ミステリーの基本的なトリックのパターン

トリック=勘違いの誘発

トリックと言えばミステリーの華。

面白いトリックを見れば、思わず誰かに話したくなるのが人情と言う物。

そんなトリックについて、今回は簡単に考察していく。

トリック=どんでん返し

トリックとは、端的に言えば「勘違いを誘発させる仕掛け」である。

これは、物語と言う視点で見ると「どんでん返し」に他ならない。

つまり、どんでん返しの基本である「○○だと思ったら、実は××だった」と言う考え方が、その基本となる。

では、具体的には、どういうパターンがあるだろうか?

犯人のトリック

犯人をいかに隠すかがポイントとなる。

犯人だと思ったら、実は別の人が犯人だった。

ミスリードで明らかに怪しい人、あるいは物語的観点で怪しく無いから逆に怪しく感じる人を用意し、その人が犯人だと勘違いをさせる事で真犯人を隠してしまうパターン。

実在しない人を追わせたり、実は探偵が犯人なんて手法も。

犯人が逃げ伸びていると思ったら、実は既に死んでいた。

犯人は、何か目的を持って計画を遂行している。

その計画成功の条件には、大抵の場合、逃げ伸びる事が含まれている。

アリバイがあったり、表立たない事で捜査線上から外れ、罪を犯しても受けるべき報いを踏み倒す算段を整えている事が殆どだ。

その思い込みを逆手に取り、既に裁けない状態の犯人を追わせたり、別人を誤認逮捕させる事自体が犯人の目的など、いろいろな使い方が出来る。

事故死と自殺のパターンで更に別れるが、犯人の計算通りの方がミステリーとしては面白くなりやすい。

被害者のトリック

被害者が本当に被害者なのかは、隠された秘密が暴露されるまで分からない。

被害に遭うだけの理由が、どこかに隠されているからだ。

被害者が死んでいると思ったら、実は生きていた。

被害者が死んでいると思ったら、実は生きているパターン。

真犯人と共犯で別の人をハメたり、死を偽装する事で存在しない人にして監禁する事が目的とか、理由は様々。

死んでいると思っていた被害者が真犯人で、実は生きていた

上記の「逃げ伸びていると思ったら、犯人が既に死んでいた」と「被害者が死んでいると思ったら、実は生きていた」の合わせ技パターン。

被害者を直接犯人とは疑い辛く、死者も疑い辛くさせる目くらましとなる。

被害者として死を偽装して隠れられると、犯人のリストから一度は外れてしまうのが自然だろう。

実現するには、上記も含めてどれも「死の偽装」が不可欠となる。

隠していた双子、クローン、整形、様々な方法で似た死体を用意するか、首を切断したり、燃やして一部分だけ本物を混ぜてDNA鑑定を誤魔化したり、完全に焼き尽くしたり、水難事故に見せかけたりして、本人確認をさせなかったり、発想の数だけ色々ある。

アイテムのトリック

犯人や被害者と言った人ではなく、物を使ったトリックのパターン。

密室トリック(空間)

密室と言っても、必ずしも密室とは限らない。

犯行時刻に誰も入れない状況の場所で人が死んだり、物が盗まれていれば、密室でなくても密室トリックとなる。

密室を作り出す方法は、多岐に渡る。

鍵をかけて、その方法が分からなければそれだけで密室になるし、密室状態の部屋で犯行があったと勘違いさせつつ実は別の場所が犯行現場でも密室になる。

犯行時間のトリック(時間)

お約束は、犯行時刻を勘違いさせるパターン。

部屋の温度を急激に変える事で死後硬直の進行を変化させ死亡推定時間をずらすなんて手法は、馴染み深いかもしれない。

防犯カメラや時計をいじって混乱させるなんて方法もある。

凶器のトリック(犯人の行動)

食べ物や氷と言った加工が容易な凶器なら、使用後に完全に消す事が出来る。

マジックの種みたいに、物を改造して仕込む事も、事前に計画さえ練られるなら十分に可能となる。

毒で殺す場合、どういう経路で被害者に毒を与えたのか、被害者をどうやって限定したのか等が肝となる。

凶器は、犯人が隠したり、完全に隠滅する手段と、探偵が犯人に辿り着く為の痕跡のバランスもポイントとなってくる。

ダイイングメッセージのトリック(被害者の行動)

時に、被害者は死の間際に犯人が誰かのヒントを残す事がある。

死までの短い時間で、犯人に悟られない様に犯人を指し示す為には、何らかの痕跡を残すしかない。

書きかけ、あるいは書ききった記号や暗号、血文字、本のページに印、メッセージはその場にある物で消えない様に残す必要がある。

犯人がダイイングメッセージに気付いて、隠したり、上書きして意味不明にしたものを解き明かすパターンもある。

※この記事は、追記・編集していく予定です。

 

 

 

 

 

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