個体では勝てなくても数で押しきるスタイル
数が多い事は、単純に利点となる。
この記事では、劇中で圧倒的な数で邪魔をしたり、攻撃をする事で、敵に対して打撃を与える描写のある作品を紹介していく。
ちょっとやそっとの数差の物は、除外する。
FINALFANTASYⅦの「ナイツオブラウンド」ぐらいだと、除外って感じ。
オッド・トーマス 死神と奇妙な救世主(2013)
<ストーリー>
オッド・トーマスは霊能力の持ち主。霊に導かれて殺人犯を捜し出すなど、死者が見えると放ってはおけない。そんなある日、ダイナーでボダッハという悪霊を大量に見つける。ボダッハは流血の惨劇が近づいていることをときに現れる悪霊。オッドは町の危機を救うことができるのか…。
クライマックスで、霊界から大量のボダッハと言う悪霊が湧き始め、襲ってくる。
2003年発行の小説を原作にしている。
オール・ユー・ニード・イズ・キル(2004)
<ストーリー>
戦う、死ぬ、目覚める―。何回死んでも、彼女を守って、世界を救え!
ラノベ原作で、2014年にハリウッド実写化して話題となった、死に戻り系タイムリープ物。
とにかく敵が数で攻めてくる。
ショーンオブザデッド(2004)
<ストーリー>
ロンドンの家電量販店の店員で29歳のショーンは、親友のエドとパブに入り浸るだらしない毎日を送っていた。
長年の恋人リズにも愛想を尽かされたショーンは、このままではいけないと生活を変える決意をするが、その時、街にはゾンビが溢れ、人々を襲い始める。
ショーンは母親とリズを守るため、エドと協力して行動を起こす。
ゾンビ物全般が当てはまるので、その代表と言う事で。
ゾンビ物の中では、かなり好き。
進撃の巨人(2009)
<ストーリー>
巨人がすべてを支配する世界。巨人の餌と化した人類は高さ50メートルの巨大な壁を築き、壁外への自由と引き換えに侵略を防いでいた・・・。まだ見ぬ壁外の世界を夢見る10歳の少年、エレン・イェーガー。エレンは仮初めの平和に満足し外の世界へ出ることを諦めた人々に違和感を覚える。彼らを「家畜」と呼ぶエレン。エレンを「異物」と感じる人々。だが、壁をも越える超大型巨人の出現により、エレンの「夢」も人々の「平和」も突如として崩れ去ってしまう・・・。
野良の巨人が、割と数で攻めてくる印象。
スパイダーパニック(2002)
<ストーリー>
ヤツらは飢えていた…その長い8本の足で、人間を襲い、オートバイよりも素早く、RV車をもなぎ倒す凄まじいパワーで増殖をはじめた…。
モンスターパニック物の良作で、個人的にかなり好きな作品。
表紙デザインから、内容の面白さは想像出来ないのも、今では一周回って良いw
捨てられた薬品の影響で巨大化した蜘蛛が大量発生してしまい、町がパニックになると言う物語で、モンスターパニックの基本かつ、基本構造はゾンビ物も踏襲しているのだが、映画として、やたらと出来が良い。
町を蹂躙する様々な種類の大蜘蛛の群が、絶望感と共にパニック物のカタルシスがあるのは勿論、蜘蛛達が個体識別こそ出来ないが、巨大化の影響か個性を獲得しているのと、コミカルな動きが可愛らしいのも見どころ。
300<スリー ハンドレッド>(1998)
<内容>
レオニダス率いる地上最強と謳われた精鋭300人のスパルタ軍が、クセルクセス率いる桁違いの軍力を誇るペルシア軍の巨大軍勢を迎え撃った “テルモピュライの戦い”を活写!
一定時間の拠点防衛系作品代表で。
2006年に実写化されて、一気に知名度が上がった作品で、原作はアメコミ。
300対100万ですよ。
Z.O.E 2167 IDOLO(2001)
<ストーリー>
22世紀の太陽系。火星は国連地球軍の統治下におかれていた。ラダム少尉は火星生まれのバフラムのパイロット。彼はある日、火星のバフラム基地内で火星人(マーシャン)の肉体的ハンデ(重力の為、地球人に比べて身体能力に劣る)を嘲笑った国連地球軍の大佐・バロウズ達とのいざこざが原因で、辺境の地ノクティスへと飛ばされてしまう。しかし、そこで待っていたのは新世代人型機動兵器・オービタルフレームのイドロのフレームランナーの任だった。
最新鋭試作機のオービタルフレームイドロのテストパイロットとなる主人公が、物語後半でテスト機隠蔽の為に敵と味方両軍から総攻撃を受ける展開が待っている。
現行最強機も、大量の旧型機相手の分の悪さがちゃんと描かれた作品。
ストーリーは、続編の「Z.O.E Dolores,i」に引き継がれるのも、かなり熱い。
「イドロ」と「ハトール」のプラモは、まだ?
