死後の世界
宗教観や死生観に違いがあっても、世界中にある「死後の世界」と言う概念。
実に様々な世界観があるが、そこを舞台とした色とりどりの作品を今回は紹介していく。
なお、重大なネタバレが含まれる作品があるので、閲覧注意。
あの世の入口
記憶の扉(1994)
<ストーリー>
山荘の庭で起こった殺人事件。嵐の中を逃げていた容疑者のオノフは警察 署に連行される。長い沈黙の後に、警察署長の尋問が始まる。署長との会話の中で、次第 に明らかになってゆくオノフの過去。いつか忘却の彼方へと置き去りにしたはずの記憶が 蘇った時…。
灰羽連盟(2002)
少女ラッカが夢から目をさますと、そこには頭に光輪をかざし、羽を生やした少女達が迎えてくれる。 壁に囲まれ、灰羽連盟に守られているグリの街の暮らしは仲間とふれいあいながら、過ぎていく。 不思議で幸せすぎる毎日だが、言伝えによれば灰羽はその時がくると壁の外に飛び立たねばならないという。 どうして灰羽になったのか。自分が何者だったのか。穏やかなグリの街の生活を続ける中で、やがて自分の、そして仲間の謎が明らかになっていく—。
パッセンジャーズ(2009)
<ストーリー>
その真相を追ってはいけない――飛行機事故は劇的な物語の序章に過ぎなかった。
あの世・天国・地獄・死後の世界
Angel Beats!(2010)
舞台は死後の世界運命に立ち向かう少年少女たちの物語なんらかの理由で最後を遂げた少年・音無は、死後の世界の学校で、ゆりと名乗る少女と出会う。彼女は神に反逆する「死んだ世界戦線」のリーダーで、天使と日夜激戦を繰り広げていた。そして、立ちはだかるは神の使い・天使。それは、可憐なひとりの少女だった。生前の記憶が無く、この死後の世界で何が起きているのかも分からず戸惑う音無。彼は、ゆりたちと共に戦う道を選ぶことにしたのだが…。
奇跡の輝き(1999)
ロビン・ウィアムズとキューバ・グッディング・Jr主演の美しい作品は、死後、愛する妻と一緒になるために壮絶な旅に出発する男の物語。
グッド・プレイス(2016)
<ストーリー>
人間の生前の行いはポイントとして集計されており、十分な善行を積んだ人間は死後に”いい所”で楽しい生活を送ることができ、そうでない人間は”悪い所”で永遠の拷問を受ける。また人間にはソウルメイトが存在し、生前会ったことがなくても死後に引き合わされて共に暮らすことになる。事故死したエレノアは”いい所”へやってくるが、案内を受ける中で自分が同姓同名の善人と間違われたことに気がつき、正体がバレて”悪い所”へ送られることを避けるべく”いい所”に相応しい人間になろうと奔走する。
Wikipedia引用
何かの手違いで、来れる筈がなかった天国に来てしまったエレノアが、周囲に正体を隠しながら天国になんとか馴染もうとするコメディドラマ。
鬼灯の冷徹(2011)
<ストーリー>
これは地獄のお話。戦後の人口爆発、悪霊の凶暴化、地獄に亡者があふれかえった今日、人手不足に喘ぐ地獄は前代未聞の混乱を極めていた。そんな中、あたふたする閻魔大王に代わって、さまざまな問題の後始末をする陰の傑物が。彼の名は閻魔大王の第一補佐官・鬼灯。亡者から仕事をサボる閻魔大王まで容赦なく呵責する鬼灯の、忙しくも案外楽しげな地獄の毎日が今ここに登場!
リメンバーミー(2018)
<ストーリー>
家族に音楽を禁じられながらも、ミュージシャンを夢見るギターの天才少年ミゲル。ある日、彼はガイコツたちが楽しく暮らす、カラフルで美しい死者の国に迷い込んでしまう。日の出までに帰らないと、ミゲルの体は消えて永遠に家族と別れることに…。唯一の頼りは、陽気だけど孤独なガイコツのヘクター。だが、彼にも生きている家族に忘れられると、死者の国から存在が消えるという運命が…。絶体絶命のふたりと家族をつなぐ重要な鍵──それは、ミゲルが大好きな名曲リメンバー・ミーに隠されていた…。
LIMBO/リンボ(2010)
<ストーリー>
運命に逆らい、妹を探して少年は LIMBOの世界に足を踏み入れる。
少年は、目覚めると森の中にいた。
一緒に遊んでいた筈の妹の姿が見えないので探しに行くと、そこはどうやって来たのかも分からない見知らぬ場所だった。
道に転がる無残な死体、襲ってくる巨大な蜘蛛、張り巡らされた危険な罠、数々の危険を乗り越えて、ようやく少年が辿り着いた場所とは?
この記事にある時点で分かり切っているが、そもそもリンボとは「洗礼前、原罪のうちに死んだが、永遠の地獄に定められてはいない人間が、死後に行き着く場所」で辺獄の事を指す。
日本風に言えば、賽の河原がイメージに近く「親に先立って死亡した子供がその親不孝の報いで苦を受ける三途の川にある河原」的な場所である。
※この記事は、追記・編集していく予定です。