危うく火事だよ!
恥ずかしながら、電気まわりに私は詳しくない。
- 「何アンペア、何ワットまでOK」
とか、正直言ってしまうと、あまり気にしていなかった。
- 「ブレーカーが落ちなければギリ行ける!」
- 「使えればOK!」
と言うスタンスに、どちらかと言えば近い。
部屋のコンセント事情も酷い物だった。
2ヵ所コンセントをさせる場所が、部屋に3か所しかないのに、コンセントを常時20も必要としている。
なので、スイッチでの切り替えが出来るマルチタップや、タコ足配線で対応し、なんとか使っていた。
だが、それぐらいならどこの家も似た様な物だと思う。
と言うか、思いたい。
そんなある日、ヒヤッとしたので、ここに共有したい。
気が付いたらコンセントが焦げて歪んでる!?
不幸中の幸いか、火は自然に消えていた。
しかし、ショートや失火の音・臭い・気配は一切感じなかった。
だが、明らかに燃えた跡がある。
コンセントのマルチタップを見てみると、プラスチックパーツが黒く炭化っぽい感じに変化し、触るとサラサラと崩れるぐらいであった。
怖くなり、電気屋に電話すると後日来てくれる事に。
失火したコンセントに何も刺さず、とりあえず修理を待つことに。
修理完了。
コンセント内に大きな異常は見つからなかった。
修理は、焦げた部分や失火したパーツの交換と、工賃で12,000円程度かかった。
失火の原因は、恐らく『埃』だろうと言う話であった。
いわゆるトラッキング火災と言う奴だ。
そう言われても、埃が積もらない程度には掃除をしているつもりではある。
すると、もしかしたら『経年劣化』もあり得ると言う。
確かに、古いタコ足配線用の分配器は、プラスチック部分が欠けたり、金属部分が黒ずんでいる物も家の中では多かった。
15A、1500WまでOKと書いてあるが、ストーブとかカーペットを指していた時もある。
やべぇ。
そこで、埃は埃ブロックを、経年劣化は古い分配器の買い替えで対応する事にした。
勉強不足で知らなかったのだが、最近のコンセントは、オス側の根本が埃によるショート防止にコーティングされた物が多いらしい。
埃ブロックは、そのコーティングの後付けと壁への密着による埃ブロックの為の商品だ。
分配器は、Amazonで見ると「コンセント6分配、雷ショート対応、埃シャッター付き、個別スイッチ付き」と言う製品が2000円ぐらいで買えたので、いくつか購入。
正直、今まで一度も火事を経験した事が無かった為、良く使っていたコンセントが焦げただけで面食らってしまったと言うのもある。
だが、防げる危険は備える方が精神衛生上良いと思う。
- コンセントまわりに埃は溜まって無いか?
- コンセントまわりに燃える物は置いて無いか?
- コンセプトやマルチタップが経年劣化して無いか?
- 正しい電力量、ワット数で使えているか?
- コンセプトプラグの根本がコーティングされている物が最近は多いらしいぞ!
是非、この記事を見た人は、身近なコンセントまわりを確認してみて欲しい。
火はシャレにならない。
掃除するだけでリスク軽減できるのなら安い物だ。