英雄は帰ってくる
戦いを終わらせるための、最後の戦場。
敵の本拠地に乗り込み、ギリギリの戦いを制する主人公。
真の英雄となった主人公は、そうまでして守った故郷へ、仲間のもとへと帰還する。
同時に、主人公の勝利と帰還を信じ、心待ちにしている人達も存在する。
そんな、物語の綺麗なオチで締めくくられる作品を紹介していく。
英雄の帰還
英雄目線で、帰るべき場所に戻る事で終わるオチ。
機動戦士ガンダム(1979)
<ストーリー>
「ガンダム」シリーズの原点になったTVシリーズ第1弾。宇宙世紀0079。ジオン公国と地球連邦政府が戦争を繰り広げる中、サイド7に住むアムロ・レイは、ジオン軍の奇襲をきっかけに、連邦軍のモビルスーツ“ガンダム”のパイロットになってしまう。様々な戦いを経て、アムロは“ニュータイプ”へと覚醒していく…。
トップをねらえ!(1988)
<ストーリー>
宇宙パイロットに憧れるタカヤノリコは、おねえさまに見守られ、コーチの特訓を受けながら遂に宇宙に旅立つ。強力なライバルの登場、敵宇宙怪獣との遭遇、そして父の戦艦「るくしおん」がノリコの目の前に…。
「オカエリナサイ」のシーンは本当に名シーン。
英雄の帰還待ち
勝敗も生死も分からない状況で、信じて仲間達が主人公を待つオチ。
ゼノギアス(1998)
プレイステーションで発売された名作RPG。
当時、エメラダのナノマシン集合体設定は新鮮だった。
ダーリン・イン・ザ・フランキス(2018)
<ストーリー>
人類は荒廃した大地に、移動要塞都市“プランテーション”を建設し文明を謳歌していた。その中に作られたパイロット居住施設“ミストルティン”、通称“鳥かご”。コドモたちは、そこで暮らしている。外の世界を知らず。自由な空を知らず。教えられた使命は、ただ、戦うことだけだった。敵は、すべてが謎に包まれた巨大生命体“叫竜”。まだ見ぬ敵に立ち向かうため、コドモたちは“フランクス”と呼ばれるロボットを駆る。それに乗ることが、自らの存在を証明するのだと信じて。かつて神童と呼ばれた少年がいた。コードナンバーは016。名をヒロ。けれど今は落ちこぼれ。必要とされない存在。フランクスに乗れなければ、居ないのと同じだというのに。そんなヒロの前に、ある日、ゼロツーと呼ばれる謎の少女が現れる。彼女の額からは、艶めかしい二本のツノが生えていた。「――見つけたよ、ボクのダーリン」
トップをねらえ2!(2003)
<ストーリー>
傑作OVA「トップをねらえ!」の続編シリーズ!トップレスと呼ばれる超・能力を持つ少年少女たちがバスターマシンを駆る宇宙パイロットとなって、人類の敵、宇宙怪獣と戦う時代。宇宙パイロットに憧れる少女ノノは、ナンバーワントップレスの”お姉さま”ラルクと出会ったことから未来が大きく動き出す…!!
最終回がそのまま1作目とリンクする演出は、往年のファン程感動する。
Fate/stay night [Heaven’s Feel](2004)
<ストーリー>
「もしわたしが悪い人になったら許せませんか?」 少年は少女を守りたい。そう、思った。 魔術師〈マスター〉と英霊〈サーヴァント〉 が、あらゆる願いをかなえる願望機「聖杯」をめぐり戦う――「聖杯戦争」が起きて10年、冬木市で再び戦争が始まった。前回の「聖杯戦争」の参加者である衛宮切嗣の養子・衛宮士郎は遺志を継ぎ、戦うことを決意する。 士郎のそばには、彼を慕う少女――間桐桜がいた。 天涯孤独だった士郎と優しい日々を過ごしていた。 だが「聖杯戦争」が始まると、冬木の町に流れる空気が変わった。あちこちで殺人事件が起き、不穏な空気が流れ始める。士郎は桜を自宅に泊めることを決意した。 士郎は召喚したサーヴァント・セイバーとともに、魔術師の遠坂凛と同盟を結び「聖杯戦争」に臨む。だが、その戦いは暗躍する者たちによって大きくきしみ、歪み始めていた。
原点でもあるゲーム1作目の「Fate/stay night」に存在する3ルートの内の3つ目の物語。
このルートが一番好きというファンも多いとか。
※この記事は、追記・編集していく予定です。