個人的に1話の『掴み』が最高だった作品集

1話で心を鷲掴む!

どんな物語にも、必ず始まりがある。

「徐々に面白くなる」物語や、「真ん中で一気に面白くなる」物語もあるが、様々な種類の冒頭がある中で、一番物語に入りやすいのは「最初からフルスロットルで面白くなりそうな予感や期待をさせる」物語、つまり強烈な「掴み」がある物語だろう。

今回は、個人的な主観から、1話の掴みが素晴らしかった作品を紹介しようと思う。

1話の紹介だから、未見の作品があれば誰でも入りやすいし、確認もしやすいだろうしね。

鬼滅の刃

アニメから入った口なのだが、1話目で見事に心を鷲掴みにされた作品。

物語の目的は明確だし、キャラクターは皆魅力的だし、大正と言う時代設定に不安を感じていたのも直ぐに払拭され、今では、すっかりファンである。

鬼によって妹を鬼にされた主人公が、妹を人に戻す手掛かりを求めて鬼狩りをする話が基本の流れ。

その中で、兄弟愛・家族愛・師弟愛、等と言ったキャラクター同士の関係性が初めからシッカリ描かれていて、主人公兄妹の旅をずっと見ていたくなる。

クラウ ファントムメモリー

別次元からエネルギーを得る研究をしていたら、別次元からエネルギー生命体を呼んでしまい、見学に来ていた研究者の娘クラウと偶然融合してしまう事で、クラウの人格がエネルギー生命体リナクスに乗っ取られると言う所から話が始まる本作。

個人的には、かなり好きなのだが、生で好きと言う人と会った事が無い。

1話のAパートは、リナクスと融合して超人となったクラウを元に戻そうと研究する父親の苦悩で進むのだが、Aパートが濃厚に感じるタイプの内容が詰まった作りになっている。

リナクスと混ざり別人となったクラウだが、時折見せるクラウの面影に父親は希望を見出して研究を続け、事故とは言え娘を奪ったリナクスも父親にクラウを返そうとする不思議な協力関係が面白い。

ただ、話としては2話目から本格登場するもう一人のリナクス「クリスマス」の活躍からが本番と言った感じだし、物語全体としてリアリティある作りなのだが、悪く言えば地味目なので、人を選ぶ作品である事には間違いない。

ただし、1話を見て面白ければ、最終回を見て後悔する事は決してない名作である事は保証したい。

琴浦さん

話全体だと良作から凡作と言った感じなのだが、とにかく1話目のインパクトが凄かった作品。

他人の心を読める少女の物語なのだが、1話目だけ読者・視聴者の感情の振れ幅が大きく、異様に完成度が高い。

一見の価値あり。

天元突破グレンラガン

ガイナックス制作の熱血ロボットアニメ。

人類が地下に村を作って生きている世界で、獣人が支配する地上に出て世界の真実を知っていく物語。

1話目から兄貴ことカミナのカリスマにあてられて、一発で好きになってしまった。

それだけに、8話は当時衝撃的だった。

僕のヒーローアカデミア

1話を見た当時は、久しぶりにガツンと食らった様な衝撃を受けた記憶がある。

特殊な世界の簡潔な説明や主人公のこれまでの人生の見せ方、事件発生から行動を選択し、運命の出会いを果たして物語が音を立てて動き出す躍動感。

面白くならない訳がないと言う期待を持って、以降の話を待ち遠しく思ったし、それは今でも続いている。

大半の人が特殊能力を持ち、一部の人がヒーローを職業にしている世界で、無能力だった主人公がヒーローになるチャンスを与えられる流れは、かなり熱い。

※この記事は、順次追加する予定です。

※おすすめの作品があれば知らせて頂けると嬉しいです。

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