【Audible】映画・ドラマ・アニメ化「原作小説」を紹介【2020年版】

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1 あの大ヒット作を原作まで余すところなく

あの大ヒット作を原作まで余すところなく

ヒットした映画、ドラマの中には、小説原作の作品が沢山ある。

映像作品を見て全てを知った気になっていると、実は原作とは描写が違ったりカットされたシーンがあるらしい。

映像で作品を楽しむのは良いが、原作を活字でわざわざ読むのは辛い。

だが、好きな作品の全てを知りたい心理もある。

原作のエンディングが違うなんて聞いたら、是非とも確認したい。

それに、原作を知っていれば、映画やドラマしか知らない友達にとっておきの小ネタを教えられるかもしれない。

「あのキャラクターは映画オリジナルだって知ってた?」

「原作だと、あのキャラは生き残るんだよ」

 

通勤の電車や車の中で、あるいは寝る前に、または、ゆっくりと湯船につかってリラックスしながら、好きな映画を楽しむ様に、好きな映画の原作本を、耳で最高の形で楽しめる。

オーディオブックなら、気楽に好きな時間に。

アキラとあきら(2017)

<ストーリー>

零細企業の息子・山崎瑛(あきら)と大手海運会社の御曹司・階堂彬(あきら)。生まれも育ちも違うふたりは、互いに宿命を背負い、自らの運命に抗って生きてきた。やがてふたりが出逢い、それぞれの人生が交差したとき、かつてない過酷な試練が降りかかる。逆境に立ち向かうふたりのアキラの、人生を賭した戦いが始まった――! 感動の青春巨編!

悪人(2007)

<ストーリー>

なぜ、もっと早くに出会わなかったのだろう――九州地方に珍しく雪が降った夜、ひとりの土木作業員が、保険外交員の女性を殺害してしまう。そして、出会い系サイトで知り合った女性と逃避行に及ぶ。残された家族や友人たちの思い、そして、揺れ動く二人の純愛劇。一つの事件の背景にある、様々な関係者たちの感情を静謐な筆致で描いた渾身の傑作長編。

遊びの時間は終らない(1985)

<内容>

日中韓で映画!
35年前に発表された幻の傑作や
『リング』鈴木光司の書き下ろしを含めた短編集

「銀行強盗を模した警察の防犯訓練がとんでもない事態に」?

日中韓で映画化の表題作に加え、
“遊びの時間”をテーマにした
人気作家3名の書き下ろし短編を収録する
競作アンソロジー。

Another(2011)

<ストーリー>

夜見山北中学三年三組に転校してきた榊原恒一は、何かに怯えているようなクラスの雰囲気に違和感を覚える。同級生で不思議な存在感を放つ美少女ミサキ・メイに惹かれ、接触を試みる恒一だが、謎はいっそう深まるばかり。そんな中、クラス委員長の桜木が凄惨な死を遂げた! この”世界”ではいったい何が起きているのか!?

アンドロイドは電気羊の夢を見るか?(1977)

<ストーリー>

第三次大戦後、放射能灰に汚された地球では生きた動物を持っているかどうかが地位の象徴になっていた。人工の電気羊しか飼えないリックは、かくて火星から逃亡した〈奴隷〉アンドロイド八人の首にかかった賞金を狙って、決死の狩りを始めた! 現代SFの旗手が斬新な着想と華麗な筆致で描く悪夢の未来世界!

一九八四年(1949)

<ストーリー>

〈ビッグ・ブラザー〉率いる党が支配する超全体主義的近未来。ウィンストン・スミスは、真理省記録局で歴史の改竄に従事していた。彼は奔放な美女ジュリアとの出会いを契機に、伝説的な裏切り者による反政府地下活動に惹かれるようになる。世界文学に燦然たる足跡を残す傑作の新訳版。

インフェルノ(2013)

<ストーリー>

大富豪・ゾブリストは、人口爆発で人類が滅亡するという説を唱えていた。彼の取り組む遺伝子研究を危険視するWHO、得体の知れぬ男達に追われるラングドン教授。舞台はイスタンブールへと移り、クライマックスへ!

