「巨大建造物の建設、解体」モチーフ作品特集

巨大建造物のロマン

洞窟に住んでいた人類が、木で柱を建て、橋を架けた時から建築物の歴史は始まった。

竪穴式住居、高床式住居と居住性が上がり、テントの様な簡素な建物は小屋になり、やがて櫓や神殿が出来て、巨大化をし始める。

材質も木から石やレンガ、コンクリートと進歩し、丈夫さが増せば、それだけ大きなものが作れるようになっていく。

数時間や数日で作れていた建物は、やがて、設計図が必要かつ、数年、数十年、数百年がかりの一大事業に発展し、住む事ではなく、別の機能や権威が求められる様に変わっていった。

巨大建造物とは、それだけで見る人に衝撃を与え、時に感動させる。

そこにあるのは、ロマンだ。

そして、巨大建造物の建設には、必ず建物の大きさに見合うドラマが存在する。

この記事では、そんな「巨大建造物の建設、解体」をモチーフとした作品を紹介していく。

解体屋ゲン(2002)

<ストーリー>

借金まみれで自堕落な生活を送る、孫請け解体業者の朝倉巖(通称ゲン)。しかしゲンは、世界を股にかけて活躍した爆破解体技師だった。その噂を聞きつけた大手ゼネコン社員の慶子は、ゲンをもう一度表舞台に引っ張りだそうと画策する。

ゲンと慶子の出会いを描く「爆破解体」、家を丸ごと移動させる曳き家を描いた「曳き家のロク」、自殺志願のクレーン技術者ヒデが登場する「初仕事」他。

黒部の太陽(1968)

<ストーリー>

関西電力は、黒部川上流に発電所を建設するため、太田垣社長総指揮の下、社運をかけて黒四ダムの工事を行うことになった。岩岡剛(石原裕次郎)はトンネルを掘るためにどんな犠牲も省みない父に反抗し、家を出て設計技師となっていたが、工事の現場を訪れた剛は、責任者の北川(三船敏郎)の熱意にほだされ、体の弱くなった父のかわりにトンネル掘りの指揮を執る。しかし工事が進むにつれて犠牲者は増え、山崩れと大量の水がトンネルを襲い、剛らはダム工事の難しさを痛感する。莫大な資金の投入と技術陣の科学的な処置の甲斐があり難所を突破。剛は北川の娘・由紀(樫山文枝)と結婚。翌年2月、北アルプスを抜いてトンネルが開通。その瞬間を躍り上って喜ぶ労務者たちの中で、北川は由紀の妹、娘・牧子の死を知らせる電報に接し、激しく慟哭した。数年後、完成したダムの堂々たる姿に無限の感動を覚える。

戦場にかける橋(1957)

<ストーリー>

1943年第二次世界大戦下のビルマ。日本軍の斉藤大佐を長とする捕虜収容所に、ニコルソン隊長率いる英軍捕虜が送られてきた。鉄橋建設を急ぐ斉藤大佐は、米軍のシアーズとともに建設現場で働くことを彼らに命令。工事は着々と進み橋は完成に近づくが、丁度その頃、同じ英軍の手によって橋の爆破工作が進められていた・・・。

ダークエイジ・ロマン大聖堂(2005)

<ストーリー>

12世紀の英国キングスブリッジ。街では大聖堂建築をめぐり、それぞれの思いが交錯していた。 大聖堂建築に命を賭ける石工トムとその息子アルフレッド親子を中心に、運命に翻弄される人々を描く、壮絶な愛と欲望の物語。 原作はケン・フォレットのベストセラー歴史小説「大聖堂」。製作総指揮に巨匠リドリー・スコットを迎え、原作の壮大な世界観を見事に映像化した全8話からなるスペクタクル巨編。

ダムネーション(2014)

<ストーリー>

アメリカ全土につくられた何万基ものダム。それらの多くは、川を変貌させ、魚を絶滅させ、それにもかかわらず期待される発電・灌漑・洪水防止のいずれにおいても低い価値しか提供していない。むしろダムの維持には高い経済的負荷がかかっている。そんな負の面ばかりのダムを「撤去」する選択が、アメリカでは現実になってきた。だが、「ダム撤去」が当たり前に語られるようになるまでには、「クレイジー」と言われながらも川の自由を求めつづけてきた人びとの挑戦があった。彼らのエネルギーにより「爆破」が起こるドキュメンタリー。地球の血管にも例えられる川。ダムが川に及ぼす影響は、私たち生き物すべてに影響する。ダムが撤去された時、川は解放され、みずから元の姿に回復していく。

