「霧・瘴気」作品特集

世界を包む脅威

低い位置に発生する雲である「霧」は、条件さえ整えば様々な場所で発生する。

夏場は人工ミストによって気温を下げる冷房もあるし、山では良く発生するので身近な人も多いかもしれない。

しかし、あまりにも濃く広範囲に霧が立ち込めると、視界が奪われ身動きがとり辛くなる行動の制限となる。

更に、瘴気と呼ばれる毒素を含む霧が発生すれば、立ち入る事自体が難しくなる。

これは、物語の舞台装置としては、とても有効だ。

この記事では、そんな「霧・瘴気」が登場する作品を紹介していく。

風の谷のナウシカ(1984)

<ストーリー>

舞台は「火の7日間」といわれる最終戦争で現代文明が滅び去った1000年後の地球。風の谷に暮らすナウシカは、「風の谷」に暮らしながら、人々が忌み嫌う巨大な蟲・王蟲(オーム)とも心を通わせ、有害な瘴気覆われ巨大な蟲たちの住む森「腐海」の謎を解き明かそうとしていた。そんなある日、「風の谷」に巨大な輸送機が墜落、ほどなく西方のトルメキア王国の軍隊が侵攻してくる。墜落した輸送機の積荷は、「火の7日間」で世界を焼き尽くしたという最終兵器「巨神兵」であった。そして、少女ナウシカの愛が奇跡を呼ぶ・・・。

サイレントヒル(2006)

<ストーリー>

最愛の娘・シャロンが、悪夢にうなされて叫ぶ「サイレントヒル…」という奇妙な言葉。母親のローズはその謎を解くため、ウェストバージニア州に実在する街・サイレントヒルを訪ねることにする。しかしまったくひと気がなく、深い霧に覆われたその街は、一度足を踏み入れたら抜け出すことのできない呪われた迷宮だった。そこで失踪してまったシャロンの身を案じるローズは、おそるおそるサイレントヒルを探索するうちに想像を絶する恐怖に見舞われていく…。

ザ・ミスト(2008)

<ストーリー>

マチューとアナは、幼少期の病気が原因で生まれた時から隔離された部屋から出られない11歳の娘がいた。二人は愛する娘のためなら何でもした。ある日、パリを大地震が襲い、突如町が濃い霧に包まれる。その霧には毒素が含まれ、吸ってしまうと命を落としてしまうことが分かる。夫婦はビルの屋上に逃げて助かったが、一方娘を部屋から出すことは出来ず、しかたなく2人だけで屋上に避難したのだった。救助にあたっていた、レスキュー隊も事態を収められず、不安が続く中、娘の命をつなぐ隔離装置のバッテリーが切れる時間が刻一刻と近づいてくる。

ステラデウス(2004)

 <ストーリー>

  ゲームの舞台となるのは,力が枯渇し,崩壊が始まった世界だ。狂乱し、暴徒と化した人々を、古来から民衆を説いてきたエクウェ教団が救った。人々ははかなくも秩序を取り戻したが、教団の教えと崩落を受け入れた人々は、今度は生きる気力を失ってしまう。そんな中、覇王ディグニスが立ち上がり、教団の支配から人々を解放する。さらに、世界中にはびこった厭世思想を打破するために世界中で粛清を行った。そして今、その粛清の波が主人公のスフィーダが住む村にも迫ろうとしていた。

ファイナルファンタジー・クリスタルクロニクル(2003)

<ストーリー>

遥かむかし この大陸を巨大な隕石が襲い

世界は猛毒の瘴気に包まれた

一度は奪われた未来に

希望をもたらしたのは瘴気を浄化するクリスタル

だがクリスタルの命も永遠ではない

クリスタルの命を紡ぐ「ミルラの雫」を求めて

キャラバンは冒険へ旅立つ

この物語はクリスタルと共に生きる若者たちの冒険記

『クリスタルクロニクル』

ペルソナ4(2008)

<ストーリー>

「ねぇ、マヨナカテレビって知ってる?」家庭の事情で都会から叔父の住む稲羽市へと越してきた鳴上悠。閑散とした町並み、寂れた商店街、若者たちの集まる大型ショッピングモール……。穏やかな時間の流れる田舎町で八十神高校の新しいクラスメイト達と過ごす生活が始まる。しかし転校初日の朝、市内でとある女子アナウンサーの遺体がテレビアンテナに吊るされた状態で発見される。町を覆う原因不明の霧と、若者達の間で囁かれている「マヨナカテレビ」の噂。雨の夜の午前0時、消えているテレビをひとりで見ると画面に映るという自分ではない別の人間の正体とは……。個性豊かな友人たちと過ごす日々の中、徐々に迫りくる異変は、果たして何をもたらすのか–?

ミスト(2007)

<ストーリー>

その夜、激しい風雨と共に雷鳴が轟き、町を嵐が襲った。湖のほとりに住むデヴィッドは、妻のステファニー、5歳の息子ビリーと地下室に避難していた。翌日は晴天。しかし、デヴィッドは湖の向こう岸に発生した霧の壁を見て不安になる。それは不自然にこちらに流れてくるのだ。息子と共に買出し出掛けたデヴィッドは妻に連絡を取ろうとするが、携帯電話も公衆電話も不通になっている。スーパーマーケットの中へと入ると店内は大混雑。すると突如大きな地震に襲われ、外は霧に囲まれて身動きが取れないまま、彼らは店内に閉じ込められてしまう…。

1980年のスティーブン・キングの小説「霧」が原作の映画。

レガイア伝説

<ストーリー>

天を生み、地を生み、海を生み……。

この世の全ての森羅万象を生み出した神は最後に人間と共に獣(セル)を創生した。セルは武器や道具など、思い通りの物体に姿を変える事ができる。しかし、セルの起源や身体構造は一切解明されていない。古から人間と獣はお互い共存し合っていたが、やがて時代は変貌する。

今からおよそ10年前、レガイア大陸の北部、ソルとコンクラムという大国が戦争を始めた。戦争のさなか、コンクラムの皇族たちは獣を凶暴化させる霧を発生させ、戦争に終止符を打とうと画策していた。

しかし、霧は人間の手に負えるものではなく、人間たちは霧によって凶暴化した獣達に徐々に搾取されていき、やがて文明は崩壊した。霧はいくつもの街を飲み込み、そして、飲み込まれた街とは、2度と連絡を取る事はできなかった。

頼みのセルも霧の中では何の役にも立たず、逆に人間の意識を支配してしまうというありさまだった。

苦しい世界の中、物語の舞台は霧から身を守ろうと大きな高い壁を作り、なんとか霧の進攻を食い止め、その影におびえながら暮らしていた。身を潜めて生き延びていた辺境の村、リム・エルムから始まる。主人公のヴァンは聖獣(ラ・セル)との出会いにより、世界から霧を晴らすため冒険に出ることになる。

Wikipedia引用

※この記事は、追記・編集していく予定です。

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