有頂天家族(2007)

<内容>

登美彦氏史上、これまでになく毛深く、波乱万丈。(登美彦氏談)

「面白きことは良きことなり!」が口癖の矢三郎は、狸の名門・下鴨家の三男。宿敵・夷川家が幅を利かせる京都の街を、一族の誇りをかけて、兄弟たちと駆け廻る。が、家族はみんなへなちょこで、ライバル狸は底意地悪く、矢三郎が慕う天狗は落ちぶれて人間の美女にうつつをぬかす。
世紀の大騒動を、ふわふわの愛で包む、傑作・毛玉ファンタジー。

ABC殺人事件(1936)

<ストーリー>

ポアロのもとに届いた予告状のとおり、Aで始まる地名の町で、Aの頭文字の老婆が殺害された。現場には不気味にABC鉄道案内が残されていた。まもなく、第二、第三の挑戦状が届き、Bの地でBの頭文字の娘が、Cの地でCの頭文字の紳士が殺され……。新訳でおくる、著者全盛期の代表作。

オリエント急行の殺人(1934)

<ストーリー>

真冬の欧州を走る豪華列車オリエント急行には、国籍も身分も様々な乗客が乗り込んでいた。奇妙な雰囲気が漂う車内で、いわくありげな老富豪が刺殺体で発見される。偶然乗り合わせたポアロが捜査に乗り出すが、すべての乗客には完璧なアリバイが……ミステリの魅力が詰まった名作の新訳版。

風立ちぬ(1936)

<ストーリー>

「風立ちぬ、いざ生きめやも」 死ぬこと。生きること。愛すること。 “私”は夏の高原で節子と出会い、愛しあう。 幸福の意味。不幸の意味。 駆け抜ける一瞬をとらえた堀辰雄の中期を代表する名作。

株価暴落(2007)

<ストーリー>

破綻か。救済か。これは、銀行の威信を賭けた闘いだ! 巨大スーパー・一風堂を襲った連続爆破事件。企業テロを示唆する犯行声明に株価は暴落、一風堂の緊急巨額支援要請をめぐり、白水銀行審査部の板東洋史は企画部の二戸哲也と対立する。一方、警視庁の野猿刑事にかかってきたタレコミ電話により、犯人と目された男の父親が、過去に一風堂の強引な出店で自殺に追い込まれていたことが判明する。胸のすく金融エンタテインメント!

神様のカルテ(2009)

<ストーリー>

栗原一止は信州の私立病院で働く、悲しむことが苦手な内科医である。地域医療は厳しい。三日眠れないことも日常茶飯事。それでも仕事を続けるのは、患者を治すことが楽しいからだ。第十回小学館文庫小説賞受賞作。

教場(2013)

<ストーリー>

必要な人材を育てる前に、不要な人材をはじき出すための篩(ふるい)。それが、警察学校だ。白髪の教官・風間によって課される一筋縄ではいかない試練に、生徒達は翻弄されてゆく。新たなる“警察学校”小説の誕生!

黒い家(1997)

<ストーリー>

若槻慎二は、生命保険会社の京都支社で保険金の支払い査定に忙殺されていた。ある日、顧客の家に呼び出され、期せずして子供の首吊り死体の第一発見者になってしまう。ほどなく死亡保険金が請求されるが、顧客の不審な態度から他殺を確信していた若槻は、独自調査に乗り出す。信じられない悪夢が待ち受けていることも知らずに……。恐怖の連続、桁外れのサスペンス。読者を未だ曾てない戦慄の境地へと導く衝撃のノンストップ長編。第4回日本ホラー小説大賞受賞作。

コーヒーが冷めないうちに(2015)

<ストーリー>

とある街の、とある喫茶店の
とある座席には不思議な都市伝説があった
その席に座ると、望んだとおりの時間に戻れるという

ただし、そこにはめんどくさい……
非常にめんどくさいルールがあった

1.過去に戻っても、この喫茶店を訪れた事のない者には会う事はできない
2.過去に戻って、どんな努力をしても、現実は変わらない
3.過去に戻れる席には先客がいる その席に座れるのは、その先客が席を立った時だけ
4.過去に戻っても、席を立って移動する事はできない 5.過去に戻れるのは、コーヒーをカップに注いでから、 そのコーヒーが冷めてしまうまでの間だけ

めんどくさいルールはこれだけではない
それにもかかわらず、今日も都市伝説の噂を聞いた客がこの喫茶店を訪れる

喫茶店の名は、フニクリフニクラ

あなたなら、これだけのルールを聞かされて
それでも過去に戻りたいと思いますか?

