「舐めてた相手が殺し屋でした」系作品特集

弱そう=弱いとは、限らない

ここで紹介するのは、こんな物語だ。

一見、弱そうな主人公に喧嘩を売った悪者が、粋がっていても何も起きない。

だが、主人公の大事な物と知らずに、うっかり「宝物」に手を出してしまったら、一線を越えた事への手痛い報復が待っている。

弱そうな主人公は、実は「凄腕の殺し屋」だった、と言うパターンの作品だ。

と言うか、2014年は何があったと言うぐらい、同系統作品が多く作られた印象がある。

それでは、見ていこう。

イコライザー(2014)

<ストーリー>

元CIAエージェントのマッコールは、いまはホームセンターで働く、ごく普通の真面目な人間として生活していた。しかし、ある夜、なじみのカフェで娼婦の少女テリーと出会い、彼女を囲うロシアンマフィアの非情さに、内に眠っていた正義感が目を覚ましていく。かつてのマッコールは、身のまわりにあるあらゆる物を武器に変え、警察では解決できない不正をこの世から瞬時に消してしまう「イコライザー」と呼ばれる男だった。マッコールはテリーとの出会いから、再びイコライザーとしての仕事を遂行していく。

1984年~1989年にアメリカで放送されていたテレビドラマ「ザ・シークレット・ハンター」の劇場版作品。

ウィリーズ・ワンダーランド(2020)

<内容>

ある男が車の故障で人里離れた町にとりのこされてしまう。通りかかった修理工に助けられるが、車の修理代が払えず、代わりに廃墟となったテーマパーク“ウィリーズ・ワンダーランド”の清掃員として一晩働くことを提案される。軽く引き受けたものの、男は遊園地に閉じ込められ、アニマルロボットたちに襲われることに。かつて子供たちの遊び場だった施設には暗い過去があり、呪われたロボットたちは殺人鬼となっていた――。

呪いの遊園地に生贄として閉じ込められた男が、超強くて逆に悪霊を対峙していく話。

エマ デッド・オア・キル(2017)

<ストーリー>

美しい女教師のエマは車で父親の家へと向かう途中、強盗団が警官を殺す場面を目撃してしまう。男たちに拘束されたエマを待っていたのは、凄惨な暴力。肉体も精神も踏みにじられ弱っていくエマだが、隙を突いて逃げることに成功する。誰も助けにこない灼熱の荒野を彷徨うエマ。男たちの追跡を振り切れないと悟ったエマは、体力が尽きる前に自身の力で彼らを一人残らず抹殺することを決意する――。

主人公のエマが、父親から特殊部隊の訓練を受けさせられていて、実は超強いって話。

殺し屋では無いが、強盗団を一人ずつ血祭りにあげていく。

ほぼ荒野で話が進むので絵面が地味になりがちだが、ダイ・ハードと近い話の構成で、最後までスッキリと見られる。

強盗団は、エマが戦士として完成する為の生贄になった的なオチも小気味良い。

96時間(2009)

<ストーリー>

全米初登場第1位! 9週連続TOP10入り!!

リュック・ベッソンが仕掛けるスタイリッシュ・タイムリミットアクション父の愛が、パリの街を暴走する。

お前が何者なのかは知らない。何が目的かもわからない。身代金を望んでいるなら、言っておくが、金はない。だが、俺は闇のキャリアで身につけた特殊な能力がある。お前らが恐れる能力だ。娘を返すなら、見逃してやる。だが返さないならお前を捜し、お前を追い詰め、そしてお前を殺す。

18歳のアメリカ人少女キムが、初めての海外旅行で訪れたパリで何者かに誘拐された。偶然にもその事件のさなかにキムと携帯電話で話していた父親ブライアンは、命よりも大切な娘を襲った悪夢のような出来事に、ずたずたに胸を引き裂かれる思いを味わう。しかし、政府の元工作員として幾多の修羅場を潜り抜けてきた彼は、冷静さを失ってはいなかった。追跡可能なタイムリミットは96時間! 異国の極悪犯罪組織に娘を奪われた父親は、自らの手で奪還すべく迷わず闇の世界へ飛び込んでいった!

ザ・ファブル(2014)

<ストーリー>

どんな相手も6秒以内に殺す?“ファブル(寓話)”と呼ばれる謎の殺し屋は、裏社会で誰もが「伝説」と恐れる存在だった。仕事をしすぎた彼に、ボスが与えたミッション。それは、「一年間、誰も殺すな。一般人に溶け込み普通に暮らせ。休業中に誰かを殺したら、俺がお前を殺す。」ファブルは、佐藤アキラという偽名を使い、相棒のヨウコと共に、生まれて初めて一般人としての生活を始める。殺しを封じ、バイトをしたり、インコを飼ったり、≪普通≫を満喫しはじめた矢先、裏社会の人間たちが引き起こすトラブルに次々と巻き込まれる。ついにはファブルが一般社会で出会い、世話になった女性・ミサキが人質に取られ、事態は思わぬ方向に!ファブルは、ヨウコの協力のもと、「誰も殺さず人質救出」という前代未聞の無謀なミッションに挑む!

2017年、第41回講談社漫画賞一般部門を受賞した、週刊ヤングマガジン連載の青年漫画作品。

ジョン・ウィック(2014)

<ストーリー>

裏社会に語り継がれる一騎当千・伝説の殺し屋ジョン・ウィック愛を知り、表の世界へと足を洗い平穏な日々を送っていた彼は、ある日、不運にも彼の愛するもの全てをマフィアに奪われてしまう。怒りに震え、心の奥底に封じ込めた”殺し屋の魂”を解き放ち、復讐のために独り立ち上がる。

凄まじい役作りと体捌きを見せる、キアヌ・リーヴス主演作品。

アクションのキレの良さは、近年の作品の中でも上位に入るカッコよさ。

Mr.ノーバディ(2021)

<内容>

ハッチ(ボブ・オデンカーク)は、郊外にある自宅と職場の金型工場を路線バスで往復する、ルーティンで退屈な毎日を送っている。

妻には距離を置かれ、息子からもリスペクトされず、この世の理不尽なことすべてを全身で受け止め、歯向かうことなど決してない、地味で目立った特徴のない男だ。

ある日、バスに乗り込んできたチンピラたちに、ハッチは遂にブチ切れて大乱闘、相手をことごとくぶちのめす。

やがてこの事件はロシアンマフィアの逆鱗に触れ、ド派手な銃撃戦、カーチェイスへと一気にエスカレートしていく。一体この男は「何者」なのか?

るろうに剣心-明治剣客浪漫譚-(1994)

<ストーリー>

不殺を誓う流浪人、緋村剣心は明治11年、東京で神谷薫と出会う。ニセ抜刀斎事件が縁で神谷道場に居候することになったが、御庭番衆や刃衛など幕末を生きた修羅たちが次々と剣心に襲いかかり…!?

現在も続編と言う形で連載されている、週刊少年ジャンプの大人気漫画作品。

※この記事は、追記・編集していく予定です。

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