「集中」と「集中力を高める方法」について解説

Contents hide
1 集中について詳しく解説
1.4 集中力を高めるには?

集中について詳しく解説

「鬼滅の刃」には、「全集中の呼吸」と言う技術が登場する。

鍛錬によって増強した心肺を使い、一度に大量の酸素を血中に取り込む事によって、肉体や身体能力を一時的に強化する特殊な呼吸法として、劇中に登場した。

これはフィクションの設定で特殊な技能だ。

だが「集中」と言う物が、物凄く大事と言う事を、非常に巧みに表現されている良い例でもある。

集中する事で、様々なベクトルの力が、意識的に一点に集まる事になる。

集中する事は、短期決戦で、短い時間で大きな成果を出す事に役立つ。

長期的な努力や積み重ねが必要な物には向かないが、短期的に会得や完成を目指せる物には、滅法強い。

そんな「集中」について、解説していく。

短期集中型か、長期分散型か

これは、人のタイプと、打ち込む物の両方の事だ。

短距離走が得意か、長距離走が得意かで、集中の使い方も変わって来る。

短距離走の様な物をやるのか、長距離走の様な物をやるかでも、変わって来るのは分かるだろう。

人の性質と、打ち込む物の性質、その両方が合っている物に打ち込んだ方が、当然だが楽に出来る。

短距離が得意なのか、単に体力が無いのかとかの問題もあるが、長距離が出来ない以上は短距離型の選択をするしかない状態なら、短距離型として振る舞うしかない。

集中自体に2種類ある

英語だと、フォーカス(focus)とコンセントレイト(concentrat)の2種類が集中を構成している。

フォーカスは、一つの物に絞る事

注目するのも、ピントを合わせるのも、沢山の中から一つにだけに絞るのも、フォーカスだ。

コンセントレイトは、一点に集中する事

仕事、趣味、勉強、スポーツ、等で作業や練習、習得する為に一心不乱となる事や、濃縮や圧縮した物はコンセントレイトになる。

この二つは、日本語だと「集中」と言う言葉で括られる事があるが、「選択」と「濃縮」では、性質が変わって来る。

集中出来ないのには理由がある

ここからは、集中が出来ない理由に触れていく。

これは、物によっては裏返せば、集中できる様になるヒントともなる。

選択的集中(フォーカス)出来ない理由

一つに絞るのが怖い

人によっては、何かを決断するのにストレスを感じます。

何かを選ぶと言うのは、他の何かを選ばないと言う事です。

他の何かに実は価値があった時に、損をする様な感覚を感じていると、選択が怖くなります。

どれが良いのか分からない

集中すべき物が見分けられたり、嗅ぎ分けられたり、判断が出来ないと集中のしようがありません。

自分の中に確かな尺度があれば良いですが、場面によっては主観だけでなく客観が必要な場面もあります。

あなたが良いと思っても、他の誰も良いと思わない場合は、集中しても大きな価値を生み出しにくいです。

濃縮的集中(コンセントレイト)出来ない理由

やる気がない(意味と価値を感じていない)

必要性を感じていないと、取り組む意味や価値が見出せません。

楽しいから、将来の為になるから、誰かの助けになるから、大事な人が喜ぶから、何でも良いですが「動機」に繋がる必要性が必要です。

楽しくない(刺激を感じていない)

ドーパミンやアドレナリンの分泌が無いと、集中力は続きません。

例え、地味な単純作業であっても、効率化、精密化、加速、等の改善を意識して行う事が出来れば、そこには楽しさが生まれます。

どこに楽しさを見出すかは人それぞれですが、楽しさが無いと、それだけ集中し辛くなります。

目標の時間設定がない(時間が散漫)

タイムリミットがあれば、そこまでは集中してやろうと思う物です。

短い時間内なら、全力で動く事が出来ます。

短距離走と長距離走では、短距離走の方が一瞬の集中力は大きい事が想像できます。

目標時間が短いほど、高い集中直が期待できます。

危険やご褒美がない(意味と価値がない)

