【泣ける】「記憶を奪われるが絆の力で忘れない、思い出す」系作品特集

誰にも奪えない記憶

物語の中には、登場人物が重要な記憶を奪われてしまう様々なシチュエーションがあります。

それらの中でも「クライマックスやエピローグ中に絆の力で記憶を取り戻したり、完全には思い出が消えないで終わる」タイプの物語を、この記事では紹介したいと思います。

記事の性質上クライマックスのネタバレが含まれるので、内容を事前に知りたくない人は注意してください。

アドベンチャータイム(2010)

敵役のアイスキングが、実は記憶喪失キャラクターで、呪いの王冠によって狂っている設定です。

2018年に10シーズンで完結。

全142回(全283話) あり、Amazonプライムで現在(2019年10月)107話まで視聴する事が出来ます。

インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説(1984)

主人公のインディ・ジョーンズが魔術で洗脳されて敵になってしまう展開があります。

ジョナサン・キー(キー・ホイ・クァン)が演じるたくましい戦災孤児のショート・ラウンドと、ハリソン・フォード演じる考古学者のインディ・ジョーンズの関係が印象的な一本です。

ゲテモノ料理、魔術の儀式、蟲で溢れている地下通路等、結構エグイ描写も刺激的です。

機動戦士ガンダムUC(2007)

ガンダムUCに登場する人造ニュータイプの強化人間であるプルシリーズの生き残り、プルトゥエルブことマリーダ・クルスは、マスター書き換えの為に記憶を封印されてしまいます。

マリーダさんと、養父のスベロア・ジンネマン大尉との絆の描写は劇中でも非常に胸を熱くさせます。

そんなマリーダさんのメイン搭乗機であるクシャトリヤは、本当にカッコイイですよ。

きみに読む物語(2004)

この記事のテーマその物の作品。

初見の人は、邦題の意味が分かった時に号泣。

ちなみに原題は「The Notebook」。

君の名は。(2016)

邦画の国内映画興行収入2位、日本公開映画興行収入4位のメガヒット作品。

夢を通して身体が入れ替わる二人の主人公を通して物語が進むが、夢ゆえに目覚めると記憶がおぼろになると言う設定があり、二人はお互いの事を忘れてしまう展開がある。

一部の新海誠監督ファンの間では「『君の名は。』以前の監督だったら思い出させなかった」説が割と根強い。

Gu-Guガンモ(1982)

「ギャラリーフェイク」の細野不二彦の漫画作品。

ラスト、主人公がガンモの記憶を失ってしまう展開があり、分かっていても泣ける。

クロノス・コントロール(2017)

<ストーリー>

2020年、世界最大のロボット製作会社の社長・エライアスが、すべての戦争に終止符をうつことができるという“クロノス”を発表する。しかしそれは、人類を排除するための破壊兵器だった。97年後–残り少なくなった人間たちは、ロボットから逃げ回りながらひっそり暮らしていた。そんな中で出会ったアンドリューとカリアは、ロボットの恐怖なしで人間が住めると噂される“オーロラ”を目指すのだが、実はアンドリューは97年前に死んでいたことが判明、オーロラの場所を突き止めるためエライアスに送りこまれたヒューマノイド型ロボットだったのだ…。

GIGANT(2018)

<ストーリー>

『GANTZ』奥浩哉が描く圧倒的最新作!

人生に巨大な奇跡は起こるだろうか。僕たちはそれに気づくだろうか。

映画監督志望の高校生・零がある日、町で目にしたのは、大ファンである「女優」パピコを中傷する張り紙だった。深夜、家を飛び出し張り紙をはがしてまわる零に声をかけたひとりの女性。それは―――。
まだ誰も目にしたことのない、全く新しいボーイ・ミーツ・ガールが幕を開ける!!

タイムスリップによって主人公以外の記憶が消える描写が登場する。

ギョ(2001)

伊藤潤二のパニックホラー漫画で、2012年にアニメ化もされている作品。

魚に足が生え、それが地上を走り回り人々を襲っていく。

魚に傷つけられると感染し、似た存在になると言うゾンビ物の様な展開があり、劇中で感染して正気を失った人が記憶が残っている様な行動を取る場面がある。

コードギアス反逆のルルーシュ(2006)

ヒロインの一人であるシャーリーが、主人公の使うギアスによって記憶を封じられる展開が用意されている。

辛い。

サイレン(2003)

四方田春海と高遠玲子の絆は、ゲームの中でも特に涙を誘うだろう。

以前に子供を亡くしている玲子先生は、生徒の春海ちゃんを子供と重ね見る事で、普段から必要以上に気遣っている良い先生だ。

屍人(ゾンビ的なやつ)事件に巻き込まれた際、玲子先生は春海ちゃんを逃す為に自ら犠牲となってしまう。

だが、不幸な事に玲子先生もまた屍人となって春海を襲う側にまわってしまうのだ。

しかし、最後に玲子先生は、人だった頃の意識は無い筈なのに春海ちゃんを守る為に他の屍人を巻き添えにし、身を挺して春海ちゃんを救う。

このゲームでは、玲子を始めとした様々な大人の努力が最後に実を結び、春海ちゃんが生還する事が大きな救いとなっている。

名作なので、出来る環境にある人で、ホラーゲームが好きな人には一度は手に取って貰いたい。

シュタインズ・ゲート(2009)

主人公がタイムマシンを駆使して悲劇回避を目指す、恋愛要素のあるアドベンチャーゲームを原作としたメディアミックス作品群。

一世を風靡し、話題性も大きかった事もあるので、知らない人の方が少ないかもしれない。

この作品では、主人公がタイムスリップする度に、主人公は記憶があるが、他の人は記憶が無いと言う状況に何度と無く立たされる。

その中でも、やはり感動的なのは、クライマックスからエンディングにかけての展開だろう。

まだプレイしていない、または未視聴の人は、本当に幸運である。

これから、あの感動を味わう事が出来るのだから。

この記事で知ってしまった人は、これ以上のネタバレをしない様にしてゲーム、アニメ、どちらでも入りやすい方から楽しむのが良いだろう。

シーラとプリンセス戦士/She-ra And The Princesses of Power(2018)

<内容>

舞台は、宇宙のどこかにある惑星エセリア。

そこは、ホルダック卿率いるホード軍と、邪悪な魔法を使うプリンセス率いる反乱軍リベリオンが争う世界。

ホード軍の拠点フライト・ゾーンでは、アドーラが士官候補生として、仲間達と訓練の日々を送っていた。

ある日、初任務であるセイモアの反乱軍要塞侵入作戦を前に、アドーラは親友のキャトラと共に無断外出を楽しんでいると、危険と言われていたささやきの森に迷い込んでしまう。

ささやきの森でアドーラは、謎の力に導かれ、光る謎の剣を見つける。

しかし、謎の剣を同じく見つけた反乱軍のプリンセス・グリマーと相棒の弓使いの少年ボウと鉢合わせしてしまう。

両者が巨大なモンスターに襲われたり、アドーラが剣によって変身してしまうアクシデントで協力関係を一時築くが、最終的にアドーラは捕虜となる。

捕まったアドーラは、反乱軍の実態を知る事となり、それはホード軍で教えられてきた事とは真逆であった。

ホード軍こそが邪悪な侵略者であり、プリンセスと反乱軍は故郷を守ろうと必死に戦う、平和を愛する人々と知り、アドーラは苦悩する。

そんな時、アドーラが見ていた平和な村がセイモアと分かり、アドーラ不在のままホード軍によるセイモアへの攻撃が始まってしまう。

ホード軍に襲われる人々を見て、アドーラは決意を固め、謎の剣を手にすると、エセリアに伝わる伝説の戦士・シーラへと覚醒する。

アドーラは、無力な人々の為にホード軍に立ち向かう事にするが、それは親友のキャトラやかつての仲間と戦うと言う事だった。

ラスボスのホード・プライムによって洗脳されたホルダックが、エントラプタとの絆によって記憶を取り戻す描写がある。

他にも、やはりホード・プライムによって洗脳されたキャトラが、アドーラとの絆によって洗脳に抗う描写もある。

住めば都のコスモス荘(1999)

ライトノベル原作のアニメーション。

内容は、主人公が偶然の重なりから競合他社のパワードスーツと競いながらモニター(バイト)として凶悪犯罪者と戦う事になったのだが、用意された寮のコスモス壮にヒーローも犯罪者も全員が集められていて、お互いの正体を知らないまま交流を深めるコメディ作品。

