に、食べ物や環境で大きく変わる。身長や体脂肪率等から最適な体重と言う物がある程度存在する。
  • 太り方、痩せ方:遺伝情報以外に、食べ物や環境で大きく変わる。太りにくい人、太っても目立たない人もいれば、痩せにくい、痩せても脂肪が残る人など、太り方、痩せ方にも種類がある。
  • 体型、体格:中肉中背とか、デブとか、ガリとか、痩せマッチョとかゴリマッチョとか。ガリとマッチョは体脂肪率が低く、体感温度が寒く感じられ、免疫も弱まっているので風邪をひきやすくなる為、体調管理が大事。
  • 毛の長さ:髪の毛は一カ月で1cm程度伸びる。体毛は一定でそれ以上伸びなくなるが、年齢を重ねると伸びてしまう様になる毛も出てくる。それらを踏まえて毛の長さをデザインするとリアリティが生まれる。
  • 胸:筋肉や脂肪の量と体質で人によって形が違う。女性の場合は乳房の大きさや形、男性も共通して乳輪の色・大きさ・形、等。男性の場合は、胸や乳首に毛が生えている事も人によってある。服によって隠れる部位であり、服の上からしか表現されない事も。女性の乳房の形状や、男性の胸板の厚さ等は、セクシーさを表すシンボルとして扱われる事が多い。
  • 股間:性器まわり。単純に性別を明確にする為に扱われる事もあれば、下ネタに使われる事もある。日本では基本的に直接的な表現はNGと言う文化がある。性描写が含まれる様なR12~R18指定の様な作品や、アート系の作品になると、間接的、時に直接的に表現される事も多い。異性の性器形状を曖昧なまま表現する人も多く、漫画等では稀に、あり得ない形状をしている事もあるので、漫画表現の鵜呑みは男女共に大変危険である。また、陰毛の有無や生え方も個人差があり、絵画や漫画表現の幅が広い所だったりする。
  • 手:手はキャリア情報にも関わる要素。手は、歴史を物語る。荒れていれば仕事の過酷さを、飾り付けていれば性格や嗜好を表現出来る。
  • 爪:爪の長さや手入れの仕方は、性格を表す材料になる。爪を噛む癖があれば神経質かもしれないし、ストレスを感じているかもしれない等、可能性を秘めた部位だ。
  • 足:美しさ、逞しさ、清潔度、手と同じく様々な物を表せる部位だ。世の中には足を更に部位分けし、様々な脚フェチが存在している。足癖が良い意味で悪い人に魅力を感じる人も存在するのだ。
  • そばかす、にきび、ほくろ:皮膚に出る特徴。見た目にこだわる大勢の人を苦しめる事になる存在。体質によっては出来辛い出来やすいがある。
  • 年齢:実年齢と肉体年齢。一部では合法ロリやロリババァなんてジャンルもある。肉体年齢が若ければ、意外と実年齢は気にしないのかもしれない。ただ、「絢爛舞踏祭」と言うゲームのオニャンコポンと言う事例がある為、中途半端な実年齢設定は危険かもしれない。

行動に現れるフィジカル情報

  • 髪型:キャリア情報にも関わる要素。髪型はキャラクターや世界観を表現する上で非常に重要な要素である。ツインテール等の特定の髪形にこだわりを持つファンも存在する。
  • 喋り方:発声や言葉表現によってキャラクターを立たせる事が出来る。ダイアログに直結する意味でも、非常に重要な要素だ。反対に、喋れないと言う設定で、別のコミュニケーション方法を考える事でキャラクターを特徴的にする事も出来る。人は面白い物で癖と言う物が必ずあり、その中でも口癖は特に印象深いものの一つだ。
  • 利き○○:人は2対ある人体の部位で、主体として扱うのに適している一方が存在する。利き目、利き手、利き足、等があるが、周囲に矯正される事で後遺症が残ったり、両利きになったりと様々な特徴でもある。全体では右利きの方が多いが、左利きの方が優秀な人間が多いと言う通説があったりする。
  • 視力:目の良さ。近視遠視老眼などで一定条件の視界が見え辛くなる事がある。大抵は生まれたばかりでは目が良い事が多いが、稀に生まれつき視力に問題を抱えた人もいる。
  • 色覚:人によって色の見えかたと言うのは違い、稀に一定の色が認識できない人もいる。色覚に異常があるとパイロットになれなかったり実社会で何かと弊害がある。
  • 姿勢:姿勢が人に与える印象は、見た目に現れる為、結構大きい。猫背よりは背筋が伸びている方がはったりだとしても堂々とうつる。
  • 俊敏さ、愚鈍さ:小さく、太っていない程に素早く動けるのが常である。大きく太っているほど動きは遅くなる。
  • 力強さ:体格や筋肉量に関係する特徴。マッシブである程にパワーが上がる。大きく美しい筋肉は正義。

