どういった作品が二次創作を作られるのか?【本当に面白い作品は、必ずパロディを生む?】

collection of comic and movie lover

本当に面白い作品は、必ずパロディを生むか否か

先日、Twitterで気になる話題が流れてきた。

概要としては「本当に面白い作品は、必ずパロディを生む」と言う岡田斗司夫さんの発言に対して、名指しされた芸人で絵本作家のキングコングの西野さんが「雑な評論」と言い、そこに2チャンネル創始者のひろゆきさんが「メディアミックスを多くやると、二次創作が生まれづらくなるの法則がある気がする」と独自の分析を被せる、と言った内容だ。

気になったので、じゃあ、どういった作品が二次創作を作られるのか、また、面白くても二次創作を作られないなら、その原因はどこにあるのかを、ゆるく軽く調べてみたく思い、ノリと勢いで記事を書き始める。

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「人外転生」系作品特集

closeup photo of brown and black dog face

生まれ変わったら人以外だった

人以外の視点を、人は知る由もない。

だからこそ、人以外の作ったルールに従って生きる視点はユニークで興味がひかれる物である。

そこに人の視点による比較が加わる事で、ユニークさは更に増す。

この記事では、それが可能になる仕掛けの一つである「人外に転生」が劇中にある作品を紹介していく。

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「久々の正統続編」系作品特集

grayscale photography of vhs tape

名作のその後の話

完結して10年、20年と経ってなお人気のある名作たち。

その続編が作られれば、ファンは期待しない訳にはいかない。

まして、それが散々、安易な続編商法でボロボロになったシリーズを心機一転一新する、1作目の正統続編だったりした日には、黒歴史を忘れて初心に帰る事だろう。

この記事では、そんな「久々の正統続編」が作られた作品を紹介していく。

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ミステリーの基本的なトリックのパターン

car driving on road between trees against misty sky

トリック=勘違いの誘発

トリックと言えばミステリーの華。

面白いトリックを見れば、思わず誰かに話したくなるのが人情と言う物。

そんなトリックについて、今回は簡単に考察していく。

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「複数視点で一つの出来事と真実を追う」作品特集【多元焦点化】

見る人が違えば真実は異なる

「事実」は常に一つだが、「真実」は人の数だけ、いや、時に人の数以上に複数存在する。

事実とは、「客観的」な実際の変えようの無い物事だ。

例えば、AさんがBさんを「叩いた」として、それを10人が見ていて「叩いたか?」を聞けば、全員が叩いたと言う事が事実だと分かる状態だ。

一方で真実は、「主観的」な記憶次第で幾らでも変えられる物事を指す。

例えば、AさんがBさんを「どう思うか」それを二人を知っている10人に聞いた時、それぞれの考え方、見え方、予め持っている情報によって意見が割れる。

AさんとBさんは、実は片思いだった、実は両想いだった、実は恨んでいた、実は嫌っていた……

それぞれが見たいように見た、それぞれの真実を話す事になる。

この人間の特性を物語で上手に使う手法は「多元焦点化」と呼ばれる。

複数視点で一つの出来事を多角的に真実をベースに見せながら、事実と言う真相を追うと言う物になる。

証言者が知らない事、間違える事、嘘をつく事……様々な「事実と真実の乖離」を「複数真実の比較」によって洗い出して真相究明するのだが……

このスタイルは、スタンダードなミステリーで使われる捜査手法の一つでもある。

その比較自体を面白さの中心に持ってきた作品とも言えるわけだ。

この記事では、そんな作品を紹介していく。

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「長回し、全篇ワンカット」映画作品特集

abstract analog art camera

映像に継ぎ目がない事の臨場感

「長回し」とは、継ぎ目の無い(あるいは、分からないように工夫がされた)長いワンカットでの撮影技法を指す。

画が切り替わらない事で、その間は、一つのカメラの視点によって物語が描かれる。

その場にいる誰かの目線やドローンで覗き見るような臨場感が生まれる効果があるが、絵面の急な変化がとぼしくなる事や、連続したセリフや演技による失敗のリスクも高まる、そんな手法だ。

この記事では、そんな「長回し」や「全篇ワンカット撮影」を効果的に使った作品を紹介していく。

なお、長回しの明確な定義は無く、大抵は数分連続すれば長回しシーンとされる。

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【表現力アップに】「色々な言葉の辞典」特集

black and white book browse dictionary

日本語の表現幅を広げる為に

日本語と一言で表現しても、その中身は一枚岩ではない。

時代差、地域差、使う人の性格による好み、一つの事を表現するだけでも多岐に渡る表現が存在する。

それらは、作品内で適切に扱えれば、絶大な効果を発揮する。

この記事では、そんな表現力アップの役に立つ、色々な言葉の辞典を紹介する。

ネットで調べる際の指針にもなるだろうし、物によっては一冊「本」として持っていると便利な物もあるだろう。

関連記事:【創作のお供に】ネーミング辞典特集

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犯人が複数いるミステリーの組み立て方

assortment of colorful plastic guns for pretend fight

犯人がいっぱいいる事件は、どう作れば良いのか?

複数犯の事件になると、単独犯よりも複雑に見えるかもしれない。

でも、考え方さえ分かれば、少し複雑になるだけで問題なく作る事が出来る。

今回は、その考え方を簡単に説明しよう。

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【創作のお供に】ドラゴンの専門書特集【リアリティアップ】

ドラゴンをまとめた書物

空想の生物であるドラゴンだが、その歴史は長く、リアリティを持って描くには相応の知識が必要になる。

そんなドラゴンの情報をまとめた書籍を紹介していく。

参考にして、ドラゴンのリアリティ向上や、アイディアを拾うのに役立てて欲しい。

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「ドラグーン/ドラゴンライダー/竜騎士」モチーフ作品特集

hungarian horntail dragon at universal studios

竜を駆る戦士

ファンタジー世界最強の生物と言えば、ドラゴンと相場が決まっている。

ドラゴンは最強か、最強でなくてもかなり強力で厄介な生物だ。

だが、それは敵として登場した場合である。

もしも、味方となったら、その心強さは100人力では済まない。

制空権を握り、火炎放射で全てを焼き尽くし、竜鱗であらゆる攻撃をはじき返す。

ファンタジーの世界には、そんなドラゴンを馬の様に乗りこなす戦士達が登場する事がある。

この記事では、そんな「ドラグーン」や「ドラゴンライダー」「竜騎士」等と呼ばれる、竜乗り達が活躍する作品を紹介していく。

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