発明で見る人類の歴史【連載5】

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1 紀元前1000年~紀元前600年の世界

紀元前1000年~紀元前600年の世界

全世界の人口が50,000,000人の世界。

多くの文明が生まれ、交流と衝突を繰り返す時代。

歴史上偉人で言えば、ソロモン王が現役の時代から先になる。

発明で人々の生活は、どう変わっていく?

紀元前1000年:製本(インド~)

パピルスや羊皮紙で作られた本が、当時存在した事が推測される。

ちなみに、ソフィア世界史博物館にあるエトルリア語の製本された本が現存最古で、紀元前500年頃に作られたものらしい。

紀元前1000年:吹き矢(インド~)

東南アジアや南米を中心に使われた形跡がある、遠距離武器。

吹き筒に入れた矢を、息を吹いて飛ばし、標的に刺して使う。

矢が小さい為、毒を塗って使うのが一般的で、筒が長いほど飛距離が伸びるが、取り回しも含めて3mぐらいが丁度良いらしい。

紀元前1000年:インディゴ染料、インディゴ顔料(インド~)

最も古い染料の1つ。

インド、中国、日本など多くのアジアの国々で何世紀にもわたって用いられてきた。

メソポタミア、エジプト、ギリシャ、ローマ、ブリテン、ペルー、イラン、アフリカなどの古代文明でも知られていた。

ジーンズの色だが、昨今のジーンズは合成インディゴが使われていて、天然のインディゴ染料は使われていない。

紀元前1000年:歯ブラシ(インド~)

爪楊枝に始まり、木の繊維をほぐした物が使われた。

紀元前1000年:干拓堤防(インダス~)

干拓において陸にしたい範囲を囲むように作る堤防の事で、水域を仕切って内部に残る水を排水して行う干拓でもある。

紀元前1000年:死者の書(エジプト~)

パピルスや棺に書かれた書物。

パピルス製の巻物の場合、長さが37mもある。

書かれている文字は、ヒエログリフ。

紀元前1000年:日本呪術

日本で呪術的儀式が行われ始めた時期が、このぐらいと言う説がある。

この1000年以上後で「卑弥呼」等がようやく登場する。

紀元前1000年:硬貨(ギリシア~)

貝殻や石から、金属製の硬貨へと移っていく時期。

紀元前1000年:差動装置(中国~)

Wikipedia引用

機械的機構の一種で、二つの部分の動きの差を検出、あるいは動力に差をつけ振り分ける装置。

紀元前1000年:指南車(中国~)

Wikipedia引用

乗っている仙人の人形が常に一定の方向を指し示す車のこと。

最初に指定した方向を、車が移動しても示し続ける。

ワンピースの記録指針(ログポース)をイメージすると分かり易いかも。

ちなみに指南車は、機械的な仕組みで一定方向を示すので、磁石は使われていない。

紀元前1000年:カタパルト(オリエント~)

Wikipedia引用

投石機の事。

紀元前500年頃には古代中国でも使われ始めたとか。

紀元前1000年:レンズ(アッシリア~)

Wikipedia引用

最初は、水晶を使って作られたらしい。

望遠鏡も、眼鏡も、この後に登場する。

紀元前1000年:ジュート繊維(ベンガル~)

コウマと言う植物を使った繊維で、導火線・カーペット基布や畳表・ひも・袋やバッグなどを作るのに使われる。

強度は高くない為、ロープには向かない。

紀元前1000年:床暖房、セントラルヒーティング(中国、朝鮮半島~)

Wikipedia引用

紀元前900年:独立記念、メシャ碑文(イスラエル、モアブ~)

Wikipedia引用

イスラエルに対する反抗の勝利と、独立を記した碑文。

紀元前800年:日本稲作

日本に稲作が持ち込まれたのが、この辺りらしい。

紀元前800年:オリンピック

紀元前776年に行われたと言う、記録に残る最古のオリンピア祭典競技で、第1回古代オリンピック。

当初競技は「スタディオン走」と呼ばれる短距離走1種目だけが実施され、地元・エリスのコロイボスが優勝した所まで記録が残っている。

どれぐらいのタイムだったのだろうか?

