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「アーサー王伝説・物語」モチーフ作品特集

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魔法使いと聖剣と円卓と

「エクスカリバー」と言う剣の名前を、欠片も聞いた事がない人が、一体どれぐらいいるだろうか?

圧倒的な知名度がある物語の一つ「アーサー王」だが、その原典に近い作品に触れた事がある人は、驚くほど少ない風に思う。

そう言う私も、日本語で出版された本にしか手を出していないので、良くまとめられた書籍や、良書の翻訳版にしか触れていないので大きな事は何も言えない。

それでも、モチーフとして世界中で愛され、間接的にでも人々の中でアーサー王が生き続けているのは、それだけ作品に魅力的なテーマが含まれているからだ。

運命、忠誠、葛藤、裏切り、様々なテーマで構成されるアーサー王伝説を、モチーフとした作品をこの記事では紹介していきたい。

アーサー王宮廷のコネチカット・ヤンキー(1889)

<内容>

「トム・ソーヤーの冒険」で知られるマーク・トウェイン原作の冒険ファンタジー。高校生のハンクはエレキギターと供に中世の英国にタイムスリップ。アーサー王の暗殺計画を知ったハンクは、歴史を守るべく戦いに赴いていく。

エクスカリバー(1981)

<ストーリー>

地球上のすべてが混迷している時代。野望に燃えた豪勇たちの争いが続いていた。そんな中、魔法使いマーリンから王者の剣エクスカリバーを授かったウーサーは次々と豪族を平定し王として君臨する。しかし本当の悲劇はここから始まる。やがて誕生するウーサーの息子アーサーが背負う苦難と絶望とは。

SDガンダム外伝 円卓の騎士編(1991)

<ストーリー>

悪の独裁国・ザビロニア帝国に滅ぼされ生まれ育った居城を奪われた平和国家・ブリティス王国の皇子・皇騎士ガンダムは、彼が持つ王家の証・ヴァトラスの剣に集いし仲間たちと共に、ブリティス城奪還に向けて動き出した。しかし、ブリティスの城下町・バーリントンは黒い森におおわれ、皇騎士ガンダムたちの行く手をはばんでいた。彼らは無事にブリティス城に入城し、帝国の圧政に苦しむ人々を救い出すことができるのか?

SDガンダムの世界で円卓の騎士とかアーサー王伝説要素が出てくる、子供心にロマンあふれる作品。

拡散性ミリオンアーサー(2012)

アプリゲームを始めとしたメディアミックス作品。

キング・アーサー(2004)

<ストーリー>
イギリスがブリテンと呼ばれ、ローマ帝国の支配下にあった時代 ―― ローマ軍の司令官アーサーは、ランスロットを始めとする《円卓の騎士》を率いて反乱軍と戦っていた。ある日、アーサーは無実の罪で囚われていたグウィネヴィアというブリテンの女性を救出する。その頃、ブリテンは残虐なサクソン軍の侵略によって滅亡の危機に瀕していた。“愛する祖国は指導者を必要としている”というグウィネヴィアの言葉は、アーサーの中に眠っていた何かを目覚めさせていく。ブリテンとアーサーの運命を賭けた壮絶な戦いが、いま始まろうとしていた・・・。

トリスタンとイゾルデ(2006)

<ストーリー>

時は1500年前、暗黒時代のイギリス。コーンウォールの領主マークを育ての父に持つ、トリスタンという名の勇敢な騎士がいた。戦闘で瀕死の重傷を負い、敵国アイルランドの海岸に流れ着いた彼は、アイルランド王の娘イゾルデにかくまわれ、献身的な介護を受ける。粗末な海辺の小屋で過ごす濃密な時間の中で、ごく自然に結ばれる二人。だが、運命の女神は、別れよりも残酷な試練を彼らに用意していた。イゾルデとマークの戦略結婚。それはすぐそばにいながら見つめあうことすら許されない苦しみを、トリスタンとイゾルデにもたらすものとなる。そしてついに、ふたりがほとばしる情熱を抑えられなくなったとき、彼らの愛は、国を滅ぼすかもしかねない危険なものへと変貌を遂げていく……。

ロミオとジュリエットの元となった作品の実写映画化。

ワーグナーの楽劇、舞台劇等で有名な作品。

傑作。

Fate/stay night(2004)

<ストーリー>

舞台は海と山に囲まれた都市・冬木市。そこで行われる、ある一つの儀式。手にした者の願いを叶えるという聖杯を実現させる為、聖杯に選ばれた七人の魔術師に、聖杯が選んだ七騎の使い魔を与える。 騎士 ”セイバー” 槍兵 ”ランサー” 弓兵 ”アーチャー” 騎兵 ”ライダー” 魔術師 “キャスター” 暗殺者 “アサシン” 狂戦士 “バーサーカー”。マスターは七つの役割を被った使い魔一人と契約し、七組は、聖杯を求め、最後の一組となるまで殺し合いを繰り広げる。その名は「聖杯戦争」。

メインキャラクターにアーサー王伝説に由来するキャラクターが絡む事が多い。

劇場公開を控える「劇場版 Fate/Grand Order -神聖円卓領域キャメロット-」では、メインモチーフとなる。

ブラック・ナイト(1955)

マーベルのキャラクターで、MCUでは2021年公開予定のエターナルズにて登場する。

結構人気キャラ。

魔術師 マーリン/MERLIN(2008)

<内容>

伝説に描かれ、またこれまで幾度となく出版・映像化されてきたマーリン像は、アーサー王の師であり立派なひげをたくわえた老魔術師だが、このドラマでは、マーリンとアーサー王は同い年の青年。ひょんなことから若きアーサー王子の召使となったマーリンは、まだ半人前の魔術師として、表向きには魔術師であることを隠しながら、アーサーを支えていく。毎回、悪だくみをもつ魔法使いが登場するが、アーサーとマーリンは反発したり、助け合ったりしながら、悪を撃退するうちに人間として成長し、友情と絆を深めていく。勧善懲悪のわかりやすいストーリーだが、美術やメイク、VFXは映画並みのクオリティで、特にセットはウェールズ地方の古城及びパリ北部のピエルフォン城でのロケで制作され見ごたえ十分。

映画並みのVFXを期待すると、目の肥えた人は痛い目に遭うが、かなり頑張っててドラゴンとか怪物が普通に出てくる。

マーリン像を青年にし、アーサー王との絆の物語にした点で、他にはない独特な作品となっている。

魔法の剣 キャメロット(1998)

<ストーリー>
アーサー王が治める理想の王国キャメロット。少女ケイリーは、いつしか騎士になることを夢見ながら幸せな生活を送っていた。そんな中、円卓の騎士であるケイリーの父が邪悪な男ルーバーに殺されて・・・。

※この記事は、追記・編集していく予定です。

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