「漂流」系作品特集

社会との隔絶

漂流する事で、別の社会が生まれる事になる。

そこには、別のルールが生まれ、社会規範はリーダーによって作られる。

この記事では、そんな設定が面白くも怖い、漂流要素のある作品を紹介したい。

エデンの檻(2008)

<ストーリー>

存在しない場所! 不可解な動物たち! 底知れぬ謎! 全力で生きなきゃ死んじまう! この島ハンパねぇ!! ――グアムでの修学旅行の帰路、アキラたちは原因不明の飛行機事故に見舞われた! 気を失って目覚めたのは、見たこともない動物が生息しているジャングル。その島は絶滅したはずの動物が闊歩し、しかも島自体が地図に存在しない島だった。襲いかかる猛獣たち。非日常の緊張からパニックを起こすクラスメイト。謎だらけのジャングルで“生き残り”が始まる!

まさかの「〇オチ」。

彼方のアストラ(2016)

<ストーリー>

宇宙への往来が当たり前になった近未来で、9名の少年少女たちが惑星キャンプへと旅立つ。宇宙旅行に胸を躍らせながら出発した彼らを待ち受ける、予想外の事態とは……!?

宇宙漂流物にSF設定を足した作品。

キャラに少年漫画的な記号的クセがあるが、面白い作品。

機動戦士ガンダム(1979)

<ストーリー>
「ガンダム」シリーズの原点になったTVシリーズ第1弾。宇宙世紀0079。ジオン公国と地球連邦政府が戦争を繰り広げる中、サイド7に住むアムロ・レイは、ジオン軍の奇襲をきっかけに、連邦軍のモビルスーツ“ガンダム”のパイロットになってしまう。様々な戦いを経て、アムロは“ニュータイプ”へと覚醒していく…。

リアル系ロボットの始まりの一作。

今見ても、しっかり面白いのは、そこに人間ドラマがあるからだろう。

機動戦士ガンダムSEED(2002)

<ストーリー>
コズミック・イラ70。「血のバレンタイン」の悲劇によって、地球、プラント間の緊張は一気に本格的武力衝突へと発展した。戦局は疲弊したまま、既に11ヶ月が過ぎようとしていた。そんな中、敵同士になった少年たちの邂逅は、やがて彼らが進むべき未来を示し始める。

声優の桑島法子が死にまくるガンダムシリーズ。

大好き。

続編のディスティニーで大失速したけど、こっちは面白い。

機動戦士ガンダムZZ(1987)

<ストーリー>
ハマーン率いるネオ・ジオンに、ジュドー少年とZZガンダムが立ち向かう! グリプス戦役終結後の、第1次ネオ・ジオン戦役を描いた「機動戦士ガンダム」シリーズ直系作品。

ハマーン様とか、プルとかプルツーとか。

キャスト・アウェイ(2000)

<ストーリー>

トム・ハンクスが“映画史上屈指の名演技を見せた”(ニューヨーク・ポスト紙)と絶賛された本作。国際宅配便会社フェデックスのシステムエンジニアであるチャック・ノーランドは、突如として平穏な生活を奪われる。飛行機事故に巻き込まれ、絶海の孤島に取り残されてしまったのだ。

ガチの漂流。

孤独との戦い。

サバイバル(1976)

<ストーリー>

大地震で、文明がもろくも崩れ去った中で、サトル少年のサバイバルが始まった。 ただ一人、荒野をさすらうその行く手に待ち受けているのは生か死か…。過酷な少年の運命を通して、文明を失った現代人の理性と本能を描いていく。 大地震は現実に起こりうる。あなたは生き抜くことができるだろうか?

ゴルゴ13のさいとうたかを先生が描く、名作サバイバル漫画。

11人いる(1975)

<ストーリー>

宇宙最高峰の大学コスモ・アカデミーの入学最終試験。それは受験生10名が漂流宇宙船で53日を過ごし、アクシデントを乗り切るというもの。ところが主人公タダが乗り込んだエスペランサ号には、なぜか11人いた。いったい誰が、何の目的で乗り込んだのか。互いに疑惑の眼差しを向けあう11人だったが、次から次へと問題や事件が発生するのだった……。

(米田由美) — 2002年05月号 — 内容 (「CDジャーナル・レビュー」より)

超名作。

十五少年漂流記(1888)

<ストーリー>

1860年3月、あれくるう南半球の海上で、1そうの船がさまよっていた。船の名はスラウギ号。乗船者は15人の少年だけ!―漂着したのは名も知れぬ無人島だった。なにもない島の中で、知恵を出して合って生きぬかなければならなかった。感情の対立や助け合う心を、少年たちの共同生活を通して描くと、胸ときめかせる長編冒険小説。

