「葬儀・葬式」モチーフ作品特集

別れのセレモニー

生き物は、必ず死ぬ。

人は、必ず死ぬ。

古代から人は、故人を想い、葬儀を執り行い、墓を作ってきた。

必ず訪れる永遠の別れを、どう演出するか。

この記事では、そんな「葬儀・葬式」をモチーフにしたり、印象的な場面で登場させる作品を紹介していく。

アップロード ~デジタルなあの世へようこそ(2020)

<ストーリー>

エミー賞受賞、「ジ・オフィス」「Parks and Recreation」のグレッグ・ダニエルズによる愉快な新作SFコメディ。未来では人は死後、豪華な仮想現実へ意識をアップロードすることが可能になっていた。パーティー好きな男、ネイサンはアップロード先の仮想現実のホテルで、現実世界にいる顧客サービス係のノラと出会う。ノラの助けで友情や愛、人生の意味を知っていくうちに、2人は親しくなっていく

自分の葬式に出席する事が当たり前の世界が描かれる。

うさぎドロップ(2011)

<ストーリー>

27歳、彼女なし。ごくフツーのサラリーマンであるダイキチが、祖父のお葬式で出会った孤独で悲しげな女の子は、おじいちゃんの隠し子だった!?

引き取り手のないその少女・りんを男気を見せて連れ帰ったダイキチ。こうして、突然、二人の共同生活が始まった!慣れない子育てにあたふたしつつも、いつもりんのことを一番に考え、底なしの優しさで包み込み育てていくダイキチ。そんなダイキチに心を開き、無邪気な笑顔を見せるようになるりん。ひょんなことから一緒に暮らすことになった二人が、周りのみんなに支えられ、見守られながら、本当の家族のような愛情と絆で結ばれていく。

おくりびと(2008)

「年齢問わず、高給保証!実質労働時間わずか。旅のお手伝い。NKエージェント!!」 この求人広告を手に「NKエージェント」を訪れた元チェロ奏者の小林大悟(本木雅弘)は、社長の佐々木(山崎努)から思いもよらない業務内容を告げられる。

その仕事とは、遺体を棺に収める”納棺”という仕事だった。戸惑いながらも、大悟は妻・美香(広末涼子)に仕事内容を偽り、納棺師の見習いとして働き出す。

おじいちゃん、死んじゃったって。(2017)

<ストーリー>

岸井ゆきの映画初主演・森ガキ侑大監督長編デビュー作にして、数多くの映画祭へのノミネートと賞を獲得した話題作!家族の本音はちょっとしんどい。「家族」と「わたし」が歩き出す、これからの物語。ある日、祖父の死を報せる電話を取った吉子。葬儀のため祖父の3人の子が久々に集まるが、吉子の父である清二をはじめ、清二の兄や妹、そしてその家族たちは祖父の死を悲しむ余裕もなく、葬儀の準備に追われる。そんな中、親族たちそれぞれが抱えるやっかいな事情が明らかとなり、ひょんなことからそれぞれが本音をさらけだす。吉子は親族たちのやりとりにあきれ返りながら、その流れに身を任せていたが……。

お葬式(1984)

<ストーリー>

CFの撮影中に突然、妻・千鶴子の父の訃報を知らされた俳優・井上侘助。

ふたりの息子と共に、妻の両親が暮らしている別荘へ駆けつけたのはいいが、葬儀の心得がない。

彼らは葬儀屋の指導を仰ぎつつ、この重大な局面を乗り切ろうとするが…。

通夜、葬儀、出棺、そして火葬…。

3日間にわたる“儀式”の過程をユーモアを交えつつ描く、監督・伊丹十三の記念すべき第1回作品。

キネマ旬報ベストワン、日本アカデミー賞優秀作品賞他、その年の各映画賞を総ナメにした話題作。

お葬式に乾杯!(2011)