見た目を変えるフィジカル情報

  • 染毛:毛を染めるオシャレ。髪質が痛むが、好きな色に変えられる。
  • 視力矯正:コンタクトレンズ、カラコン、眼鏡、等。眼鏡はステータスである。
  • 入れ墨:和彫りの場合、日本だとヤクザなイメージがある。タトゥーの場合、ある程度ならオシャレに見えるが、受け取り手次第な所も。日本のプールや銭湯、温泉では入れ墨NGの場所が多く、Tシャツ着用や暑い中タートルネック着用の人がいたら、察するのも優しさと言う時がある。入れ墨を消す手術もあるが、かなり痛いらしい。また、使用染料によっては医療器具のMIRで熱せられる物もあるらしく、一定の高度医療が受けられないと言う足枷になる場合もあるので気を付けよう。
  • ピアス:耳のピアスは気軽に開ける人が多いが、最もポピュラーな肉体改造と言う認識が無い人も多い。ピアス好きは耳だけでなく、眉、唇、鼻、舌、乳首、性器と、突起がある所ならどこにでもつけるし、もっと高レベルになると突起が無くても付ける様になる。
  • 身体改造:スプリットタン、インプラント、スカリフィケーション、セイリーン・インフュージョン、割礼、サブインシジョン、等々の肉体改造。ディープな業界があり、「クレイジージャーニー」と言う番組で特集を組まれたりした。グロ耐性無しの人は『検索してはいけない』世界。

意図しないフィジカル情報

  • 虫歯:口内環境の悪化で歯が融けたり、変色する。治療しないでの放置は危険。
  • 火傷:熱傷。高温に身体がさらされた結果の状態。皮膚が赤くなる、水泡が出来る、ケロイド状になる等の段階がある。
  • 痣:何らかの要因で出来る皮膚の変色。
  • 傷跡:皮膚が破損し、修復した痕が残った物。フィクションでは過去の戦いの勲章として扱われる事が多い。手術痕などの場合もある。傷跡フェチの人もいる。
  • 怪我:完治していない傷や骨折等の不調。
  • 病気:完治していない外傷以外の不調。
  • ハンディキャップ・障害:健常と呼ばれる状態の人に出来たり、肉体的にある物が先天的、あるいは後天的に失われた状態。事故で足が動かなくなったり、物理的に失う等。負ったハンディキャップをカバーする器具を利用する事で健常者に近い水準の生活や行動範囲の回復を図るのが一般的。義足等の進歩によって一定条件下で健常者以上の身体能力を獲得するに至っていて、目の見えない人の聴力は健常者の比で無い高い精度を持っている事もある為、健常者より劣っていると言う考えは、もはや古い価値観である。
  • 奇形:「指が一本多い」「両性具有」等の場合もあるし、「脳が無い」「頭が二つある」「足が4本」なんて場合もある。良い方向に働く事の方が少なく、ハンディキャップになる場合が多い。有名な奇形の症例は、サリドマイドや枯葉剤の事件等がある。

架空のフィジカル情報

  • 超能力:スーパーパワー。見た目が変わる場合と、そのままで超常的な力が使える場合と、バリエーションは様々である。
  • 特異体質:変身とか、絶縁体とか、伸びるとか。
  • 数が違う:単眼、三つ目、4本腕等の特徴がデフォルト。
  • 何か生えている:尻尾、角、触覚、羽、翼とか。
  • シックスセンス、霊感:特別な感覚がある。幽霊が見える以外にも未来が見えたり、野生の勘が働いたり。
  • 異人種:人×○○。エルフ、ドワーフ、ハーフフット、フェアリー、ホビット、オーク、トロル、モン娘、デミヒューマン、等々。
  • サイボーグ・義体:身体の一部が機械。これは徐々に現実化している分野でもある。

雰囲気のフィジカル情報

  • 第一印象:これは、かなり大事。第一印象で目につくところを中心に外見から品定めされるからだ。どこが一番立っている特徴かを考えてキャラクターをデザインすれば、外見で先入観を持った後に内面でギャップを感じたり好きになってくれるキャラを好きになる動線の引き方が効率的に出来るようになる。あえて、情報量を多くする事でキャラを掴ませないのも戦略としては面白い。

※この記事は、後で追加や編集をする予定です。

※創作の補助を目的とした一覧であり、特定の特徴を持つ人を貶める意図は一切ありません。

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