ちゃんとした「メッセージ」の伝え方

メッセージを伝えるのが下手な人は、どうすれば良いの?

会話でもメールでも、そして物語でも。

あなたが伝えたいメッセージを、相手に伝える事が肝心ですよね。

でも、メッセージを上手に伝えられない何て事、結構起きます。

今回は、どうすればメッセージを伝えられるのか、そして、伝わり辛いメッセージは何が悪いのかを解説します。

メッセージを伝えるのは「実際の言動」の法則

人は、メッセージを伝えたい時、言葉を尽くして、どうにか伝えようとします。

ですが、言葉では伝わりきらない事も多いです。

それは、言葉だけでは、どんなに言葉を重ねても「本当」かどうかが、他人からすると分からないからです。

つまり、真実か嘘かの判断が出来ない場合、そのメッセージは伝わりません。

では、どうすれば真実か嘘かまで伝えられるのか、そこが重要になります。

そこで注目したいのが「実際の言動」になります。

過去の言動

過去の言動で、正直だと受け取って貰える関係性が出来ていると、メッセージはいとも容易く相手に伝わります。

嘘をついていない「だろう」と思って貰える関係が出来ている時に限り、メッセージは言葉だけで伝わるわけです。

例えば、あなたが家族仲がとても良いとして、家族の誰でも良いですが、「愛してる」「好きだよ」「元気出して」「がんばって」と言ったとしたら、その言葉は届くでしょう。

それは、過去の言動で、既に関係が出来上がっていて、言葉が真実だと信じて受け取れるからです。

恋人、友達、同僚、そう言った関係の相手でも、相手の言葉を信じられるのは、既に出来上がった関係があるからです。

これは、双方向の関係でなくても同じで、例えば有名人が言っていた事を信じてしまうのは、その有名人は嘘をつかないだろうと言う信頼があなたの中にある場合だけの筈です。

初対面の言動

なので、過去が無い状態ですと、信頼関係を現在から未来にかけて形成してく事が必要になります。

そうやって信頼して貰わないと、メッセージは伝わらない。

迷惑メールや飛び込み営業の人が、どんなにセールストークをしても買わなかった物も、家族や友人に薦められたら心が揺れるのは、そこに事前に存在する信用や信頼性があるからです。

では、初対面でもメッセージを伝えるのが上手い人は、どうしているのでしょうか?

世の中、ナンパや飛び込み営業が上手い人と言うのが、一定数いるわけですからね。

彼らは、どうやって最速で信頼を獲得するのでしょう?