DRAG ON DRAGOON(2003)
<ストーリー>
自分の国を滅ぼされ、傭兵として生きている元王子のカイム。ある日、戦いで傷ついたカイムの目の前に、1匹の瀕死のレッドドラゴンが横たわっていた。カイムとドラゴン、彼らが助かる道はお互いの「契約」であった。そしてドラゴンとカイムは助け合いながら運命に翻弄されながら生きていくのである。
基本が無双系のゲームデザインなので、その時点で数の暴力との戦いなのだが、それよりも注目したいのは、みんなのトラウマ「赤さん」だ。
大量の巨大な人の赤ちゃんの形をした謎の存在が、自分達を食い殺しに来る狂気の世界がヤバい。
ピラニア シリーズ(2010)
<ストーリー>
アメリカ南西部、ビクトリア湖畔では春休みシーズン恒例のイベント“ウェットTシャツ・コンテスト”で盛り上がっていた。ビキニ姿のセクシーな女性集団と、取り巻きの男たちは興奮MAX状態。そんな時、湖底で大規模な地割れが発生し、その裂け目から何万匹ものピラニアが湧き出てきた。それは200万年前に絶滅したはずの、凶暴な太古のピラニアだった。何も知らない能天気な若者たちは、その飢えたモンスターたちに、一人、また一人と餌食になっていく…。果たしてピラニア集団に立ち向かう人々の運命は?
モンスターパニック物の中でも、ピラニア系の敵は怖いよね。
クライシス コア -ファイナルファンタジーVII(2007)
<ストーリー>
全ての物語の序章。
誰も知らない過去の物語が、今ここに…。
ラストバトルが、ザックス対大量の森羅兵と言う負けバトル。
原作のFINALFANTASYⅦ(1997)があるので予想出来ているのだが、演出が良くて熱く切ない。
Fate/Zero(2006)
<ストーリー>
これは始まり(ゼロ)に至る物語―。大人気作『Fate/stay night』では断片的に語られるのみだった「第四次聖杯戦争」を描いたTVアニメ。奇跡を叶える『聖杯』の力を追い求め、七人の魔術師(マスター)が七人の英霊(サーヴァント)を召喚し、最後の一人になるまで戦いを繰り広げる究極の決闘劇…聖杯戦争。決着を先送りにされたその闘争に、今また四度目の火蓋が切って落とされる。それぞれに勝利への悲願を託し、戦場へ馳せ参じる魔術師たち。士郎の養父が、凛の父が、若き日の言峰綺礼が繰り広げた「第四次聖杯戦争」の真実が、今明らかになる!
イスカンダルの宝具「王の軍勢(アイオニオン・ヘタイロイ」が、かつての戦友を英霊召喚する能力で、圧倒的な数の暴力で敵を蹂躙する戦闘スタイル。
珍しく、味方が数で相手を蹂躙する側。
マブラヴ オルタネイティヴ シリーズ(2006)
<ストーリー>
白銀武は並行世界の地球で目覚め、異星生命体BETAと戦う過酷な世界で、軍人として生きることを余儀なくされる。
滅亡の危機に立たされた人類は、地球放棄という絶望的な選択を取る。
そんな中、武は時間を逆行してしまい……。
進撃の巨人にも影響を与えた作品で、基本は宇宙人に侵略される人類を描く。
元々はPCゲーム「マブラヴ」の続編だが、続編やメディア展開によってどっから手を出せば良いか分からない人は、気軽にコミカライズ作品からと言う手もある。
ベルセルク(1989)
<内容>
主人公・ガッツの生い立ちから幼年期、そして親友でありのちに終生の敵となるグリフィスとの出会い、さらに蝕とよばれる天地異変を経てガッツが復讐の旅に出るまでのいわゆる「黄金時代」と呼ばれる部分が描かれたもの。
「100人切り」「蝕」他にも大人数を相手に、少数精鋭で戦う事を余儀無くされるシーンが大量にある作品。
面白さも含めて、圧倒的。
マトリックス シリーズ(1999)
<ストーリー>
凄腕ハッカーのネオは、最近”起きてもまだ夢を見ているような感覚”に悩まされていた。そんなある日、自宅のコンピュータ画面に、不思議なメッセージが届く…。正体不明の美女トリニティーに導かれて、ネオはモーフィアスという男と出会う。そこで見せられた世界の真実とは。やがて、人類の命運をかけた壮絶な戦いが始まる。
敵のエージェント・スミスや、マシンが数の暴力で人類に襲い掛かるシーンが沢山用意されている。
※この記事は、追記・編集していく予定です。