<ストーリー>

愛する夫そして父親であった故人の葬式に集まる親族と家族の爆笑の一日を描いたコメディ。 父を亡くしたアーロン(クリス・ロック)は、悲しみに打ちひしがれ泣きやまない母シンシアをなぐさめながらも長男として慌しく葬式の支度をしている。そんな中葬式当日にもかかわらず子作りや引越しを巡り 絡んでくる妻ミチェルとの諍いや、自分とは対象的に小説家として成功している弟ライアン(マーティン・ローレンス)の傲慢な登場にアーロンはストレスをかかえていた。一方、従妹イレイン(ゾーイ・サルダナ)は婚約者のオスカーを連れて葬儀に参列するが、イレインの弟ジェフが持っていたドラッグを安定剤と間違えて服用してしまい錯乱状態に。足腰の弱った叔父のラッセル(ダニー・グローバー)はわがまま言い放題。そんな自分勝手な参列者が次々と集まる中、見知らぬ謎の男性がアーロンの前に現われ、突然衝撃の告白を始めるが・・・

おみおくりの作法(2014)

<ストーリー>

ロンドン市ケニントン地区の民生係、ジョン・メイ。ひとりきりで亡くなった人を弔うのが彼の仕事。事務的に処理することもできるこの仕事を、ジョン・メイは誠意をもってこなしている。しかし、人員整理で解雇の憂き目にあい、ジョン・メイの向かいの家に住んでいたビリー・ストークが最後の案件となる。この仕事をしているにもかかわらず、目の前に住みながら言葉も交わしたことのないビリー。ジョン・メイはビリーの人生を紐解くために、これまで以上に熱意をもって仕事に取り組む。そして、故人を知る人々を訪ね、イギリス中を旅し、出会うはずのなかった人々と関わっていくことで、ジョン・メイ自身も新たな人生を歩み始める……。

禁じられた遊び(1952)

<ストーリー>

ドイツ軍の空襲で両親と子犬を失った少女ポーレットは農家の少年ミシェルと親しくなる。少年は死んだ子犬を埋め十字架を立ててやる。それから二人は小さな虫や動物の死骸を埋め十字架を立てるという葬式ごっこをするが…

葬式の名人(2018)

<ストーリー>

突然舞い込んできた、高校時代の同級生の訃報――。卒業から10年、久しぶりに顔を合わせた面々は、これまで見たことも聞いたこともない奇想天外なお通夜を開くことにする。

とむらい師たち(1968)

<ストーリー>

死んだあともかっこよくいこう!あなたも死にたくなる葬式革命!ただ今、予約受付中!葬儀コンサルタントを開業したデスマスク屋のガンめんと仲間は、浄土サウナ、葬儀会館設立、葬博等々奇抜なアイディアとバイタリティーで儲けまくるが……現代を痛烈に風刺する大型喜劇。

ネコのお葬式(2016)

<ストーリー>

誰かが言っていた。「別れた恋人は、結婚式かお葬式で必ず再会する」と。友人の結婚式で出会い、互いに視線がはずせなくなって恋におちたミュージシャン志望の青年ドンフンと漫画家志望の活発な女性ジェヒ。一緒に暮らし始めた彼らは、近所で寂しげに鳴いていた子猫のクルムを家族に迎え

ハッピー・フューネラル(2003)

<ストーリー>

中国の紫禁城で撮影中のハリウッドの巨匠ドン・タイラー監督は、膨大な資金を掛けているにも係わらず、アイデアに行き詰まり撮影を一旦中止、監督交代を迫られて疲弊していた。ある日、タイラーは助手のルーシーやカメラマンのヨーヨーから、中国人には、大往生を祝う”喜葬”の考え方があることを知る。タイラーはそれを”喜劇葬式【コメディ・フューネラル】”とおもしろがり、自分の葬式は、この形にしてくれと言う。数日後、タイラーは突如、意識不明に陥り、危篤状態に。”喜劇葬式【コメディ・フューネラル】”が、彼の遺言と考えたヨーヨーは、彼の喜んでくれる葬式をしようとプロモーターのワンと計画を立て始めるのだが・・・。

※この記事は、追記・編集していく予定です。

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