雑記

「ドット・ピクセル・ボクセル」アートの教科書特集

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マス目単位の世界

古くはモザイク画、タイルアート、ピラミッド等にまで遡るかもしれない。

レゴブロックによって急激な一般化が起き、コンピュータゲームの登場によってデジタル化と、昔に比べて更に身近な存在となった。

マインクラフトが現在の最前線だろうか。

画材の制限で選ばざるを得ない時もあれば、表現手法の一つとして選ばれる事もある、ドット、ピクセル、ボクセルと言った単位で描かれるデジタルなアート作品達。

この記事では、そんな独特な表現手法を扱う上で、参考となる本を紹介していく。

アーケードゲーム・タイポグラフィ ビットマップ書体の世界(2020)

<内容>

懐かしいゲーム画面と振り返る 8×8ピクセルの中の文字

1970 ~ 90年代のゲームの世界で生み出された、ビットマップ書体の世界。
色と解像度の制約を乗り越え、たった8×8ピクセルの正方形グリッドの中で、表現力豊かでエレガントなアルファベットの文字セットを、懐かしい当時のゲームスクリーンショットと併せて紹介する。

打てる!ドット絵超入門: Aseprite v1.2.8を使って描く!(2018)

<内容>

ドット絵をこれから始めたい方に向けた超入門書!

本書では、ドット絵制作ソフト「Aseprite」の導入から、ドット絵完成までの作業工程を一通り解説しています。
従来の参考書では、最初にソフトの説明が必要以上に書き並べられているため、「結局どの機能を使って良いのか分からない」なんてことがありました。しかし本書では、最初に必要最低限の機能だけを解説し、その機能だけを使って、「まずはひとつの作品を完成させる」ことを目標に執筆しました。
もちろん本書の後半ではAsepriteのほぼ全ての機能を解説しています。ですので、ドット絵を1作品完成させることができたら、次は細かい機能などもそちらで確認しつつ、応用に力を入れていく、なんてことも出来るように設計されています。

従来のドット絵は、ゲームのデータ量を節約するために生まれた技術で、あくまでも「制約」のひとつに過ぎませんでした。しかし、ゲーム機の性能が向上した現在でもなお、ドット絵を利用したゲームが数多く見られるのは、ドット絵という技術が「表現」としての地位を確立していることに他なりません。

表現としてのドット絵は今後も失われることはないでしょう。ドット絵を始めるのに遅すぎるということはありません。スマートフォンゲームなどでブームが再燃している今、ドット絵を始めてみませんか?

ULTIMATE PIXEL CREW REPORT ピクセルアートではじめる背景の描き方(2021)

<内容>

『五等分の花嫁』作者の春場ねぎ先生も絶賛‼
「コレ全部■でできてるって本当ですか!? ピクセルアートって簡単で奥深い!」
「うますぎるけど参考になる!」— 背景を描くすべての人に読んでほしい一冊

本書は大きく「基礎編」と「応用編」の2つのパートで構成されています。
基礎編はピクセルアート(ドット絵)の歴史や描き方からはじまり、色、光、構図、パース、テクスチャにいたるまで、背景シーンを描くために必要な基礎知識を多数のピクセルアート作品を用いて解説。

応用編はULTIMATE PIXEL CREWのメンバー3名によるメイキングパート。各メンバーが各々の作品の制作手順や考え方を伝授します。

また巻末にはUPCメンバーの作品ギャラリーも掲載し、ページをめくるだけでも楽しめる内容となっています。

ピクセルアートならではのレトロでノスタルジックな雰囲気を味わいながら背景シーンの描き方を学べる最高にエモい一冊!

ピクセルアートのプロチーム「ULTIMATE PIXEL CREW(通称: UPC)」が贈る背景シーンの描き方!

GameGraphicsDesign ドット絵キャラの描き方(2008)

<内容>

ドット絵を極める!

Game Graphics Designシリーズ第2弾。RPGのキャラクターやモンスターを題材に、ドット絵の描き方を解説する。デザイン画のイメージをいかにドットで表現するのか、現役プロのドッターのテクニックを学ぼう。

キャラクターデザイン・しのざきあきら。

ゲーム ドット絵の匠 ピクセルアートのプロフェッショナルたち(2018)

<内容>

『ファイナルファンタジー』シリーズ、『ギャラクシアン』『マッピー』…1980年代に世界中の人を虜にした「テレビゲーム」の数々。その顔である、キャラクターのドット絵–ピクセルアートの巨匠、7組の技術とこだわりを、ロングインタビューと当時の資料等を含めて徹底的に掘り下げた1冊。初解禁の当時の開発話なども!