製作責任者はパタゴニア創業者のイヴォン・シュイナード。共同プロデューサーは生態学者で水中写真家のマット・シュテッカー。

帝国ホテル建築物語(2019)

<ストーリー>

「かたちあるものは必ず滅す。しかし、かたちを成すために命をかけた人々の志は、本書によって神々しく蘇る」阿川佐和子氏推薦! 帝国ホテルライト館建築をめぐる熱き男たちの物語 世界的建築家、フランク・ロイド・ライトの飽くなきこだわり、経営陣の追及……それでも彼らは諦めなかった! そして関東大震災が――1923年(大正12年)に完成した帝国ホテル2代目本館、通称「ライト館」。「東洋の宝石」と称えられたこの建物を手掛けたのは、20世紀を代表する米国人建築家、フランク・ロイド・ライトだった。明治末期、世界へと開かれた日本において相応しい迎賓館が必要だと気づいた大倉喜八郎と渋沢栄一が、ニューヨークで古美術商として働いていた林愛作を帝国ホテル支配人として招聘したことから、このプロジェクトは始まった。しかし、ライト館完成までの道のりは、想像を絶する困難なものだった――。ライト館の建築に懸けた男たちの熱い闘いを描いた、著者渾身の長編小説。

鉄の骨(2009)

<ストーリー>

中堅ゼネコン一松組の若手、富島平太が異動した先は、「談合課」と揶揄される、大口公共事業の受注部署だった。今度の地下鉄工事を取らないと、ウチが傾くぞ――たしかな技術力を武器に、真正面から入札に挑もうとする一松組の前に、「談合」の壁が立ちはだかる。組織に殉じるか、正義を信じるか。吉川英治新人賞に輝いた白熱の人間ドラマ!

伝説となった日本兵捕虜 ソ連四大劇場を建てた男たち(2015)

<ストーリー>

「日本人として恥ずべき仕事はしない」
シルクロードに伝説を刻んだ若き兵士がいた!!

1945年、夏の終わり。ウズベキスタンに抑留された工兵たちがいた。
彼らに課されたのは「ソ連を代表する劇場を建てること」。
捕虜生活の下、457名の隊を率いてプロジェクトを完遂したリーダーは、まだ24歳の将校だった。
「日本人の誇りと意地にかけて、最良のものをつくりたい」
彼らの仕事は、ソ連四大劇場の一つと称賛され、大地震にも耐えたオペラハウス「ナボイ劇場」として結実した。
堅牢な造り、美麗な内装。彼らの誇りと意地をかけた仕事は、収容所長をはじめ、現地の人々の心を動かし、語り続けられ、日本人伝説となった。
敗戦後、日本兵は一大プロジェクトを闘っていた!!

埋もれた偉業が明かされる!
■ボリショイ劇場建設という特殊任務
■収容所長アナポリスキーとの対峙
■隊員に起きた転落事故死
■手作りの芝居、演芸大会でウズベク人と触れ合う
■永田隊長の最後の仕事は名簿の暗記だった etc

ふるさと(1983)

<ストーリー>

ダム建設のために水中に没していく小さな村。その村で最後の夏を過ごした少年の記憶。大きな自然を身近に感じられる素晴らしい映像と、その中で対話する少年と老人の素朴な人間関係が、失われていくものへのせつない思いを呼び覚ます。あの少年の日とともに、僕の村は消えていった。

ブルー・ハート(2018)

<ストーリー>

「ブルー・ハート」は、バルカン半島に残る、欧州最後の手つかずの川に浮上した3000以上のダム建設計画に抵抗した人々の記録である。

前田建設ファンタジー営業部(2020)

<ストーリー>

「うちの技術で、マジンガーZ の格納庫を作っちゃおう!」 上司のアサガワにムチャ振りされた広報グループのドイたち。ミッションは、“実際には作らない”が、設計図を出し、工期を立て、見積書を完成させ、実物を作るのと全く同じよ うに取り組むこと。そう、これは日本の技術の底力を駆使したプロジェクトだった!現実世界の常識では到底理解で きないアニメ世界の途方も無い設定や、あいまいで辻褄の合わない設定に翻弄されながらも、彼らは、無謀なプロジ ェクトに立ち向かう!

※この記事は、追記・編集していく予定です。

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