紀元前800年:天球(ギリシア~)

Wikipedia引用

地球の周囲を覆う、巨大な球体の事。

当時は、地球を中心に世界が存在し、天球に星が張り付いている等と考えられていた。

天動説の時代の話。

紀元前800年:ギリシャ文字

ギリシャ文字が成立し始める。

紀元前800年:ギリシャ神話

ギリシャ神話がまとめられ始めた時期。

テュポーン、バジリスク、ヒュドラ、ラミアと言った、ギリシャ神話を彩る怪物の存在も、この頃から徐々にまとめられ、段々と語り継げる形になっていったと推測できる。

紀元前700年:バラッド

Wikipedia引用

紀元前675年頃、古代ギリシアのシチリアで、抒情詩人のステシコロスがバラッドを発明したらしい。

英雄等の物語や寓話を詩にして、歌にのせて聞かせる物で、吟遊詩人をイメージすると分かり易い。

音楽に歌詞をのせると言う発想は、きっと新鮮だったに違いない。

紀元前700年:鋳造貨幣(リディア王国)

Wikipedia引用

エレクトロン硬貨の登場で、硬貨は鋳造で同型の物を大量生産する事が当たり前になった。

紀元前700年:ポンプ(バビロニア~)

Wikipedia引用

圧力の作用によって液体や気体を吸い上げたり送ったりするための機械で、最初は単純なチューブ状だった。

紀元前700年、紀元前600年:黒絵式陶器、赤絵式陶器(ギリシア~)

Wikipedia引用

ワイン用酒杯の一種「キュリクス」の絵付けなどで使われた手法。

紀元前700年:大学(インド~)※追加

古代インドのタキシラの僧院が、最初の大学、あるいは、その原型と言う説がある。

完全な大学として最も古い物では、モロッコの「カラウィーイーン大学」があり、設立は西暦859年で、ユネスコとギネス世界記録によれば、世界に現存する最古の継続的に活動している教育機関であり、初の学位授与を行った教育機関であり、時に世界最古の大学として言及されるという。

紀元前660年:日本神話

初代天皇が即位し、日本が建国したとされる説がある。

紀元前7世紀から紀元前5世紀の間が一般的だとか。

当時の日本は、今にして思えば神話の時代だった。

紀元前600年:街道、駅伝制

道の整備がされたと言う事は、都市だけでなく都市を繋ぐインフラが整っていったと言う事。

同じぐらいに、駅伝制による荷物や情報の伝達方法も発明された。

リレー形式と言う事だ。

世界史では、古代中国、モンゴル帝国、古代オリエント、古代インカ等で発達したシステムとして紹介される部分で、遅れて日本でも「飛脚」として運用された。

これは、通信インフラの進歩と言って良い。

紀元前600年:箸(中国~)

Wikipedia引用

中国で箸が一般化され、徐々に今の食事のスタイルが作られていく事になる。

紀元前1300年には、青銅製の箸を使っていた記録もあるらしいので、それ以前に発明されたと考えるべきだろう。

紀元前600年:ラテン文字(ローマ~)

ラテン文字がまとめられ始める。

紀元前600年:共和制(ローマ~)

王政を打倒し、帝政に移行する間に国を動かす為に使われたシステム。

紀元前600年:アンカー(ギリシア~)

Wikipedia引用

錨で船を係留出来るようになった。

紀元前600年:動く死者伝説(中国~)

キョンシーの原型。

世界中にある動く死者の伝説の一つで、かなり古い方。

ちなみに、ゾンビで有名なブードゥー教の原型は、西暦1600年以降に出来て、肝心のゾンビが有名になったのは西暦1932年以降、ゾンビ映画の登場後と、かなり新しい存在だったりする。

終わりに

西暦0年にたどり着けなかったが、だいぶ時代は進んだ気がする。

例のごとく、説があると言う程度の信頼度で楽しんで貰えればうれしい。

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