納得のいく切欠

こんな理由で、接触した。

話しかけた、肩を叩いた、誘った、等々。

ファーストコンタクトは、結構重要です。

見た目に気を付ける

どうしたって、人は第一印象を見た目から持ちます。

服装や髪型、SNSのアイコンやプロフィール文、そういった見た目の放つ情報で、関係がプラスかマイナスに振れます。

相手の話を聞く

信頼されるのに、沢山の言葉を尽くしたい気持ちは分かります。

ですが、言葉を尽くす以上に効果があるのは、相手の会話に耳を傾ける事です。

事実を話す

事実をありのままに伝える事は、信頼を獲得する上では、とても大切になります。

内容によっては、オブラートに包んだり、例え話にする方が伝えやすいかもしれません。

ですが、嘘だけは、信頼獲得をしたいならダメです。

言動が一貫している

言葉や行動の前後、言葉と行動、そう言った物が一貫している間は、信頼は蓄積していきます。

嘘をつくと、一時的に信頼度を上げられる時もありますが、一貫性を保つのが難しくなります。

後にやった行動が、本物と判断されます。

終わりが悪いと、信頼も信用も失墜します。

ツンデレはOKですが、デレツンは最悪と言う事です。

間違いを認める

間違ったら認めましょう。

間違いを認めて信頼を失うと考えるのは、それこそ間違いです。

会話の内容が100%正しい人なんて、この世にいませんし、正しいと思っていた知識が誤っていたと後に証明される事だってあるし、勘違いだって起きます。

間違いを認めると言うのは、より正しくあろうとする点で、間違っていない選択と言えます。

終わり良ければすべてよし。

先に与える

信頼を獲得したいなら、先に与えましょう。

相手が得をしたり、欲望を満たせる物が良いです。

相手が欲しい耳寄りな情報を先に与える事で、信頼関係が強まります。

こう言った言動の積み重ねによって、一定以上の信頼関係が形成されると、そこでようやくメッセージを送って、素直に受け取って貰える土壌出来上がっていきます。

未来の言動

未来の言動による信頼関係の形成とは、すなわち約束です。

約束を守る事は、信頼関係を形成する前の段階ながら、信頼を築く為のテストに参加させて貰っている状態で、約束さえ果たす事が出来れば、そこには一定の信頼が生まれます。

過去、現在、未来の信用や信頼の蓄積があると、メッセージは伝わると言う事が分かったところで、メッセージが伝わらない例を今度は説明していきます。

言動でメッセージが伝わらないパターン

メッセージが伝わらなくて困っている場合の原因を見て行きましょう。

信用されていない

嘘つきだと思われています。

それが事実なら、どうしようもありません。

信頼が無い

頼る事が出来ないと思われています。

相手の期待を裏切ってしまった事があるかもしれません。

言動のテーマがブレている

思ったままを整理せずに、話したいように話しているかもしれません。

話題が飛び飛びだったり、あなたには一つの話題でも、相手にとっては複数の話題と言った価値観のズレが発生している事も。

テーマを一つに絞って、シンプルに、簡潔に伝えましょう。

言動が一貫していない

「痩せたいなら運動をしろ」と言った人が、運動をしないで食事制限で痩せていたらどう思いますか?

「痩せたいなら食事制限をしろ」と言った人が、めちゃめちゃ沢山食べても太りにくい体質だったら?

それぐらいなら、知識を披露してくれているだけと納得出来るかもしれません。

では「子供が好き」と言っていた学校の先生が、生徒への暴力で逮捕されたら?

「君を愛している、命がけで守る」と言ってくれた人が、あなたがピンチの時に遠くで見ているだけだったら?

言動が一貫していないと、メッセージは途端に機能不全を起こします。

余談:政治家のメッセージが伝わらない理由(21年5月現在思う事)

政治家は、都合の良い事を言います。

それは、時に嘘になりますが、嘘にしない為に矛盾した両方を実現させようとする事もあります。

要するに、嘘をついているか、一貫していない事をやろうとするから、メッセージが伝わらない状態に陥っていく訳です。

そうなると、国民からの信頼も信用も失うので、余計にメッセージが伝わらない。

例えば、コロナウィルスを広げたくないから緊急事態宣言を発令するのは、分かります。

ですが、少し前にGOTOキャンペーンをやっていた事も、みんな覚えています。

つまり、この時点で一貫性が失われているわけです。

一貫性が無くても、許されるのは、間違いを認めて、方向転換の宣言をした時です。

ここで、謝ったり、間違いを認めるのが嫌な政治家の悪い所が出てしまい、GOTOキャンペーンの姿勢を残したまま、緊急事態宣言をしている事で、アクセルとブレーキの同時押しに見えます。

更に、人命や経済優先を言いつつ補助金は出し渋りつつ、生活が懸かった人々に営業自粛を呼びかけるので、ここではアクセルとブレーキの同時はなしが発生していて、とにかく舵取りが変な方向に行っています。

メッセージとは、一回につきメインテーマを一つずつ確実に伝えるのが基本です。

政府のメッセージの伝え方だと、

  • 信用無し(文書偽造、等)
  • 信頼無し(支持率、等)

な上に、

  • 経済は止めたくない(GOTO、等)
  • 援助や保証は出来るだけ出したくない(一回給付金、助成金遅れ、生活保護申請妨害、等)
  • ウィルス感染を止めたい(緊急事態宣言、等)
  • 経済を止めたい(酒禁止、営業禁止、等)
  • オリンピックやりたい

と、したい事としたく無いが、方針として混ざったまま発信され、優先順位が分かり辛いわけです。

信用や信頼は、これまでの不祥事を謝罪したり、説明責任を果たして、区切りと蹴りをつけるしか無いです。

その後で、

  • 国内経済最優先
  • ウィルス撲滅最優先
  • オリンピック最優先

等の、最終的に言いたいテーマの軸が決まっていれば、分かりやすく発信できます。

ですが恐らく、外国、政党、政治家、支援者、その他、様々なしがらみが、それを許さないので、毎回の様にアクセルとブレーキの同時操作しか出来ない、そんな状況に見えます。

ままならない物ですね。

終わりに

今回は、メッセージを伝えるには、実際の言動が大事と言う話でした。

  • 信頼
  • 信用
  • 事実
  • 一貫性
  • 相手に先に与える姿勢
  • 間違いを認める勇気

これらが揃って、ようやくメッセージは相手に伝わります。

これは、物語でも同じで、メッセージ性が弱い作品は、何かしらの要素が欠けています。

テーマが複数にまたがってブレるとか、キャラクターが矛盾した言動をとってしまっているとか、そういった事は、メッセージ性がある作品では気を付けると良いでしょう。

メッセージを相手に伝える際の、お役に立てば幸いです。

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