この物語は、そんな不思議な喫茶店で起こった、心温まる四つの奇跡

三国志(三世紀末)

<内容>

吉川英治代表作。三国志の世界を独自の史観で展開した三国志の原点となる作品。昭和14年から18年までの4年間、中外商業新報や台湾日日新報等の新聞に連載された作品。 劉備、関羽、張飛の三人が出会い桃園で義兄弟の誓いを経て、後漢末の激動の時代から魏呉蜀の三国が鼎立して諸葛亮が五丈原で没するまでを描いた。 世界で多く読まれている作品の一つで、ゲームや小説など今なお若い人からシニア世代まで心を捉えて離さない壮大な歴史スペクタクル。(全10巻)

屍人荘の殺人(2017)

<ストーリー>

神紅大学ミステリ愛好会の葉村譲と会長の明智恭介は、いわくつきの映画研究会の夏合宿に参加するため、同じ大学の探偵少女、剣崎比留子と共にペンション紫湛荘を訪ねた。合宿一日目の夜、映研のメンバーたちと肝試しに出かけるが、想像しえなかった事態に遭遇し紫湛荘に立て籠もりを余儀なくされる。 緊張と混乱の一夜が明け――。部員の一人が密室で惨殺死体となって発見される。しかしそれは連続殺人の幕開けに過ぎなかった……!! 究極の絶望の淵で、葉村は、明智は、そして比留子は、生き残り、謎を解き明かせるか?! 奇想と本格が見事に融合する選考員大絶賛の第27回鮎川哲也賞受賞作。

下町ロケット(2010)

<ストーリー>

研究者の道をあきらめ、家業の町工場を継いだ佃航平は、商売敵の大手メーカーから理不尽な特許侵害で訴えられる。創業以来のピンチに、巨大企業・帝国重工が近寄ってきた。特許を売れば、窮地を脱することができる。だがその技術には、佃の夢が詰まっていた――。男たちの矜持が激突する感動のエンターテインメント巨編。第145回直木賞受賞作。

シャーロック・ホームズ(1887)

<ストーリー>

世界中で愛される名探偵ホームズと、相棒ワトスン医師の名コンビの活躍が、最も読みやすい最新訳で蘇る! 女性翻訳家ならではの細やかな感情表現が光る短編集。

ジョーカー・ゲーム(2008)

<ストーリー>

”魔王”――結城中佐の発案で、陸軍内に極秘裏に設立されたスパイ養成学校”D機関”。その異能の精鋭達が、緊迫の諜報戦を繰り広げる! 吉川英治文学新人賞、日本推理作家協会賞に輝く究極のスパイミステリ。

セーラー服と機関銃(1978)

<ストーリー>

「え、私がやくざの組長ですって!」 父を殺されたばかりの可愛い女子高生・星泉は、ひょんなことから組員4人のおんぼろやくざ・目高組の組長を襲名する破目になった。が、襲名早々、組事務所には機関銃が撃ちこまれ、早くも波乱万丈の幕開けとなった! 父を殺した犯人は誰か? 父が持っていた二億円の麻薬の行方は? 組を支える任侠道一筋の佐久間、泉に憧れる同級生三人組、ハンサムな中年刑事、抗争を繰り返す二大組織暴力団らが入り乱れ、事態は奇想天外な方向へ……。

そして誰もいなくなった(1939)

<ストーリー>

その孤島に招き寄せられたのは、たがいに面識もない、職業や年齢も様々な十人の男女だった。だが、招待主の姿は島にはなく、やがて夕食の席上、彼らの過去の犯罪を暴く謎の声が……無気味な童謡の歌詞通りに、彼らが一人ずつ殺されてゆく! 強烈なサスペンスに彩られた最高傑作。新訳決定版。

空飛ぶタイヤ(2009)

<ストーリー>

走行中のトレーラーのタイヤが外れ歩行者の母子を直撃した。車両の製造元であるホープ自動車が出した結論は、「運送会社の整備不良」。納得できない運送会社社長・赤松徳郎は、真相を追及しようとする。赤松の前を塞ぐ大企業の論理。家族も周囲から孤立し、会社の経営も危機的状況に陥るが……!? 本作映画に出演の俳優・高川裕也さんによる朗読版!