タイムリミットだけで足りないなら、そこで何が起きるかを決める必要があります。

罰ゲームや、悪ければ破滅が待っている様な危機的状況なら、それを回避する為に必死になり、結果的に集中してやることになります。

反対に、どうしても欲しい物があっても、集中して何かを成し遂げた結果に得られるなら、集中力は続きます。

それらが無いと、集中出来ない場合があります。

別の事が気になる(意識が散漫)

別の事が気になるとは、うるさいとかの気が散る場合と、別の事の方が楽しそうと言う場合があります。

気が散るにしても、より楽しそうな物に目移りするにしても、外部の情報が元凶です。

飽きる(刺激慣れ)

どんなに楽しくても、他に気になる事が無くても、同じ系統の作業を延々続けていると、どこかで飽きが来ます。

人は、常に新鮮な刺激が欲しくて、刺激が少ない場合は気分転換が必要です。

疲れる(パフォーマンス低下)

人の体力には、限界があります。

1日24時間の内、7.5時間以上は睡眠に費やした方がパフォーマンスが出ます。

これは、裏を返すと、それだけ休まないと疲れてパフォーマンスがドンドン落ちてしまうと言う事です。

疲れてくると、動きの精細が欠けて、雑になっていき、それがミスにも繋がります。

姿勢、呼吸の乱れ、空腹度、どれも疲れを訴えて来ています。

集中力を高めるには?

ここからは、上記した様な理由で集中力が続かない問題に対して、どうすれば良いのかを解説していく。

選択的集中(フォーカス)力を高める方法

集中する物を決める(選択)

たったこれだけで、集中力は高まります。

一番欲しい、必要と言った様な、重要度が最も高い物を一つ決めて、集中している間は他の事は一旦忘れましょう。

集中する物を分解して、小さな一個に集中する(分解と選択)

分解する事で、構成要素の一つが見えてきます。

小さなタスク(課題)にした方が、少ない集中でタスク完了まで一気に持って行く事も容易になります。

小さなタスクが終わると達成感を感じられ、更に次のタスクは別の作業や、更なるタスクの改善に向き合えます。

すると、もう一度集中するポイントが明確になり、小さなタスクになっている事で、終わりも明確になり、より集中しやすくなります。

それがしやすい場所に身を置く(選択への補助輪)

ベッドの上や布団の中、あるいは押し入れの中やロフトの上でも、あなたが集中しやすい環境に身を置きましょう。

家族が囲むリビングのテーブルが良いなら、それで良いです。

スタバで周囲の人にドヤりながらや、おいしいコーヒーや良い雰囲気に包まれた方が集中しやすいなら、そこがベストですし、違うなら他を探しましょう。

それしか出来ない場所に身を置く(選択へのレール)

もし、誘惑に弱いなら、集中してやらないといけない事しか出来ない場所に行きましょう。

職場、学校、図書館、喫茶店、トイレ、等々どこでも良いです。

邪魔になる物が無く、邪魔者もいない上で、集中して取り組める良い場所を探しましょう。

それがしやすい姿勢を取る(パフォーマンス維持)

立つ、座る、寝る、どんな体勢が良いのかは、集中する物の内容に寄りますが、いずれにしても正しい姿勢や、効率的とされる型には意味があります。

姿勢が悪いと疲れやすくなったり、呼吸がし辛かったり、集中力が続かない原因にもなります。

正解の姿勢を維持し、呼吸を整え、崩れて来たら仕切りなおすか、休みましょう。

集中するには、健康第一です。

濃縮的集中(コンセントレイト)力を高める方法

脳にエネルギーを補給する(パフォーマンス維持)

頭を使うのに、ブドウ糖を消費します。

つまり、ブドウ糖が足りない場合、それを補給すれば、それだけ頭のコンディションは改善されます。

当たり前ですが、体質や病気で多く摂取出来ない場合は、無理しない方が良いです。

やる気スイッチ(スタートダッシュ)

