「川、水路を作る」作品特集

命の水を制御せよ

地表上に血管の様に張り巡らされた自然の水源「川」。

命を育む物であるが、時に氾濫して多くの命を奪ったり、また場所によっては川の恵みが届かず土地が乾いている事もある。

人類は紀元前から、川を人工的に動かし、更には勝手に動く事が無い様に整備して、人工的な水路を追加したり、作り変えてきた。

人が人為的に行うインフラ整備としては大規模な「水路建設」の裏側には、いつだってドラマがある。

この記事では、そんな「川、水路を作る」事を描いた作品を紹介していく。

荒川放水路物語(1990)

<まえがき>

荒川放水路の工事は、明治の終わりから大正をはさんで昭和のはじめまでの、世界と日本の歴史を背景に、掘削機が出現したり、不景気に見舞われたり、関東大震災に直撃されたりしながら進められていくのだった。歴史というものは、どこか遠い所での出来事で編まれていくような感覚をもっていた私にとって、歴史を刻むものはそこにあり、足元から学ぶんだ、と教えられたような気がした。―絹田幸恵,

荒川放水路物語』まえがきより

家康、江戸を建てる(2016)

すべて豊臣秀吉は、徳川家康に関東への国替えを強引に命じる。当時の江戸は、まだ水浸しの荒野。しかし、家康は宣言する。「この江戸を、日の本一の城下にしてみせる!」“大都市・江戸”建設の物語。

砂漠でサーモン・フィッシング(2011)

<ストーリー>

砂漠で鮭釣りがしたい―イエメンの大富豪・シャイフのそんなありえない夢の実現を依頼された、釣りだけが取り柄の水産学者・ジョーンズ博士。パートナーとして現れたのは、頭がよく美人だが恋は苦手などこか不器用なコンサルタント・ハリエット。バカげた仕事に、不可能!と一蹴したジョーンズ博士だったが、5000万ポンドの予算がつき、英国首相まで首をつっこみ、もう後戻りできない国家プロジェクトに発展してしまう!しかし、シャイフの人柄と真意に魅せられたジョーンズ博士は、次第に本気になっていく。ハリエットとの信頼関係も生まれ、数々の困難に立ち向かっていくのだがー。果たして、マトモな大人ならとっくに諦めるムチャな夢物語の行方は―。

天、共に在り アフガニスタン三十年の闘い(2013)

<ストーリー>

困っている人がいたら手を差し伸べる
――それは普通のことです。

1984年よりパキスタン、アフガニスタンで支援活動を続ける医師・中村哲。治療のために現地へ赴いた日本人の医者が、なぜ1600本もの井戸を掘り、25.5キロにもおよぶ用水路を拓くに至ったのか?「天」(自然)と「縁」(人間)をキーワードに、その数奇な半生をつづった著者初の自伝。

物語 分水路―信濃川に挑んだ人々(1990)

<ストーリー>

越後平野の守り神である大河津分水路の建設は、約2世紀にわたる先人達の悲願であった。この工事は、当時、東洋のパナマ運河ともいうべき世紀の大土木事業として知られている。本書は、昭和2年の被災により陥没した分水路入口の自在堰の復旧突貫工事に青春の情熱を傾けた、宮本武之輔を中心とする信濃川の流れを変えた人々の苦闘と喜びの物語である。日本土木史を飾るドキュメンタリー。

※この記事は、追記・編集していく予定です。

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