ソロモンの偽証(2014)

<ストーリー>

クリスマス未明、一人の中学生が転落死した。柏木卓也、14歳。彼はなぜ死んだのか。殺人か、自殺か。謎の死への疑念が広がる中、“同級生の犯行”を告発する手紙が関係者に届く。さらに、過剰報道によって学校、保護者の混乱は極まり、犯人捜しが公然と始まった――。ひとつの死をきっかけに膨れ上がる人々の悪意。それに抗し、真実を求める生徒たちを描いた、現代ミステリーの最高峰。

ダ・ヴィンチ・コード(2003)

<ストーリー>

ルーヴル美術館のソニエール館長が異様な死体で発見された。死体はグランド・ギャラリーに、ダ・ヴィンチの最も有名な素描〈ウィトルウィウス的人体図〉を模した形で横たわっていた。殺害当夜、館長と会う約束をしていたハーヴァード大学教授ラングドンは、警察より捜査協力を求められる。現場に駆けつけた館長の孫娘で暗号解読官であるソフィーは、一目で祖父が自分にしか分からない暗号を残していることに気付く……。

高い城の男(1990)

<ストーリー>

〔ヒューゴー賞受賞〕第二次世界大戦が枢軸国側の勝利に終わってから十五年、世界はいまだに日独二国の支配下にあった。日本が支配するアメリカ西海岸では連合国側の勝利を描く書物が密かに読まれていた……現実と虚構との間の微妙なバランスを、緻密な構成と迫真の筆致で描いた、フィリップ・K・ディックの最高傑作!

たそがれ清兵衛(1988)

<ストーリー>

東北の小藩で農政が破綻。商人と手を組んだ筆頭家老・堀将監の専横を止めるため、家老杉山一派は、ついに上意討ちを決意。井口清兵衛に討手を命じた。が、当の本人は、病妻の看護に忙しく、昼はうつらうつら、夕方になると元気になるため「たそがれ清兵衛」と呼ばれていた。

つくもがみ貸します(2007)

<ストーリー>

深川で古道具屋兼損料屋・出雲屋を営む、お紅と清次姉弟。損料屋というのは、鍋、釜、布団、着物、などなどさまざまな品をいくらかで客に貸し出す商いのこと。火事や水害の多いこの土地柄、いざ厄災に追われて逃げるとなれば家財は邪魔になる。ならばいっそ、日々に必要な道具を、買うより借りて済ませる者が多く、江戸では珍しくない商いだった。だが、この出雲屋の古道具の中には、生まれて百年を経て、「つくもがみ」という妖怪に化したものが多かった。なぜなら、お紅と清次は、彼らの姿や言葉が見えたり聞こえたりする、その評判を聞き込んで、集まってきてしまうのだ。よそへ貸し出されては、変な話を聞いて来て、噂話を繰り広げるつくもがみたち。気位も高く、いたずら好きでおせっかいな彼らは、今日もまた、出雲屋を引っ掻き回し始めた……!出雲屋姉弟とつくもがみたちが出会う騒動と事件の数々を描いた連作短編集。

デルトラ・クエスト(2002)

<ストーリー>

デルトラ王国は、7つの宝石がはまった「デルトラのベルト」の力により守られていた。

しかし、先王がなくなった時、影の大王がデルトラのベルトを奪い、宝石を7つの魔境に隠してしまった。

それから16年。

少年リーフは、自分の父がデルトラ国王の親友であったことを知らされ、

宝石を取り戻しデルトラ王国を救うため、最初の魔境「沈黙の森」へと出かけていく。

天使と悪魔(2000)

<ストーリー>

ハーヴァード大の図像学者ラングドンはスイスの科学研究所長から電話を受け、ある紋章についての説明を求められる。それは16世紀に創設された科学者たちの秘密結社“イルミナティ”の伝説の紋章だった。紋章は男の死体の胸に焼き印として押されていたのだという。殺された男は、最近極秘のうちに反物質の大量生成に成功した科学者だった。反物質はすでに殺人者に盗まれ、密かにヴァチカンに持ち込まれていた──。

時をかける少女(1967)

<内容>

・・・この『時をかける少女』というのは、自分にとってはよく稼いでくれるお嬢さんみたいなものでしてね(笑)。これでもう何作目になりますか、その時代その時代の女子中学生や女子高校生の制服のアイドルとして訪ねてきてくれる。・・・2006年のアニメ化にあたって、筒井康隆氏が語った言葉です。彼によって『時をかける少女』が書かれてから40年。明治の文豪の作品とは違った意味で時代を感じさせる内容は、しかし、かわることなく訴えかける力を秘めています。 人生をリセットしたい、と思ったことは誰しもあるのではないでしょうか。しかし、ゲームをリセットして、さっきの方がよかったかも、と思ったことのある人も多いでしょう。「リセットした人生」「リセットしなかった人生」・・・・結局、人がたどれる道は、一筋きりなのです。 重ささえ感じられる正統派SF小説に、声優として大活躍中のあの ゆかな が挑戦。さわやかに読み上げました。 

