「無かった事にする」系作品特集

色々あったけど無い方が幸せな事もある?

物語を通して問題を解決したり、挑戦してみたが、最終的に「無い」方がみんなが幸せだった時に使われる事がある「リセット」展開。

「どこから」や「なにを」リセットするかで種類が分かれるが、総じて登場人物達の行動が裏目に出たり、どうしようもない事態の中で使われる手法だ。

中には「リセット」した試行錯誤の中で成長する事で、リセット前に解決出来なかった問題に立ち向かう様なパターンもあり、そのバリエーションは結構豊富。

起きた事が無かった事になっても実際に起きたと言う事実の方が重要だったり、可能性世界を見る事で開ける道もある等、「IF」の世界を見るのは非常に面白い。

この記事では、そんな実際には「無かった事にする展開」を、上手に使った作品を紹介していく。

劇中で「何かを」無かった事にする根拠として、「タイムリープ物」や「夢オチ」が、相性として良い作品が多い印象がある。

オール・ユー・ニード・イズ・キル(2014)

<ストーリー>
戦う、死ぬ、目覚める―。何回死んでも、彼女を守って、世界を救え!

2004年に発表された同名の、日本のライトノベルが原作の作品で、実写映画化と同年にコミカライズも果たしている。

媒体毎にエンディングが違うと言う特徴がある。

2020年現在、実写映画版は2作目を制作する予定との事。

君の名は(2016)

<ストーリー>

千年ぶりとなる彗星の来訪を一か月後に控えた日本。田舎町に暮らす女子高校生・三葉は憂鬱な毎日を過ごしていた。ある日、自分が男の子になる夢を見る。見覚えのない部屋、見知らぬ友人、目の前に広がるのは東京の街並み。都会での生活を満喫する三葉。一方、東京で暮らす男子高校生・瀧も奇妙な夢を見た。行ったこともない山奥の町で、自分が女子高校生になっているのだ。繰り返される不思議な夢、明らかに抜け落ちている記憶と時間。二人はお互いが入れ替わっていることに気付く。何度も入れ替わる事に戸惑いながらも、現実を少しずつ受け止める二人。残されたお互いのメモを通して、状況を乗り切っていく。しかし、気持ちが打ち解けてきた矢先、突然入れ替わりが途切れてしまう。自分たちが特別に繋がっていたことに気付いた瀧は、三葉に会いに行こうと決心。辿り着いた先には、意外な真実が待ち受けていた…。

リセットされるのは一部の記憶。

シュタインズ・ゲート(2009)

<ストーリー>
舞台は2010年夏の秋葉原。厨二病から抜け出せない大学生である岡部倫太郎は、「未来ガジェット研究所」を立ち上げ、用途不明の発明品を日々生み出していた。だが、ある日、偶然にも過去へとメールが送れる「タイムマシン」を作り出す。世紀の発明と興奮を抑えきれずに、興味本位で過去への干渉を繰り返す。その結果、世界を巻き込む大きな悲劇が、岡部たちに訪れることになるのだが・・・悲劇を回避するために、岡部の孤独な戦いが始まる。果たして彼は、運命を乗り越えることができるのか!?

前半で行っていくタイムマシン実験を、後半はひたすら無かった事にする為にタイムリープを繰り返し、最終的にリセットまで持っていくのが「ノーマルエンド」。

ストーリーの構造が非常に洗練されていて完成度が高く、「トゥルーエンド」の展開から演出まで神がかっているので、何度も体験したくなる作品だ。

ハリウッドで実写映画化の予定。

ジュマンジ(1995)

<ストーリー>
いじめられっ子のアランが、ある日ふとしたことから土の中に埋もれていた木箱を見つける。箱には”JUMANJI”という文字が刻まれ、中にはすごろくのゲームが収められていた。”JUMANJI” – ゲーム盤での出来事が現実にも起きてしまうこの世で最も危険なゲーム。そうとは知らず、帰宅したアランはガールフレンドのサラと早速ゲームを始めてしまう・・・。

魔法のすごろくゲーム「ジュマンジ」がプレイ終了によって記憶を持ってプレイ開始時間に戻る性質があり、クライマックスで冒頭シーンに戻る展開がある。

天使のくれた時間(2001)

<ストーリー>

ウォール街で成功し、豪華な暮らしをしていたジャックはある日、突然、違う人生をおくっていた!目覚めるとそこは今まで見たことがない部屋。横には13年前に別れた恋人ケイトが眠り、二人の子供のパパになっていた。 「その世界」でのジャックは現実とは全く違うタイヤセールスマンの平凡な夫。やがてジャックに、現実の世界へ戻る時が近づいてくるが…。

