生まれたばかりの無垢な存在

Wikipediaによると、
- 出生後7日未満の乳児を、早期新生児
- 出生後28日未満の乳児を、新生児
- 一歳に満たない子供を、乳児
と分けるらしい。
この辺は、どれも間違いなく赤ちゃんと呼ばれる時期だ。
文化的な概念では、2~3歳未満や、立つまで、喋るまで、等の更に長い期間を赤ちゃんと呼ぶこともあるだろう。
生き物は、母胎や卵から外の世界に出たばかりの頃は、基本的に無垢であり、まっさらな状態である。
もちろん、本能は備わっているし、遺伝的な性質は、確かにある。
胎教なんて考え方もあるが、生まれてすぐに親の言葉を理解する赤ちゃんの話は聞いた事が無い。
フィクションやスピリチュアル系の話では前世の記憶があると言うシチュエーションは見られるが、この記事では、そう言う話は置いておこう。
現実の生まれたばかりの赤ちゃんは、外の世界のルールを知らないと考えて間違いない。
なので、どんな事でも起きうるし、やりうる。
周囲の情報をドンドン吸収して急速に賢くなっていきもするが、泣き、グズリ、暴れ、漏らし、危険な事もするし、時に親をノイローゼに追い込んでしまう事もある。
赤ちゃんが環境のルールを理解するまでの間は、見方によっては非常に厄介な存在だ。
だが、生物学的に見ても社会的や文化的に見ても、赤ちゃんが生まれる事は基本的に歓迎される比率の方が圧倒的に大きい。
子孫繁栄、社会の構成員確保、新しい家族、赤ちゃんが生まれて喜ばない事は悪と言う風潮さえある。
その辺の思想的な部分も、この記事では置いておく。
問題は、そこではない。
赤ちゃんが実際に生まれると、そこには様々な問題が山積する。
親の準備不足、育児放棄、事故、先天的な病気や障碍、何があるか分からない。
この記事では、そんな「赤ちゃん」と言うモチーフを使った作品を紹介していく。
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