トータル・リコール(1966)

<ストーリー>

平凡なサラリーマンのクウェールは毎夜、夢のなかで火星の大地に立っていた……。コリン・ファレル主演でリメイクされた現実と非現実の境界を描く映画化原作、トム・クルーズ主演/スピルバーグ映画化原作の「マイノリティ・リポート」、本邦初訳作「ミスター・スペースシップ」ほか、全十篇を収録する傑作集

七つの会議(2016)

<ストーリー>

きっかけはパワハラだった。万年係長がエリート課長を社内委員会に訴える。しかし役員会が下したのは、不可解な人事。二人に何かあったのか。この会社には何が起きているのか――。夢は捨てろ。会社のために、魂を売れ。”働くこと”の意味に迫る、傑作クライム・ノベル! 野村萬斎、香川照之、及川光博、北大路欣也ほか豪華出演陣にて堂々映画化!

ナルニア国物語(1950)

<ストーリー>

夏休み、ロンドンに住む少年ディゴリーと少女ポリーは、棟続きのテラスハウスの屋根裏を探検している最中、あやまってディゴリーの伯父さんの立入禁止の書斎に入り込んでしまう。伯父さんの口車にのって魔法の指輪に触れたポリーは、この世界とはまったく別の世界へと飛ばされてしまった。伯父さんは悪賢い魔術師で、実験の機会をうかがっていたのだった! ディゴリーは伯父に怒りを覚えたものの、ポリーを連れ戻すべく、みずからも指輪に触れたのだった……ナルニアのすべてはここから始まる!
新訳『ナルニア国物語』では、旧来の〈原書刊行順〉ではなく、著者が生前希望し、現在欧米ではスタンダードとなっている〈物語の年代順〉での刊行になります。これによってナルニアの物語がより深く楽しめるようになっています。

バッテリー(2009)

<ストーリー>

「そうだ、本気になれよ。本気で向かってこい。――関係ないこと全部すてて、おれの球だけを見ろよ」岡山県境の地方都市、新田に引っ越してきた原田巧。天才ピッチャーとしての才能に絶大な自信を持つ巧の前に、同級生の永倉豪が現れ、彼とバッテリーを組むことを熱望する。『これは本当に児童書なのか!?』ジャンルを越え、大人も子どもも夢中にさせたあの話題作が、ついに登場!

花咲舞が黙ってない(2004)

<ストーリー>

問題を抱える支店を回って業務改善を指導する東京第一銀行・調査役の相馬健に、念願の部下がつくことになった。しかしそこにやってきたのは、歯に衣着せぬ言動で“狂咲”と呼ばれる花咲舞だった――。事務と人間観察の名手の花咲が、様々なトラブルを解決に導き、腐った銀行を内部から叩き直す! 迷コンビの活躍を描く痛快オフィスミステリー!

ハリー・ポッターと賢者の石: Harry Potter and the Philosopher’s Stone(1997)

<ストーリー>

ハリー・ポッターは孤児。意地悪な従兄にいじめられながら11歳の誕生日を迎えようとしたとき、ホグワーツ魔法学校からの入学許可証が届き、自分が魔法使いだと知る。キングズ・クロス駅、9と4分の3番線から紅色の汽車に乗り、ハリーは未知の世界へ。ハリーを待ち受けていたのは、夢と、冒険、友情、そして自分の生い立ちをめぐるミステリー。

ハリーはなぜ魔法界で知らぬものが無いほど有名なのか? 額の傷はなぜか? 自分でも気づかなかったハリーの魔法の力が次々と引き出されてゆく。そして邪悪な魔法使いヴォルデモートとの運命の対決。

ハンガー・ゲーム(2012)

<ストーリー>

首都キャピトルが12の地区を支配する国、パネム。毎年、12の地区からは少年少女が1人ずつ「贄」として選出され、最後の1人になるまで殺し合う「ハンガー・ゲーム」が行われる。反乱を抑えるための「見せしめ」だ。16歳のカットニスは、不運にも選ばれてしまった最愛の妹のために、出場を志願する。そして、命を賭けた究極のサバイバル・ゲームが幕を開ける──!