漂流物と言えば、これ。

スイスアーミーマン(2016)

<ストーリー>

無人島で助けを求める孤独な青年ハンク。いくら待てども助けが来ず、絶望の淵で自ら命を絶とうとしたまさにその時、波打ち際に男の死体が流れ着く。ハンクは、その死体からガスが出ており、浮力を持っていることに気付く。まさかと思ったが、その力は次第に強まり、死体が勢いよく沖へと動きだす。ハンクは意を決し、その死体にまたがるとジェットスキーのように発進!様々な便利機能を持つ死体の名前はメニー。苦境の中、死んだような人生を送ってきたハンクに対し、メニーは自分の記憶を失くし、生きる喜びを知らない。「生きること」に欠けた者同士、力を合わせることを約束する。果たして2人は無事に、大切な人がいる故郷に帰ることができるのか──!?

水死体がスイスアーミーナイフ(十徳ナイフとかのツールナイフ)みたいな機能を持っていて、自分の意志があったらと言う、ファンタジーかつシュールな漂流物。

ダニエル・ラドクリフ演じる水死体メニーが面白い。

良作なので、気になったら見てみよう。

7SEEDS(2001)

<ストーリー>

ごちそうを食べて自分の部屋で寝たはず…だが目覚めると、ナツは荒れ狂う海の上にいた。どうして自分がここにいるのかわからない。やがて流れ着いた無人島。生きるための過酷な冒険が始まった!!

田村由美先生の名作漫画。

ネットフリックスを始め、アニメも放映されている。

ソウナンですか?(2017)

<ストーリー>

家もない…。食べ物も、水もない…。女子高生4人組は、どこかもわからない無人島でソウナンしてしまい大ピンチ!…のはずが、けっこう元気です!なんにもないから、なんでも作る!なんでも食べる!知恵と勇気の無人島サバイバル!

お色気重視と思うなかれの、本格サバイバル作品。

兎を解体したり、踏み込んだ描写がしっかりあって、とても良い作品。

Dr.STONE/ドクターストーン(2017)

<ストーリー>

全人類が、謎の現象により一瞬で石化して数千年–。超人的な頭脳を持つ、根っからの科学少年・千空が目覚めた。文明が滅んだ石の世界(ストーンワールド)を前に、千空は、科学の力で世界を取り戻すことを決意。時を同じくしてよみがえった、体力自慢の幼馴染・大木大樹はじめ、仲間たちと、ゼロから文明を作り出していく–石器時代から現代文明まで、科学史200万年を駆け上がる!前代未聞のクラフト冒険譚(アドベンチャー)、ここに開幕!

マインクラフト的な、クラフト要素に重きを置かれた作品。

滅茶苦茶面白い。

漂流教室(1972)

<ストーリー>

隔絶された地で、死の影と戦いながら懸命に生きる少年たちの愛と勇気!!明日なき人類の行く末を警告する、SFロマン!!

実写ドラマ化などもされた、楳図かずお先生の名作。

無限のリヴァイアス(1999)

<ストーリー>
人工衛星リーベ・デルタが、ゲドゥルトの海へと沈下し圧漬する事件が発生。リーベ・デルタで訓練を受けていた487名の少年少女たちは、謎の巨大航宙艦「リヴァイアス」に乗り込み、大人を失った状況下で救助が来るのを待ち続ける。だが、彼らは行く先々で攻撃を受け、生き延びるために戦うことを余儀なくされる……。

歴代最弱主人公と呼び声の高い本作。

途中から展開は重くなるし、強姦やら近親相姦やらを匂わせる設定が出てくる等、かなり人を選ぶが、当時は夕方に放映されていたのだから色々凄い。

リヴァイアス内の社会構造が、リーダーの変化で一変していく描写は、見所の一つ。

LOST(2005)

<ストーリー>

オーシャニック815便が太平洋上のある無人島に墜落した。生存者48名の悲鳴やうめき声の中、搭乗者の一人である医者のジャックが意識を取り戻す。人種も国籍も職業も様々な生存者たちは、生き残る為には対立しながらもお互いに協力するしかなかった。だが次々と暴かれる乗客の過去や島に潜む秘密や恐怖を知り、生存者たちは不安に掻き立てられる。お互いに広がる疑心と不信、そして次第に減っていく食料と水。果たして彼らは無事に脱出できるのだろうか?

海外ドラマブームを牽引した大ヒット作品。

事故で辿り着いた島には、謎の研究所や、謎の怪物がいて、と言う今でこそ慣れ親しんだテンプレ設定だが、当時は先が読めない展開に手に汗握り、考察が捗った。

※この記事は、追記・編集していく予定です。

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