「今は現実世界? 仮想世界?」系作品特集

メタフィクション系作品の一種類。

主人公の生きる世界の「確かさがグラつく」事で、メタの階層をどんでん返しに使った作品を紹介。

どんでん返しに関わるので、微妙にネタバレを含む事があるので、嫌な人は閲覧注意です。

アーカイヴ(2021)

<内容>

ロボット工学者のジョージ・アルモアは、人里離れた日本の山奥の施設に駐在し人型のアンドロイドを開発していた。彼は会社からは成果を上げていないと不評だが、実は亡くなった妻のジュールを蘇らせるための研究を重ねていた。ジョージは”アーカイヴ”というシステムで彼女と交流を行うが、そこから違法にデータを取り出して、J1とJ2とバージョンを上げたアンドロイドを開発。そしてついにまるでジュール本物のような、J3が完成間近となる。しかし、J2が思わぬ行動をとるように。さらに外部の何者かに施設が見つかってしまい…。

インセプション(2010)

<ストーリー>

ドム・コブは、人が一番無防備になる状態――夢に入っている時に潜在意識の奥底まで潜り込み、他人のアイデアを盗み出すという、危険極まりない犯罪分野において最高の技術を持つスペシャリスト。だがその才能ゆえ、彼は最愛のものを失い、国際指名手配犯となってしまう。

脚本、俳優、映像美と、とにかく隙の無い超名作映画。

クリストファー・ノーランの世界に浸ろう。

うる星やつら2ビューティフルドリーマー(1984)

<ストーリー>

学園祭を明日に控えた友引高校は上を下への大騒ぎ。あたるやラム達は連日学校に泊まり込み、学園祭の準備に大忙しだった。ある時、身近な人々が姿を消し始め、町には異常事態が次々発生。真相究明委員会を結成したあたる達が、面堂のハリアーに乗り込み宇宙から町を見下ろすと…!友引町だけが巨大のカメの上に存在していたのだ。その日から町の様子は一変。あたる達のサバイバル生活が始まった。押井守監督が放つ、日本アニメ史に残る屈指の傑作。

これ系の作品を日本で広めたと思われる作品の一つ。

日本アニメ史に残る屈指の傑作と言う煽り文句は、伊達ではない。

スターオーシャン3 Till the End of Time(2003)

シリーズの中で、1・2を仮想世界での出来事にしてしまい、扱いに困られている作品。

本作自体、ラスボスの持つコンピュータの中のシミュレーションに過ぎないと言う設定で、発売当時は物議を醸した。

ゲームとしては面白かったが、ストーリーで、よりにもよって往年のファンから反感を買った作品。

4、5作目が出た後だと、これはこれで味わい深い物がある。

東京大学物語(1992)

<ストーリー>

完璧な人生(容姿端麗・頭脳明晰・運動神経は抜群)を歩んでいた主人公の高校生・村上直樹。ある日、友人に誘われて見に行ったテニスの試合で、試合をする女子高生・水野遥に一目ぼれ!遥の志望校である「東京大学」に一緒に通うために2人で猛勉強を開始するが・・!

THE・夢オチ。

ドラゴンクエスト ユア・ストーリー(2019)

<ストーリー>

少年リュカは父パパスと旅を続けていた。その目的は、ゲマ率いる魔物たちに連れ去られた母を取り戻すこと。旅の道中、遂にゲマと遭遇し、魔物たちと激しい戦いを繰り広げるパパス。しかし一瞬のスキをつかれ、リュカが人質にとられてしまい、手出しができなくなったパパスは、リュカの目の前で無念の死を遂げる――。それから10年。故郷に戻ったリュカは「天空のつるぎと勇者を探し出せば、母を救うことができる」というパパスの日記を発見する。父の遺志を受け継ぎ、リュカは再び冒険の旅にでることに。 立ちはだかるいくつもの試練、そしてビアンカとフローラ、2人の女性をめぐる究極の選択。果たして冒険の先に待ち受けるものとは! ?

2019年の問題作。

炎上するべく、炎上した作品。

ぬるぺた(2019)

<ストーリー>

天才少女「ぬる」は、お姉ちゃんを事故で亡くしてしまう。でも大丈夫!持ち前の知識で、大好きだったお姉ちゃん「ぺた」をロボットとしてつくることに成功!ただ、ロボットとして復活したお姉ちゃんは生前よりも、ちょっとちがう?妹「ぬる」と、姉ロボ「ぺた」が繰り広げる、姉妹ドタバタコメディ!『お姉ちゃん! コンセント抜けてるよ!』

短い作品ながら、とても良い作品。

みんなに見て欲しいし、もっと広まって欲しい。

おススメ。

HELLO WORLD(ハローワールド)(2019)

<ストーリー>

「お前は記録世界の住人だ」本好きで内気な男子高校生、直実は、現れた「未来の自分」ナオミから衝撃の事実を知らされる。世界の記録に刻まれていたのは未来の恋人・瑠璃の存在と、彼女が事故死する運命だった。悲劇の記録を書き換えるため、協力する二人。しかし、未来を変える代償は小さくなかった。世界が転回する衝撃。初めての感動があなたを襲う。

これ系の中では、非常に良く出来た作品。

不思議の国のアリス(1951)

<ストーリー>

退屈な昼下がり、アリスは大忙しで走っていく服を来た白うさぎを追いかけるうち、深い穴に落ちてしまい…なんとも奇妙な世界に迷い込んでしまいます。自分の体は伸び縮み、美しい花たちは歌いだし、“お誕生日じゃない日”をお祝いし、おかしなことばかり起こります。双子のディーとダム、チェシャ猫、マッドハッター、ハートの女王など風変わりなキャラクターが次から次へと現れて、アリスはシュールで不思議な冒険を続けるうちに…。

ラブ、デス&ロボット/わし座領域のかなた(2019)

<ストーリー>

宇宙船ブルーグース号の乗組員であるトム、スージー、レイの3人は仕事を終え、地球への帰還の途に就いていた。ところが航路設定にエラーが生じ、ブルーグース号は見知らぬ宇宙ステーションに着いてしまう。

トムはそこでかつての恋人グレタに迎えられるが、彼女の口から自分たちが地球から数十万光年離れた場所まで飛ばされ、既に何世紀も経っていることを告げられる。

ネットフリックスオリジナルのリアル系のフルCGアニメ短編作品。

リアル~完全なる首長竜の日~2013)

<ストーリー>

幼なじみで恋人同士の浩市(佐藤健)と淳美(綾瀬はるか)。しかし淳美は、1年前の自殺未遂以来、昏睡状態に陥っている。浩市は淳美を目覚めさせるため、 “センシング”という最新医療によって彼女の意識の中へ入っていくことに。しかし「なぜ自殺したのか」という浩市の問いに、意識の中の淳美は「首長竜の絵を探してきてほしい」と頼むばかりだった。 首長竜の絵を探しながら、何度も彼女の意識の中へ入っていき対話を続ける浩市。そんな彼の前に、見覚えのない少年の幻覚が現れるようになる…。

※この記事は、追記・編集していく予定です。

※該当作品があれば、コメント欄で教えて頂ければ幸いです。

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