半沢直樹(2007)

<ストーリー>

バブル期に大手銀行に入行し、大阪西支店で融資課長となった半沢直樹。支店長命令で無理に融資の承認を取り付けたものの、会社は倒産、支店長の浅野はすべての責任を半沢に押しつけてきた。四面楚歌の半沢に残された道は債権回収しかない。半沢が取った一発逆転の方法は――!?
基本は性善説。やられたら、倍返し。大ヒットドラマ「半沢直樹」原作!!

日の名残り(1989)

〔ブッカー賞受賞〕短い旅に出た執事が美しい田園風景のなか古き時代を回想する。長年仕えた卿への敬慕、執事の鑑だった亡父、女中頭への淡い想い、二つの大戦の間に邸内で催された外交会議の数々。遠い思い出は輝きながら胸のなかで生きる。失われゆく伝統的英国を描く英国最高の文学賞受賞作。

火花(2017)

<内容>

NHKでドラマ放送スタート!(出演・林遣都、波岡一喜、門脇麦)
第一五三回芥川賞を受賞し、二〇一五年の話題をさらった「火花」が文庫化。
受賞記念エッセイ「芥川龍之介への手紙」を併録。

売れない芸人の徳永は、、天才肌の先輩芸人・神谷と出会い、師と仰ぐ。
神谷の伝記を書くことを乞われ、共に過ごす時間が増えるが、やがて二人は別の道を歩むことになる。
笑いとは何か、人間とは何かを描ききったデビュー小説。
第一五三回芥川賞を受賞し、累計発行部数283万部を誇る傑作が待望の文庫化!

氷菓(2001)

<ストーリー>

何事にも積極的に関わらないことをモットーとする奉太郎は、高校入学と同時に、姉の命令で古典部に入部させられる。
さらに、そこで出会った好奇心少女・えるの一言で、彼女の伯父が関わったという三十三年前の事件の真相を推理することになり――。
米澤穂信、清冽なデビュー作!

フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ(2015)

<ストーリー>

女子大生のアナ・スティールは、若き実業家クリスチャン・グレイをインタビューすることになった。ハンサムで才気あふれるグレイにアナは圧倒され、同時に強く惹きつけられる。ふたりは急激に近づいていくが、彼にはある「ルール」があった……。映画化原作、全世界で一億部突破のベストセラー三部作、第一弾!

Fukushima 50(2020)

<内容>

声優・井上和彦の声で丁寧に力強く語られる、オーディオブックならではの「Fukushima 50」の世界をぜひご堪能ください。

あなたは、あの時、どこで、誰を想っていましたか?

2011.3.11 東日本を襲った未曾有の大地震。押し寄せた大津波の影響で、福島第一原子力発電所は、全電源を喪失した。

そんな中、刻一刻と迫る炉心溶融を食い止めるため、死地に残り、命を懸けて原子炉建屋に突入した、名もなき作業員たちがいた。

心の中に、大切な誰かを想いながら――。

一方、避難所では、作業員の家族たちが、余震におびえながら、奇跡を信じて待ち続けていた。

海外メディアは、福島第一原発に残った人たちを「Fukushima 50(フクシマフィフティ)」と呼び、連日報道した。

そんなフィフティたちの死闘を克明に描くのみならず、彼らを待ち続けた家族・恋人たちの視点も織り交ぜて綴られた、渾身のオーディオブック版。

それぞれの「あの日」がここにある。

わたしたちは、あの日を、忘れてはならない。

ペンギン・ハイウェイ(2010)

<ストーリー>

くはまだ小学校の四年生だが、もう大人に負けないほどいろいろなことを知っている。毎日きちんとノートを取るし、たくさん本を読むからだ。ある日、ぼくが住む郊外の街に、突然ペンギンたちが現れた。このおかしな事件に歯科医院のお姉さんの不思議な力が関わっていることを知ったぼくは、その謎を研究することにした──。少年が目にする世界は、毎日無限に広がっていく。第31回日本SF大賞受賞作。

鉄道員(ぽっぽや)(1997)