●本書で登場する「匠」

1)小野“Mr.ドットマン”浩 編
『ギャラクシアン』『ギャラガ』『マッピー』など、アーケードゲームの雄・ナムコで、数多くの名作のドット絵を手掛けた匠。今もなお、ドット絵の魅力を探りつつ、精力的に活動を続けている。

2)『FF』のドット絵師 渋谷員子 編
和製RPGの金字塔『ファイナルファンタジー』シリーズのドットデザインを手掛ける匠。その活躍は『FF』シリーズだけにとどまらず、2D時代のスクウェア発売ゲームのグラフィックイメージを築きあげた功労者。

3)ファミコンで最も精緻なドット絵 ☆よしみる 編
ファミコンソフトの中で最大のカセット容量を誇り、ファミコンの描画性能から逸脱した精緻なグラフィックで話題を呼んだ『メタルスレイダーグローリー』の企画、シナリオ、そしてドット絵デザインを行った匠。

4)ドット絵の新作を作り続ける ユウラボ 編
スマホ時代の今、あえて8bitライクなグラフィックでのゲームアプリや、初期のファミコンを思わせるRPG『フェアルーン』を生み出した匠。現在もNintendo Switchなどにドット絵による新作ソフトのリリースを行っている。

5)ごだわりすぎる会社 インディーズゼロ 編
BSフジの人気番組「ゲームセンターCX」を題材にした『ゲームセンターCX 有野の挑戦状』を制作。そのこだわり過ぎた出来栄えが喝采を浴びた匠。『シアトリズム』シリーズや『超回転 寿司ストライカー』など、今もそのこだわり具合は健在。

6)『クインティ』そして『ジェリーボーイ』 杉森建 編
『ポケットモンスター』シリーズの開発元として知られる「株式会社ゲームフリーク」のデザインを取り仕切る匠。同社のゲーム初参入作品『クインティ』での滑らかなキャラクターの動きと愛くるしくもユニークなデザインセンスは、今に続いている。

7)ドットに込めたキャラクターのチカラ 少年ジャンプゲーム 編
数多く発売されたいわゆる「キャラゲー」において、大きさや色数が限られているドット絵の中にそのキャラのチカラを叩き込んできた2人の匠。多数のキャラが登場する『ファミコンジャンプ』でも、その技が存分に発揮されている。

ドット絵教室(2018)

<内容>

【ドット絵は描けば描くほどうまくなる!】

フリーウェアのドット絵制作ソフト「EDGE」を使って、楽しくドット絵をマスター! まずは四角の中を埋めるように単純なモチーフからはじめて、背景アートや奥行きのある絵まで。やさしい絵から複雑な絵まで、全59点のドット絵の描き方を解説します。制作途中の状態もわかるサンプルファイル(ダウンロード提供)を活用して、真似をしながら学びましょう!

【解説するドット絵】
□静止画
日本の国旗/開いたノート/ビル/弁当箱/たんす/スマートフォン/本棚/冷蔵庫/食パン/コンビニ/プレゼントボックス/ティラミス/あんパン/ドーナツ/地球/月/ラーメン/水晶玉/ホットケーキタワー/魔女の帽子/葉付きりんご/ベニテングダケ/優雅なティーカップ/カントリー調のベッド/真珠入りの貝/アコースティックギター/レトロスクーター/観葉植物/ビール/鉄板チーズハンバーグ/ウエスタンブーツ/水晶/ファンタジーな剣/グランドピアノ/トランペット/おなかを見せた旅客機/かわいい車/柴犬/子猫/ハムスター/金魚/二頭身の人間/子馬/ジンベエザメ/牛/ラッコ/頭身の高い女性/毛足の長い犬/翼を広げたオオタカ/彩り豊かな花束/RPG風のマップ/河川敷の風景/パン屋さん/眠るドラゴンと少年

□アニメーション
歩く人間キャラ/歩く柴犬/泳ぐ魚/キラキラエフェクト/炎

□静止画バリエーション(解説なし・データのみ提供)
額縁/窓/サイコロ/目玉/レコード/土星/だるま/勲章/UFO/3Dメガネ/三段重ねアイス/トランクと傘のセット/サクラダファミリア/蛇/ややリアルな牛/にわとり/メンダコ/白虎/F1

ドット絵講座(2004)

<内容>

はじめに
もくじ

Step00 準備編
ドット絵を始める前に

Sterp01 基本編
まず描いてみよう
左右対称の図形を描く
斜め線・曲線をきれいに描こう
ドット絵を描く時の考え方
ドット絵の練習方法
いろいろなものを描く
影をつけて立体的に見せよう
かんたんに影をつけよう
立体物を描いてみよう
部屋を作ろう
未来都市を作ろう

Step02 実践編
中間色を使ってなめらかに描く
パレットを上手に使う
アンチエイリアスを使う
立体物に影をつける
タイトルパターンを使う
モノトーンで描く
質感を表現する
着色を考える
下絵を使ってドット絵を描く
デフォルメを学ぶ
情報伝達のためのドット絵

Step03 応用編
アイコンを作る
デスクトップパターン
アニメーションに挑戦する 1
アニメーションに挑戦する 2
携帯電話の待ち受け画像を作る
Flashと提携する
広いキャンバスでデザインする
地図を作る
キャラクターの描き分け
Webアイテムを作る 1
Webアイテムを作る 2
フォントを作ろう

あとがき

ドット絵工房―誰でも使えるドット絵テクニックが満載!!(2006)

<内容>

プロが描くドット絵の妙技!!実際のゲームに登場するキャラクターも収録!!GIFアニメ用のドット絵の作り方もわかります!!73種194点のドット絵を付録CD‐ROMに収録。

ドット絵職人―すべてのパソコンに入っている「ペイント」ツールでつくる(2007)

 <内容>

  ポリゴン真っ盛りの現在、大きく精密な絵を書いて縮小すれば小さなアイコンなど簡単に作成できる…ということは決してなく、小さな絵を描くには職人芸的な技が必要だ。距離を置いたときにきちんと判別できる絵を、ドットで描くという作業はやはり書き方をマスターしないと困難なものである。本書ではそんなドット絵の書き方を紹介している。

   Windowsに標準で付いてくるペイントを使用し、CGの入門としてドット絵が適切という考えのもとで、できるだけドット絵を書くことを楽しめるような工夫がなされている。前半ではドット絵に共通の書き方を解説している。1つの作品を題材に、下絵の準備から色の選択の仕方、立体の表現手法を解説し、さらにアニメーションを作る場合のドット絵の書き方を説明し、さらにはデフォルメやレイアウト、中間色の使用、立体感の表現やカラーパレットの制限といった応用も紹介されている。

   後半部分では人物や動物、楽器、日用品ほか、さまざまなジャンルのドット絵の書き方を紹介しており、多数のサンプルが収録されているのが魅力である。前半部分で詳解している各サンプルの書き方自体についてはおおまかにしか解説していない。しかし、使用しているパレットを明示するなど、書き方のみに集中して作業できるように構成している点が優れている。

   必要なデータはダウンロードも可能なので、作業の短縮もできるはずだ。趣味でアイコンやキャラクタを作る人はきっと本書のサンプルを見ているだけでも楽しくなるだろう。(斎藤牧人)

ドット絵の教科書(2006)

<内容>

テーマに沿って、描き始め~完成まで解説。GIFアニメ、デスクトップアイコン、携帯待ち受け画像まで応用可能。ペイントで描ける基礎テクニックから、Photoshop Elementsを使った上級テクニックまで幅広く紹介。

ドット絵プロフェッショナルテクニック ドット打ちからアニメーションまで(2005)

<内容>

世界に冠たる日本のゲーム開発の現場で脈々と受け継がれてきたドット絵テクニックを基礎からアニメーション作成まで完全解説。

ドット絵描こうZ-ドット絵の基礎と描き方-(2013)

<内容>

ブログ『ドット絵描こうZ』を書籍化

フリーソフト『EDGE』を使って簡単楽しいドット絵の描き方を紹介します。

ピクセル百景 現代ピクセルアートの世界(2019)

<内容>

定価:本体2,700円+税
ピクセルアートの最前線をドキュメント。

レトロゲームのようなドット絵表現による「ピクセルアート」が国際的な注目を集めている。
ノスタルジーにとどまらない現代の表現として多彩な展開をみせるその最前線を、国内外アーティストの作品、取材、論考を通じて紹介する。

ボクセルアート上達コレクション: MagicaVoxelでつくる3Dドットモデリング(2020)

<内容>

立方体を組み合わせてつくる3DCGが「ボクセルアート」です。ブロックを積み重ねる感覚で楽しみながらつくれるので、絵心がない人や3DCGは難しそうと考えている人でもチャレンジできます。本書は「MagicaVoxel」を使って難易度別にボクセルアートの作品ができるまでを解説しています。ステップアップして学ぶことができるので、はじめて操作する人でも上達できるようになります。

まるごとわかる3Dドットモデリング入門 ~MagicaVoxelでつくる! Unityで動かす!~(2018)

<内容>

Unityなどのゲームエンジンの発展により,ゲーム制作のハードルは確実に下がりました。しかし,いざゲームを作ろうとして確実にぶつかるのが,キャラクターなどのモデルデータを用意することができないという問題です。本書は絵心のないエンジニアでもブロック玩具を積みあげる感覚で人物や動物キャラ,街並みを描ける「3Dドットモデル作成ツールの使い方」を学習する「第1部」と,ゲーム内で動かすことのできるキャラクターやダンジョンをモデリングしてUnityにインポートして動かしてみる「第2部」で構成されています。モデリング,レンダリングにはボクセルモデリングソフト「MagicaVoxel」を採用。キャラクターにボーンを埋め込むには,Adobe社のWebサービス「mixamo」を利用します。すべて無料でできる3Dドットモデリングの入門書です。

(こんな方におすすめ)
・3 Dゲームを作りたいけど,キャラクターやダンジョンなどを作ることができないエンジニア
・Unityは使えるが,いざ自作ゲームを作ろうとしたら素材がなくて断念した“絵心はないがプログラムは書ける”方

(目次)
第1部 MagicaVoxelの使い方を知ろう
Chapter1 3Dドットモデリングの魅力について

Chapter2 MagicaVoxelを使ってみよう

Chapter3 身近にあるものをモデリングしてみよう

Chapter4 自作モデルをレンダリングしてみよう

Chapter5 キャラクターをモデリングしてみよう

Chapter6 部屋のなかをモデリングしてみよう

Chapter7 街並みをモデリングしてみよう

第1部おまけ:モデルをインターネットに公開してみよう

第2部 作成したモデルをUnityにインポートしてゲーム素材として使ってみよう
Chapter8 ゲームで使うキャラクターをモデリングしてみよう

Chapter9 ゲームで使うステージをモデリングしてみよう

Chapter10 Unityにゲームステージをインポートしてみよう

Chapter11 キャラクターにアニメーションを設定してみよう

Chapter12 キャラクターを動き回らせよう

第2部おまけ:3Dプリンターで自作モデルをプリントしてみよう

Million Onion Hotel「秘蔵の開発ノート」(2018)

<内容>

※This product is partially written in Japanese. But you can enjoy illustrations and pixel arts.
Onion Games公式”薄い本”「秘蔵の開発ノート」デジタル版です!
『Million Onion Hotel』攻略にもお役立ちのレベルマップをはじめ、開発当初のデザイン画や開発年表、ゲーム内BGMの歌詞や楽譜、配信直後の関係者チャット座談会などを収録!

収録内容
・フルカラードット絵集
・関係者チャット座談会
・開発年譜
・開発スケッチ
・「宇宙の歌」谷口博史イラスト付き楽譜&歌詞
・ゲームレベル帯マップ
・ゲームフォーメーション
・ペーパークラフト「Dr.ピースの研究室」
・倉島画伯の書き下ろしイラスト

※ペーパークラフト「Dr.ピースの研究室」と倉島画伯の書き下ろしイラストはデジタル版オンリーの追加ページです
※白黒端末では一部カラーイラストが白黒表示されますのでご了承ください

※この記事は、追記・編集していく予定です。

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