プラシーボ効果等も期待して、何かを摂取すると集中のスイッチが入る様に、自身をパブロフの犬の様にするのも良いでしょう。

飴を舐める、コーヒーを淹れる、ブルーベリーを食べる、鮫肝油のカプセルを飲む、野菜ジュースや青汁とかスムージーを飲む、何でも良いです。

自分が押せる、やる気スイッチを作りましょう。

リラックスする(パフォーマンス向上)

脳は、正常な状態ほどパフォーマンスを出しやすいです。

音楽等によってα波が脳波として出る状態に出来れば、集中する準備が脳で出来て、集中しやすくなります。

これは、一定のノイズでも効果を得られ、雨や波、心臓等の音はリラックス効果があります。

しっかりと呼吸を整えるのも、そこから集中に繋げやすいので効果的です。

丁寧こそ、集中の基本にして成果(ザ・集中)

丁寧とは、型通りに、はみ出さない様にすると言う事。

丁寧に字を書くとは、模範の字の形に似せて書く事だし、丁寧に絵を描くとは、模範の形に似せて書く事だ。

丁寧に色を塗るのは、対象からはみ出さないように、塗り残しも無いように、綺麗に塗る事になる。

丁寧とは、集中しないと出来ない。

丁寧は、集中すれば意識しなくても出来る。

意識しないで出来る丁寧な動きは、無駄が無く早く正確になる。

目指す丁寧とは、はみ出さないように集中して、素早くやると言う事になる。

自信を持つ(パフォーマンス向上)

出来ないかもと気が散っていると、集中できません。

やっていれば、必ず上達しますし、大抵の事は習得できます。

大きすぎる目標だと尻込みする事もあるでしょう。

だから、要素を分解して、小さな目標を立てれば、自信をもって挑めるはずです。

一個クリアできれば、自信がもっとつきます。

集中を邪魔する要素を排除する(パフォーマンス維持)

音がうるさい場合は、場所を変えるでも、耳栓やヘッドホンを付けるでもしましょう。

興味を引かれ過ぎるなら、音楽、ラジオ、テレビ、動画、ゲーム、等々のあらゆる情報の刺激は排除した方が集中力を高める環境が作りやすいです。

邪魔をしてくるなら、家族もペットも、適切な距離を取れるようにしましょう。

ライトや色も重要で、太陽光と蛍光灯と白熱灯、直接照明と間接照明、赤と青と黄、等の差でも集中のしやすさが変わるらしいです。

また、臭い、湿気、温度も重要で、臭いと気が散りますし鼻呼吸が出来ないのはマイナスにしかなりませんし、湿気が強いと不快指数が高まり、温度も高すぎると茹ったように脳のパフォーマンスが落ちていきます。

パフォーマンスが落ちたら休み、補給する(パフォーマンス維持)

食べる、飲む、寝る、瞑想する、等々、必要な休みを取り、補給を行いましょう。

パフォーマンスを一定に維持して、集中し続ける事は、普通の人には出来ません。

長時間集中出来ると考えているなら、それは幻想です。

人の集中力は、一つの事に対して20分程度でピークを迎えると、以降は落ちていく傾向にあると言われています。

長時間集中し続けるには、適度に集中力の途切れを挟んだり、集中力が高まる刺激を受けたり、適切な補給や休憩等を織り交ぜて、作業としては長く一貫しているけど、実は本気の集中はピークタイムがある様にマネジメントする必要があります。

休まないで補給も疎かにして延々と続けるのは、マネジメントを放棄していると言う意味では、集中力にとっては最悪の選択です。

集中時間、休憩時間を決める(時間の濃縮)

集中力は、絶対に長時間連続では続きません。

なので、予め集中する時間を決めるのは、非常に理に適っています。

鬼滅の刃では、物凄い訓練の末に「全集中・常中」と言う、常時全集中状態になる技術を会得しましたが、現実でその域に達する事が出来る人は、難しいと考える方が自然でしょう。

常に集中する事が無理なら、途切れる事は最初から織り込んで計画を立てるべきであり、20分がピークなら、1時間も連続すれば集中力は一度メタメタに下がってしまっても仕方がありません。