<ストーリー>

娘を亡くした日も、妻を亡くした日も、男は駅に立ち続けた― ―そのとき、娘さんは、奥さんは、何をおもったろう。さみしかったのではないか。うらんでいたかもしれない。すくなくとも、すごいなあ、立派な人だなあ・・とは思っていなかったに違いない。 家庭をさしおいて、義務を優先した男が、単純に偉いとは思えない。けれども、ひたむきに懸命に生きてきた姿には、敬意を表さずにはおれない。・・こんな風な尊い生き方ができるかどうか。いやまず、そんな風に生きたいと思えるかどうか。 涙をさそいがちな胸にせまる小説を、朗読演出家水城雄と榊原忠美のコンビが渋くよみあげました。文芸「作品」として命を吹き込まれたオーディオブックです。その品質を是非とも味わいください。

仄暗い水の底から(2001)

<ストーリー>

巨大都市の欲望を呑みつくす圧倒的な〈水たまり〉東京湾。ゴミ、汚物、夢、憎悪……あらゆる残骸が堆積する湾岸の〈埋立地〉。この不安定な領域に浮かんでは消えていく不可思議な出来事。実は皆が知っているのだ……海が邪悪を胎んでしまったことを。「リング」「らせん」「ループ」の著者が筆力を尽くし、恐怖と感動を呼ぶカルトホラーの傑作。

マジック・ツリーハウス(2002)

<ストーリー>

すきな本をひらいて、「ここへ行きたい!」って言うだけで、たちまち本のなかの世界につれていってくれる、ふしぎなツリーハウス。ある日、ジャックとアニーのきょうだいは、このツリーハウスで、恐竜の時代へまよいこんでしまった。そこでふたりは、トリケラトプスと仲よくなったり、ティラノサウルスに追いかけられたり、ハラハラどきどきの大冒険がはじまった――! ジャックとアニーは、アメリカ、ペンシルベニア州にすむ仲よしきょうだい。ある日ふたりは、森の大きなカシの木の上に、ふしぎなツリーハウスを見つけた。中にあった恐竜の本を見ていると、とつぜんツリーハウスがぐるぐるとまわりだし、気がつくと、ほんものの恐竜の時代にまよいこんでしまった。なんとこのツリーハウスは、時空をこえて本のなかの世界に行くことができる、魔法のタイムマシンだったのだ。わけがわからないまま、恐竜の時代を冒険することになったふたりは、ティラノサウルスに追いかけられて、絶体絶命のピンチに! はたしてふたりは、現代にもどることができるのか――!?

魔女の宅急便(1985)

<ストーリー>

ひとり立ちするために初めての街にやってきた13歳の魔女キキが、新しい街で始めた商売宅急便屋さん。相棒の黒猫ジジと喜び哀しみをともにしながら街の人たちに受け入れられるようになるまでの1年を描く。

ミレニアム(2005)

<ストーリー>

月刊誌『ミレニアム』の発行責任者ミカエルと、背中にドラゴンのタトゥーを入れた型破りな女性調査員リスベットが、孤島で起きた少女失踪事件に挑む。幾重にも張りめぐらされた謎、富豪一族の深い闇、愛と復讐……世界に旋風を巻き起こした三部作の第一部。デヴィッド・フィンチャー監督映画化。

八日目の蝉(2011)

<ストーリー>

逃げて、逃げて、逃げのびたら、私はあなたの母になれるだろうか……。東京から名古屋へ、女たちにかくまわれながら、小豆島へ。偽りの母子の先が見えない逃亡生活、そしてその後のふたりに光はきざすのか。心ゆさぶるラストまで息もつがせぬ傑作長編。第二回中央公論文芸賞受賞作。

ようこそ、わが家へ(2013)

<ストーリー>

駅のホームで無礼な割り込み男を注意したその日から、平凡な会社員・倉田太一に対する嫌がらせが始まった。花壇は踏み荒らされ、部屋からは盗聴器まで見つかる。執拗に続くストーカーの攻撃から穏やかな日常を取り戻すべく、倉田一家はついに対決を決意する。一方職場でも、倉田は窮地に追い込まれ――?“日常に潜む恐怖”を描くサスペンス長編!

夜は短し歩けよ乙女(2006)

<ストーリー>

「黒髪の乙女」にひそかに想いを寄せる「先輩」は、夜の先斗町に、下鴨神社の古本市に、大学の学園祭に、彼女の姿を追い求めた。けれど先輩の想いに気づかない彼女は、頻発する“偶然の出逢い”にも「奇遇ですねえ!」と言うばかり。そんな2人を待ち受けるのは、個性溢れる曲者たちと珍事件の数々だった。山本周五郎賞を受賞し、本屋大賞2位にも選ばれた、キュートでポップな恋愛ファンタジーの傑作!

