過酷な長い道のりで生まれるドラマ
まさに、地球規模のレースとも言える大陸や世界を舞台にしたレース。
移動距離は数百㎞から数千㎞を確実に超え、レースの時間が日を跨ぐ事は確実だ。
長い距離もさる事ながら、大規模なレースでは、舗装されていない道や、修理・補給の難しさ、危険な生物や犯罪もレース参加者を襲う事となる。
この記事では、そんなスリリングな「世界・大陸横断レース」を扱った作品を紹介していく。
天晴爛漫!(2020)
<ストーリー>
19世紀が終わりを告げ、20世紀の幕が上がろうとしている時代・・・天才だが社交性0のエンジニア『空乃天晴』と、凄腕だが臆病な侍『一色小雨』はある事故で日本からアメリカに漂流してしまう。無一文の二人が日本へ帰るために選んだ方法は、「アメリカ大陸横断レース」に参加すること。スタートは西海岸ロサンゼルス、ゴールはニューヨーク。自作の蒸気自動車で荒野を駆け抜け、クレイジーなライバルと競い合い、アウトローや大自然から身を守り・・・果たして二人は過酷なレースに優勝し、賞金を手に入れ故郷へ帰ることができるのか!?
オーシャン・オブ・ファイアー/ Hidalgo(2004)
<ストーリー>
1890年、アメリカ。
ウンデット・ニーの虐殺(有名なインディアン、スー族への大虐殺事件)に図らずも関わってしまったカウボーイのフランクは、自身もインディアンの混血だった故に大きく傷つく事となってしまう。
自責の念から酒におぼれ、堕落した日々を過ごすフランク。
彼のもとに、スー族の土地と馬の救済を求める依頼が来るが、それにはアメリカから土地を買わなければならず、莫大な資金が必要であった。
そんなある日、フランクがアメリカのエンデュランス競争(クロスカントリーみたいなの)で無敵を誇っていた過去から、アラブの族長シーク・リヤドが主催するエンデュランス競走「オーシャン・オブ・ファイヤー」への招待が届く。
その優勝賞金は、10万ドル(2020年の価値で約290万ドル)で、罪を償うのに十分な額だ。
しかし、そのレースとは3000マイル(約4800km)のアラビア砂漠を横断する、命懸けの過酷なレースであった。
だが、フランクはマスタング種の愛馬ヒダルゴと共に、レース参加を決意する。
<コメント>
この映画は、本当に大好きな一本。
登場人物のキャラクターは魅力的で、フランクとヒダルゴのコンビの旅は、誰もがハラハラと応援しながら見守れる。
一筋縄には進まないレース、盗賊の襲撃、芽生える友情や絆、手に汗握るレース展開、と時々思い出したように見たくなる作品で、何よりも驚くのは、基になった話がある点。
この物語には史実が含まれていると考えると、熱さも増すと言う物だ。
未視聴の人は、気になったら見てみる事をおススメする。
キャノンボール(1981)
<ストーリー>
世界各国の有名トップスターが総出演!オキテ破りの豪快大陸横断スピードラリー アメリカ大陸を史上最速でブッちぎれ!熱狂と興奮のブッグイベント”キャノンボール” 東海岸を出発し、西海岸のカリフォルニアまで5000キロを走破する公道レース”キャノンボール”。ルール無用、妨害自由。型破り協議の参加者は、救急車を調達して警察の追跡をかわすタフガイJJ、007気取りの富豪シーモア、ハイテク搭載車を操る東洋人コンビら、最高にクレイジーなやつら。混戦必至のレースを頭脳と戦略、幸運で見事に制して、勝者の栄光をつかむのは誰だ? 豪華キャストが見せる軽妙な掛け合いと、名車の数々が画面狭しと爆走する豪快なレースシーンが最大の魅力。見せ場がギッシリ詰まった底抜けに陽気な超一級娯楽大作。
グレートレース(1965)
<ストーリー>
20世紀初頭、ニューヨーク・パリ間の自動車大レース。互いにライバル意識に燃えるレズリーとフェイト.ジョシュのマックスとあの手この手の悪知恵をはたらかすフェイトだが、男まさりの新聞記者マギーの登場で、話はますますややこしくなる。アラスカ、シベリアそしてややこしいカルバニア王国を経て、一路パリへむかう彼ら。勝利の女神はどっちに微笑む?
STEEL BALL RUN ジョジョの奇妙な冒険 Part7(2004)
<ストーリー>
1890年、アメリカで世紀の大レース『SBR(スティール・ボール・ラン)』が開催された。総距離約6,000km、人類史上初の乗馬による北米大陸横断レースである! 優勝賞金5千万ドル(60億円)をめざし、屈強な冒険者たちの戦いが今始まった!
ジョジョの奇妙な冒険の第7部で、1~6部とは違う世界線に舞台が移る。
個人的には、ジャイロが一番好き。
チキチキマシン猛レース(1968)
<ストーリー>
11台のマシンが世界中を駆け巡る、ルール無用のワイルドレース。
※この記事は、追記・編集していく予定です。
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