特殊なシチュエーションで繰り広げられる全員が秘密を抱えるユルイ駆け引きは非常に面白い。

小説、漫画、アニメと少しずつ違うが、どれも名作なので全部に触れて欲しい名作だ。

アニメにて、モニター終了と共に主人公が記憶を消される展開があるのだが、定期的に見たくなるぐらい激熱展開が用意されているので、未視聴の人は興味が湧けば見てみよう。

マジで名作だから。

バイオハザードⅡアポカリプス(2004)

映画1作目で主人公のアリスと共に生きのびたマット・アディソンだったが、リッカーに受けた傷から身体がTウィルスによって変異、更にアンブレラ社の研究所で改造を施され、ネメシス(タイラント)となってしまう。

人から別の物に変異する恐怖と、生物兵器に変えられても僅かに残る自我等、この記事のジャンル作品としてはポイント高め。

バイオハザード CODE:Veronica(2000)

バイオハザードのゲームシリーズ4作目で、2の主人公の一人であるクレアが主人公。

ロックフォート島の監獄に囚われていた17歳の少年スティーブと共に脱出を試みる中で、スティーブがT-veronicaの実験体とされてモンスター化されてしまう展開が用意されている。

バタリアンリターンズ(1993)

バタリアンシリーズ3作目で、1、2とは打って変わってシリアスな恋愛路線。

主人公のカートは、恋人であるジュリーをバイク事故で亡くしてしまう。

だが、カートの父は軍の研究施設で働いており、そこでは死体をゾンビ化させる物質・トライオキシンを兵器として転用する研究を行っていた。

その事を知ったカートは施設に忍び込み、トライオキシンを使ってジュリーを蘇生させるが、ジュリーの様子が変で……

と言う様なあらすじなのだが、ジュリーがカートを殺さない様に自我を保つために自傷したり、切ない描写が多い。

だが、グッとくるシーンは、リバーマンと呼ばれるホームレスの男性。

彼は、バタリアン(ゾンビ)化した後、軍で兵器の材料に使われてサイボーグの様な状態にされてしまいます。

そんな目に遭うリバーマンが、身を挺して主人公達を助けてくれる展開は、本当にバタリアンを見ているのか不安になるぐらいの感動があります。

ヒートガイジェイ(2002)

主人公のダイスケ・アウローラと相棒でアンドロイドのジェイが、都市国家ジュドの特務課に舞い込む難事件を解決するSFアクション作品。

この作品の見所は、なんといっても菅生隆之さんが演じるジェイである。

感情の無いただのロボットだったジェイが、ダイスケを始めとした様々な出会いや経験を経て、ある種の自我の片鱗を見せるようにまでなるのは、ロボットやAIが登場する作品が好きな人なら、かなり刺さる筈。

そして、この紹介記事で登場すると言う事で、ジェイが命令を上書きされてしまうエピソードがあり、そのピンチを打開する方法が『漢の絆』的なのがお約束ながらもタイトル通り熱い。

この作品は、ジェイ以外にもクレア・レオネリのファミリーや、獣頭の刀使いボマ等、魅力的なキャラクターが多数登場するので、気になった人は見てみて欲しい。

影山ヒロノブが歌うFACEをオープニングで聴けば、それだけで魅力の一片は伝わるだろう。

Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-(2019)

原作は2015年から配信されているスマートフォンアプリゲームで、フェイトシリーズのスピンオフ作品。

その第7部に当たり、ゲーム未プレイの人からすると途中から物語が始まる事になる。

原作でも人気キャラクターのギルガメッシュがメインキャラで活躍するので、ファンには嬉しいアニメ。

エルキドゥを利用して作られたキングゥとか、後半にラフムと呼ばれる異形の敵が無数に登場し、それが人を作り替えた存在と言う設定だったり、この記事のテーマにピッタリな辛い展開が多い。

魔法少女まどか☆マギカ(2011)

超人気アニメーションで、今度アプリゲームのアニメ化も決まっている本作。

ネタバレは避けるが、エピローグである人物の記憶が全人類から消失するが、その身近な人物に記憶の欠片が残っている描写がある。

約束のネバーランド(2016)

エピローグである人物が記憶喪失になってしまう描写がある。

※この記事は、追加・修正する予定です。

※該当作品に覚えがありましたら教えて頂けたら幸いです。

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