幸せな「if」の世界を体験してから、味気無い現実に戻される事で、主人公が本当の幸せに気付き変わる展開が素敵。

時をかける少女(2006)

<ストーリー>

高校2年生の夏、真琴は、医学部志望の功介、春に転校してきた千昭という二人の同級生と楽しく毎日を過ごしていた。ある日、真琴は、故障した自転車で遭遇した踏切事故の瞬間、時間を跳躍する不思議な体験をする。叔母の芳山和子に相談すると、それはタイムリープといい、年ごろの少女によくあることだと言う。真琴は、手に入れたその力をツイてない日常のささいな不満や欲望の解消に使い始めるようになった。突然おとずれたバラ色の日々。ところがタイムリープできる回数には限度があった。千昭の真琴への突然の告白をなかったことにしようとしたり、功介と同級生の果穂の仲を取りもとうとしたりしたことで残りがついに1回に。そして千昭にタイムリープしているんじゃないかと指摘され動揺した真琴は、最後のタイムリープを使いきってしまう。

主人公がタイムリープをしまくる。

主人公の決断ではなく、仲間によるリセットが入る珍しいパターンもある。

バタフライ・エフェクト(2004)

<ストーリー>

“バタフライ・エフェクト”愛する者を救うため、過去を書き換えようとした男がいた。 『きみを救うため、ぼくは何度でも過去に戻る。それは、神にも許されない行為…。』

リセットオチの作品では、ダントツで有名な作品がこれだと思う。

おまけ映像で入っている別バージョンのエンディングも悪くない。

不思議の国のアリス(1951)

<ストーリー>

退屈な昼下がり、アリスは大忙しで走っていく服を来た白うさぎを追いかけるうち、深い穴に落ちてしまい…なんとも奇妙な世界に迷い込んでしまいます。自分の体は伸び縮み、美しい花たちは歌いだし、“お誕生日じゃない日”をお祝いし、おかしなことばかり起こります。双子のディーとダム、チェシャ猫、マッドハッター、ハートの女王など風変わりなキャラクターが次から次へと現れて、アリスはシュールで不思議な冒険を続けるうちに…

これも、有名な夢オチによるリセットもの。

ペルソナ2(1999)

<ストーリー>

物語の舞台は、人口128万人の政令指定都市 「珠閒瑠市」。
主人公が通う七姉妹学園高校(通称「セブンス」)では、カッコイイ系の男子が多いと 評判の学校で、その校章やエンブレムを持ち歩くことは、他校生の間でも一種のステイタスであった。
しかし、いつの頃からか街では「セブンスのエンブレムは〈呪いの紋章〉で、身につけていると容貌が破壊される」という噂が広まっていた。
そして、その不吉な噂が現実になる。それをきっかけに、街では次々と噂が現実になる奇妙な現象が発生する。
あるきっかけで〈ペルソナ〉という別人格を召喚するようになった主人公達は、その特殊能力を駆使して街に起こる様々な事件を追うことになる。
次第に明らかになっていく噂と事件の関係。
止まっていた時が動き出す。全ては、また学校から始まる・・・。

ペルソナシリーズの2作目。

一度全て無かった事にしてからの、運命的な再会シーンは感動的。

僕だけがいない街(2012)

<ストーリー>

毎日を懊悩して暮らす青年漫画家の藤沼。ただ彼には、彼にしか起きない特別な症状を持ち合わせていた。それは…時間が巻き戻るということ! この現象、藤沼にもたらすものは輝く未来? それとも…。

主人公が「再上映(リバイバル)」と言うタイムリープ能力を使って、友達や母親を殺した連続殺人犯を過去に戻って止めようとする物語。

「オール・ユー・ニード・イズ・キル」と似て、媒体毎にエンディングが違うのも面白い。

Re:ゼロから始める異世界生活(2012)

<ストーリー>

コンビニからの帰り道、突如として異世界へと召喚されてしまった少年、菜月昴。目の前に広がるファンタジーな異世界に目を輝かせるスバルだったが、自分を召喚したであろう美少女の姿はどこにも見当たらない。やがて右も左もわからない状況にスバルは頭をかかえてしまう。さらに強制イベントと言わんばかりにチンピラに絡まれ、異世界に招かれた人間が超常の力を発揮するといったお約束の展開もなく、容赦なく叩きのめされるスバル。そんなスバルの前に一人の少女が現れ……。

主人公が「死に戻り」と言うタイムリープ能力を持っていて、それを使って悲劇回避を目指す物語。

※この記事は、追記・編集していく予定です。

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