タイマーでも砂時計でも何でも良いですが、集中する時間を客観的に区切る事が出来る目印を使うと「1時間経ったから、ちょっと休もう」と、疲れを実感していなくても自身を管理できます。

苦手を受け入れて、考えて動く(効率)

人には、遺伝的、肉体的、精神的、様々な理由で向き不向きがあります。

克服出来る苦手もありますが、克服が大変な苦手も多くあります。

その場合、苦手なパートに遭遇した時、脳は拒否反応を示します。

克服するにしても、避けるにしても、苦手である事を受け入れて動く事で、集中力の助けになります。

難しい、怖い、汚い、気持ち悪い、嫌い、恥ずかしい、頭が痛い、目がチカチカする、等と感じている事なら、どうすれば身を守って、気にせずに集中して出来るかを考える必要があります。

どうしても無理なら、誰かにやって貰うでも、覚悟が決まるまで後回しにするでもして、不向きな物に対して集中力が切れた状態で向き合う事を止める必要があります。

動機付けを明確にする(パフォーマンス向上)

将来の夢、大事な人、金持ちになる為、何でも良いです。

一個、強烈な動機にフォーカスし、それを壁に書いて貼るでも、口に出して宣言するでも、本当に何でも良いです。

一種の「マイ儀式」を作る事で、動機をハッキリさせ、その為に集中する決意を、定期的に新たにしましょう。

喜ばせたい誰かの為だったり、叶えたい夢の為だったら、必ずやり遂げたいと思えれば、それは集中する助けになります。

ノッている時にこそ、一時中断(パフォーマンス維持、スタートダッシュ)

ノッていると、最後までやりたくなるのが人と言う物です。

ですが、ノリに乗っている時こそ、一時中断するタイミングかも知れません。

それは、再開時に、近い状態の集中状態に持っていきやすい可能性が高まるからです。

ゾーンを目指す(超集中)

一流のアーティスト、クリエイター、アスリートと言った人々は、集中した先でゾーンと呼ばれるハイパフォーマンスを出せる状態になります。

パズルや音ゲー、アクションや格闘等の操作を要求されるゲームをやっていて、全能感や万能感を感じ、実際に得点や何かが良かった経験があれば、それはゾーンを経験しています。

ゾーン中は、高い集中力によって集中している一つの事が自然に無意識で最適な動きでこなせる様になり、非常に気持ちが良い物です。

高い集中力を維持して、リラックスと緊張がつり合い、歯車が噛み合い、全てが腑に落ちて考えずに出来る様になった時に、短い時間だけゾーンが訪れます。

狙えば、自ずと集中する事になります。

練習では本番の様に、本番では本番の様にやってきた練習の様に(パフォーマンス向上)

これは練習だから、とリラックスしてやるのは、緊張をほぐしたい時だけで、基本は本番の様に集中してやるのが良いでしょう。

本番の様にやるとは、「本気でやる」と言う以外にも「丁寧にやる」「正確にやる」等も含まれます。

「本気でやる」だけだと、気持ちは気合が入っているのに、雑だったり、出来ない事がそのままにされたりと、本番に必要な要件を満たさずに終わる事も多いです。

練習では、本番の様に、本気で全力を出し、丁寧で正確に、出来る様にやる。

本番では、本番の様にやって来た練習で出来た事をすれば良いのだから、練習の時の様にやれば良いのでリラックスして出来る。

「本気」だけを本番と勘違いすると、痛い目を見ます。

終わりに

集中力が、超大事と言う話でした。

集中出来ない人の、集中する助けになれば幸いです。

関連記事

1回のみ
毎月
毎年

一度だけ寄付する

毎月寄付する

毎年寄付する

金額を選択

¥500
¥1,500
¥10,000
¥500
¥1,500
¥10,000
¥500
¥1,500
¥10,000

またはカスタム金額を入力

¥

寄付していただきありがとうございます。

寄付していただきありがとうございます。

寄付していただきありがとうございます。

寄付月単位で寄付する年単位で寄付する
スポンサーリンク

コメントを残す

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください