【憧れ】「カッコイイ兄貴」キャラの創り方【男の中の漢】

生き様にこそ価値がある

兄貴(アニキ)と言っても、そこに血や家族関係の繋がりは必要無い。

ここで扱う兄貴キャラは、メンター(師匠)を主に担う事になるキャラクターの一属性である。

基本がメンターなので、弟分(主に主人公)の師匠や先輩である事も多いが、必ずしもそうとは限らない。

兄貴キャラとは、「弟分の進む大事な道を、先に歩んだキャラ」だ。

「カッコイイ兄貴」キャラクターの創り方を説明していく。

その1:弟分が踏み出す非日常世界の先輩

兄貴の第一条件は、弟分となるキャラクターが関わる、非日常世界(事件等)の世界における先輩である事。

日常世界の先輩では、兄貴になれない。

また、先輩なので、年上である事が殆んどとなる。

年齢が離れすぎたり、立場が違い過ぎると、目線が上過ぎたり、親世代の様な目線となってしまう。

そうなると、キャラの必要条件を満たすのが難しくなってしまう。

その2:未来の姿を含んでいる

弟分が、物語の中で、これから踏み込む事になる、非日常の不安で、先が見えない世界で、弟分が生きていくと、どうなっていくかを体現している必要がある。

兄貴とは、弟分の憧れであり、目標となる存在でなければならない。

その3:弟分を生き様で導く

兄貴は弟分を、言葉で、行動で、時に反面教師で、正しい道へ導いてくれる。

非日常の世界で問題に立ち向かう弟分にとって、これ以上無い頼りになる存在となっていく。

その4:弟分に特技を与える

兄貴は、物語の中で必殺の決め手となり得る、特技を持っている。

それを弟分に伝授する。

修行で教える事もあれば、兄貴が使っている姿を弟分が見て、見よう見まねで会得する事もある。

固有の技の事もあれば、考え方や生き様その物の時もある。

その5:弟分に説教をする

兄貴は、弟分に対して、愛ある説教をする。

説教は、弟分が兄貴を認めていたり圧倒的なリスペクトをしている為、とても響く事になる。

当然だが、読者・視聴者にも、かなり響く。

その6:弟分を死に様で導く

兄貴は「弟分の進む大事な道を、先に歩んだキャラ」だが、弟分が解決すべき問題を解決する事は、兄貴には出来ない。

兄貴とは、弟分を生き様で「こうあるべき」と導き、死に様で「こうはなるな」と導く、弟分が問題を解決する為の踏み台となるキャラクターだ。

なので、必ずしも絶対に死ぬとは限らないが、何かしらの形で「死に様(散り様)」で弟分を導く事となる。

多くのカッコイイ兄貴キャラが、最後に死に、キャラ属性のイメージに死亡フラグが見えているのは、この要件がある為である。

その7:兄貴の特技が問題を解決する糸口になる

兄貴が物語から退場したり、ドロップアウトをしても、弟分の中で兄貴は生き続ける。

弟分が物語を通して立ち向かう事件を解決するのに、兄貴の特技が重要な役割を果たす。

その8:足りない一手を補う

クライマックスで敵と戦う際、弟分はピンチに陥る事になる。

兄貴の特技を使っても、弟分が兄貴を実力的に超えても、敵の方が僅かに強い。

それがクライマックスと言う物だ。

その際、兄貴が足りない一手を補ってくれる事がある。

あと一撃、あと一押し欲しい、だが弟分の体力や心が限界を迎えそうな時、最後に頼りになるのは、やはり兄貴なのだ。

キャラクター例

アカメが斬る!/ブラート

2人いる主人公の1人タツミの兄貴分で、兄貴と呼ばれ慕われている元軍人。

使用する帝具「悪鬼纏身インクルシオ」がタツミに引き継がれる。

機動戦士ガンダム00/ニール・ディランディ

主人公の刹那と同じソレスタルビーイングのガンダムマイスターの一人。

ガンダムデュナメスのパイロットで、初代ロックオン・ストラトス。

2代目ロックオン・ストラトスであるライル・ディランディの双子の兄でもある。

退場後も、刹那の回想や夢の中に登場。

「変われ刹那。変われなかった俺の代わりに」

鬼滅の刃/煉獄杏寿郎

主人公が所属する事になる鬼殺隊の最上級隊士「柱」の一人で「炎柱(えんばしら)」の称号を持つ男性。

無限列車編で行動を共にする事になり、主人公を導く事となる。

劇場アニメは興行収入が国内映画ランキングの2位にまで迫り(20年12月現在)、『300億の男』等とSNSでは呼ばれた。

「強さというものは 肉体に対してのみ使う言葉ではない この少年は弱くない 侮辱するな」

ジャイアントロボ THE ANIMATION~地球が静止する日~/神行太保・戴宗(シンコウタイホタイソウ)

国際警察機構のエージェントにして、九大天王の一人。

ライバル・衝撃のアルベルトとの激闘の末、決着よりも任務を優先して散った。

「ああ、大作。それでいいんだよ。ロボには、命令するんじゃない。一緒に戦う。その気持ちを忘れるな」

呪術廻戦/脹相

呪霊と人間の間で人工的に作られた存在、特級呪物「呪胎九相図」の受肉体で、9人兄弟の長男である脹相。

登場当初は、敵かつ、ただの立場的9人兄弟の兄だった。

弟二人と対決し殺した主人公と戦った際に、主人公が10人目の弟であると確信して勝手に仲間になる。

「全力でお兄ちゃんを遂行する!!」を始め、様々なお兄ちゃん系パワーワードを生み出す様になり、一気に人気キャラになったが、現状(記事追加時、連載147回)でこの記事の『その3』まで踏んでいて、ファンの間では「このままだとヤバそう(その6)」と思われ、愛でられつつビクつかせています。

ジョジョの奇妙な冒険/プロシュート

敵だが、弟分のペッシに対する高すぎる兄貴力でファンも多い兄貴。

「『成長しろ』!ペッシ。成長しなけりゃあオレたちは『栄光』をつかめねぇ、ブチャラティたちには勝てねぇ!」

スクライド/ストレイト・クーガー

世界最速の漢。

主人公カズマの兄貴分で、必殺技「シェルブリット」を伝授したアルター(物質再構築能力)使い。

「お前に足りないものは、それは! 情熱・思想・理念・頭脳・気品・優雅さ・勤勉さ! そしてなによりもォォォオオオオッ!! 速さが足りない!!」

天元突破グレンラガン/カミナ

主人公シモンの兄貴分で、必殺技「ギガドリルブレイク」は、シモンだけでなく、後にライバル的な仲間キャラだったキタンも使用。

クライマックスでは、アンチスパイラルの精神攻撃からシモンを救った。

「お前が迷ったら、俺が必ず、殴りに来る。だから安心しろ!お前のそばには俺がいる!お前を信じろ!俺が信じるお前を信じろ!」

とか、とにかく熱くカッコイイセリフが多い。

Fate/stay night/アーチャー、ランサー

正義の味方になりたい主人公シロウの、「進む大事な道を、先に歩んだ存在」として登場する二人。

アーチャーは、固有結界「アンリミテッドブレイドワークス」をシロウに残したり、ギルガメッシュに不意打ちを食らわせたりする。

二人とも英雄と言う立場と、生き様と死に様を見せる事でシロウを導く兄貴分と言える。

※この記事は、追加・編集していく予定です。

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