陸王(2016)

<ストーリー>

勝利を、信じろ。埼玉県行田市にある「こはぜ屋」は、足袋作り百年の老舗。日々資金繰りに頭を悩ませる宮沢社長は、足袋製造の技術を生かしたランニングシューズの開発を思いつく。伝統と情熱、そして仲間との強い結びつきで、こはぜ屋は一世一代の大勝負に打って出る! ドラマ化(TBS日曜劇場 主演:役所広司)でも話題を呼んだ、感動の物語。

リング(1995)

<ストーリー>

同日の同時刻に苦悶と驚愕の表情を残して死亡した四人の少年少女。雑誌記者の浅川は姪の死に不審を抱き調査を始めた。――そしていま、浅川は一本のビデオテープを手にしている。少年たちは、これを見た一週間後に死亡している。浅川は、震える手でビデオをデッキに送り込む。期待と恐怖に顔を歪めながら。画面に光が入る。静かにビデオが始まった……。恐怖とともに、未知なる世界へと導くホラー小説の金字塔。

ルーズヴェルト・ゲーム(2014)

<ストーリー>

大手ライバル企業に攻勢をかけられ、業績不振にあえぐ青島製作所。リストラが始まり、歴史ある野球部も、存続を疑問視する声が上がる。廃部にすればコストは浮くが、この名門チームには、社員の夢が詰まっていた――。社長が、選手が、監督が、技術者が、それぞれの人生とプライドをかけて挑む、「奇跡の大逆転(ルーズヴェルト・ゲーム)」とは? 唐沢寿明さん主演で感動のドラマ化。三上役の俳優・石丸幹二さんによる朗読版です!

64(ロクヨン)(2015)

<ストーリー>

D県警の三上義信は46歳にして20年ぶり2度目の広報室への人事異動をくらった。1度目のときは捨て鉢な態度で職務につき広報マン失格。1年で刑事に戻れたものの、人事異動へ怯えが精勤を支え、結果、刑事として確かな実績を作ってきた。だがしかし――。職能を見限られた気はしたものの、前のような愚はおかさず、警務部長の意向に沿うだけではない、広報室に改革に乗り出し、記者との歪な関係も解消されてきていた。そんな矢先、ひとり娘のあゆみが失踪した。全国への捜索手配を警務部の赤間に願い出た三上は、上司に服従するほかなくなったのだった。 変節をした三上が、記者クラブと加害者のやっかいな匿名問題で対立する中、警察庁長官による、時効まであと1年と少しの「64(ロクヨン)」視察が1週間後に決定した。64とは、たった7日間の昭和64年に発生した「翔子ちゃん誘拐殺人事件」を指す刑事部内での符丁だった。遺族の雨宮に長官慰問の件を知らせに行くとけんもほろろに断られる。なぜここまで雨宮と拗れたのか。雨宮を懐柔するための情報を得ようと、当時の捜査員など64関係者にあたるうち、刑事部と警務部の間に鉄のカーテンが引かれていることを知る。それには元捜査員が口を滑らした「幸田メモ」が関わっているらしい。警務部で「陰のエース」の名を恣にする三上の同期・二渡真治も幸田メモに関して動いていた。幸田メモの真相をつきとめ、警察庁長官の視察の新の目的をさぐるために動く三上の前に二渡が現れる。二渡は名将の誉れ高く、8年前に退官した尾坂部の家に入っていった。

警察職員二十六万人、それぞれに持ち場がある。刑事など一握り。大半は光の当たらない縁の下の仕事。神の手は持っていない。それでも誇りは持っている。一人ひとりが日々矜持をもって職務を果たさねば、こんなにも巨大な組織が回っていくはずがない。D県警は最大の危機に瀕する。警察小説の真髄が、人生の本質が、ここにある。
 

英国推理作家協会翻訳部門(インターナショナル・ダガー賞)2016年の最終候補作。日本人の作品が最終候補に残るのは翻訳部門が独立して設けられた2006年以降で初めての快挙。

わたしを離さないで(2008)

<ストーリー>

優秀な介護人キャシーは「提供者」と呼ばれる人々の世話をしている。生まれ育った施設へールシャムの親友たちも提供者だった。彼女は、施設での奇妙な日々に思いをめぐらす。図画工作に力を入れた授業、毎週の健康診断、保護官と呼ばれる教師たちのぎこちない態度……。ブッカー賞作家の新たなる傑作。

※この記事は、追記・編集していく予定です。

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