キャラクター要素【キャリア】

キャラクターのキャリア情報

キャラクターは、

  • パーソナル情報
  • フィジカル情報
  • メンタル情報
  • キャリア情報

の4要素を満たすほどに、ディティールの細かいキャラクターの創造が出来ます。

の記事で説明していますが、今回はその中で「キャリア情報」に絞って説明します。

キャリア情報とは?

キャリア情報とは、履歴的な情報です。

キャラクターの内外に関わる、経験や所属してきたグループに関わる物です。

経験情報

経験情報とは、キャラクターが歩んできた人生の中で何を経験し、それがアイデンティティの形成にどう影響を与えたかの情報になります。

  • 初恋:初めて好きになった相手。親、兄弟姉妹、友達、有名人、結構様々。
  • 恋愛:どんな恋愛をして来たか。して来なかったも含まれる。恋愛経験がメンタルの恋愛観に影響を与える。
  • 性:性へのイメージ。エロは駄目な物と教われば内向的だったり上品さを好む様になるし、自然な物と教われば自然な物として受け入れる。好ましい物と教われば、当然そう言う経験を重ねる。教わるとは、言葉や行動だけでなく環境にも影響を受ける。
  • 結婚:結婚観。社会の空気や親等の影響も大きい。文化によっては一夫多妻制等のバリエーションも豊富。
  • 友好:誰と仲良くして来たか。友達を選ぶ傾向等に影響。友達の量や質、どんなグループが心地いいか等。
  • 肯否定:「ダメだ」「良いぞ」「素晴らしい」と周囲に示された経験。理不尽にダメと言われればどうして良いか分からなくなるし、無条件に良いと言われても勘違いしてしまう。
  • 成功:どれだけ「上手く行く」「上手く行かせる」と言う経験を積んだか。これが物事の「上手く行かせ方」や問題の「解決するにはどうするか」等の行動に現れる。
  • 師:教師、先生、師匠、等。才能を伸ばしたり導いてくれる存在は恩師や恩人として記憶に残る。反対の場合、割と長く恨みを買う事になる。良い師に出会えるかどうかは、結構重要な要素。
  • 憧れの存在:将来の目標となる人。将来の夢にも影響。
  • 受賞歴:経歴に刻まれる何が得意で、評価されたか。有名な賞の方が権威も高まる。
  • 居住:どこに住んだ事があるか。
  • 旅行:どこに行った事があるか。
  • 犯罪歴:法を犯した過去。
  • 前科:法を犯すか、冤罪で捕まって書類送検された過去。捕まらなければ前科はつかない。
  • トラウマ:衝撃的かつマイナスな体験。事故に遭う、事件に遭う、等で負う事が多い。
  • 食:何を好んで食べてきたか、元来好きか、等。年齢によっても変化する。年を取ると油っぽい物はキツイ。

所属歴情報

今までどこに所属して来たかの情報。

  • 生活拠点:一般的なのは、当然だが家族だ。他に、里親、孤児院、養護施設、等々と生活拠点は様々だ。ハードな物語では、この生活拠点がハードモードな事が多い。虐待する親なら、たとえ家族でも安息の場所にはならないし、スラムや路上が生活拠点の場合もある。
  • 居住地:住んでいた場所。引っ越しや移動の頻度によって変わってくる。一度も引っ越した事が無ければ、知っている世界は生活圏内が殆んどとなるし、移動が多ければ世界は広がるが情報の濃さは薄くなる。
  • 学校:日本なら保育園・幼稚園、小学校、中学校、高校、高専、専門学校、大学、大学院等が一般的。学歴や学閥の設定にも関わる。国によって何年制等が違ってきたりバリエーションがある。また、就学率や就学年齢の低さは、文明発展度合いの指標の一つにもなる。貧しければ子供も働かなければならない、等の社会的なバックグラウンドが生まれる為だ。
  • 職場:何の仕事に就いていたかは、そのキャラクターがどんなスキルを持っているかに繋がる情報になる。また、職業と、その職業が稼げる業界かによって、時代や文化が変わってくる。例えば、現代ではITや投資に関わる職業が稼ぎやすいが、昔であれば石工や金細工職人が稼げる職業と言う時代があった。
  • 宗教:何を信じているか。
  • グループ:学校(学ぶ)、仕事(稼ぐ)、宗教(信じる)以外の理由で所属する場所。部活(運動、演奏、等々)、ボランティア(社会貢献)等と、生きる上での必須性が薄いからこそ、何が好きかを付与しやすい。
  • 免許:何のカリキュラムを終え、免許皆伝となったか。自動車免許なら、国毎に免許が異なる。武術であれば流派で異なる。

※この記事は、後で追加や編集をする予定です。

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