「敵の目的が世界の為」系作品特集

敵が悪とは限らない

正義と対立するのは、必ずしも悪とは限らない。

別の正義が、そこにあるかもしれない。

アプローチが違うだけで、敵も正義の味方と自身を思っているなんて事は、十分にありえる。

足りないのは、一線を超える前の対話のみ。

対話無くして一線を超えた方が、当事者以外には悪に見える。

その目的が正義の為であっても、結果的に正しくても、計画のプロセスが大きく倫理・ルール的に間違っていれば手痛い報いを受ける事になる。

罪を犯せば、償いがセットでついて来る。

しかし、多くの世界の為に悪行に手を染める者は、報いを受ける覚悟を持って対話を放棄し、行動に移る。

それは、見方によれば自己犠牲にもなるし、見方を変えれば正攻法を探す諦めにも、袋小路に追い詰められた自暴自棄やヤケクソにもなるだろう。

この記事では、そんな「自分の行いが悪と分かりながらも、最終的に世界の為になるとして計画を進める」様な敵が登場する「敵の目的が世界の為」系の作品を紹介していく。

R.O.D(2001)

 <TVシリーズ内容>

  漫画、小説、OVAと展開してきた倉田英之原作の活字中毒者&本マニアのためのシリーズ「R.O.D」の、満を持してのTVシリーズ。13歳にして作家デビューを果たし、売れっ子となりながらも、友人の失踪以来4年間新作を書けないままとなっている菫川ねねね。新作を望む根強いファンも多いが、ストーカーまがいの行為を行うファンやアンチファンも多数。サイン会のために訪れた香港で命を狙われたのをきっかけに、彼女のボディガードとして雇われた香港の探偵三姉妹、ねねねの失踪した友人=読子・リードマンと同じく紙を自在に操る能力を持ったミシェール(本好き)、マギー(本好き)、アニタ(本嫌い)の、本の街・神保町から世界各国までを股に掛けての活躍を描く、SFビブリオマニアアクション。本作のみでも十分楽しめるが、他のシリーズを観た上で鑑賞すると、細かいリンクがさらに作品を盛り上げる。

Amazon商品説明、田中 元氏引用

大英図書館特殊工作部が進めるジェントルメン復活計画が、そんな感じ。

MCU シリーズ(2008~)

<内容>

最凶最悪の敵サノスによって、人類の半分が消し去られ、最強チームアベンジャーズも崩壊してしまった。はたして失われた35億の人々と仲間を取り戻す方法はあるのか?大逆転の確率は、1,400万605分の1…。わずかな希望を信じて再び集結したアイアンマン、キャプテン・アメリカ、ソーたちに残されたのは、最強の絆だけ──。今はここにいない仲間のために、最後にして最大の逆襲が始まる!

サノスの目的が、宇宙のバランスを取る事。

ガンソード(2005)

<内容>

それは、宇宙の底にある、おとぎの国・・・。荒野に夢、街に暴力があふれる、ボンクラ達の理想郷・・・。人呼んで、惑星・エンドレス・イリュージョン。流浪の男、その名はヴァン。さらわれた兄を追い求める少女・その名はウエンディ。荒野の果てに、一人は絶望を、一人は希望を見つめ、二人は今、運命の旅へと踏み出すのだった。

カギ爪の男の目的が、結果的に世界を救う事。

新世紀エヴァンゲリオン(1995)

<内容>

西暦2000年、南極に隕石が落下。かくして有史以来の大カタストロフィー「セカンド・インパクト」が起こった。それから15年、新たな危機が人類を襲う。「使徒」襲来である。使徒に対抗すべく、人類は汎用人型決戦兵器「エヴァンゲリオン」を開発。そして、パイロットに選ばれた「3人の少年少女」たちの戦いが、今、始まる――。

人類補完計画。

天元突破グレンラガン(2007)

<内容>

遥かな未来。人々は地中に穴を掘って家を造り、地震と落盤に怯えながら息を潜めるように暮らしてきた。少年・シモンは、偶然、不思議に光る小さなドリルを見つける。シモンの兄貴分である青年・カミナは、村の上には「地上」があることを信じ、外へ出ようと目論んでいた。そんなある日、地震と共に村の天井が崩れ巨大なロボットが落ちてくる。そんなとき、ロボットを地上から追って来た巨大なライフルを持った少女・ヨーコが現れる。シモンは地中から掘り出したモノをカミナとヨーコに見せる。それは、顔だけの謎のロボットだった…。

アンチスパイラルの目的が、螺旋力の暴走を防ぐ事。

Fate/Apocrypha(2012)

<内容>

かつて、冬木と呼ばれる街で執り行われていた、七人の魔術師と英霊たちによる「聖杯戦争」。
しかし第二次世界大戦の混乱に乗じて、“とある魔術師“が聖杯を強奪する―。

数十年が経ち、その聖杯を象徴に掲げたユグドミレニア一族は、魔術協会からの離反、独立を宣言。
怒れる魔術協会は刺客を送り込むが、彼らが召喚したサーヴァントによって返り討ちに遭う。

――サーヴァントに対抗するにはサーヴァント。

「聖杯戦争」のシステムが変更され、七騎対七騎というかつてない規模の戦争が勃発。
かくして、ルーマニア・トゥリファスを舞台に空前絶後の規模の戦争――「聖杯大戦」が幕を開ける。

敵の願いが「人類全ての救済」。

ワイルド アームズ2ndイグニッション(1999)

<内容>

主人公アシュレーは、メリアプール王国の新人銃士隊隊員。誘拐事件を解決したことにより「ARMS」に抜擢されるが、結成式典にてオデッサの降魔儀式の実験に巻き込まれ同僚たちと共に怪物へと変貌してしまう。そして変異した同僚たちと殺し合い、安置されていたガーディアンブレード「アガートラーム」を引き抜いたことで、内心的宇宙(精神世界)にアガートラームと魔神ロードブレイザーの力を宿すこととなった。

その結果怪物から元に戻ったアシュレーだが、同僚たちは全滅。生き残ったアシュレーは貴族ヴァレリア家の当主アーヴィングに引き取られ、新生「ARMS」の一員となった。ブラッド、リルカと仲間たちが加わる中、テロ組織「オデッサ」による宣戦布告が行われた。この世界を牛耳り我がもんにせんとする組織と、世界をまたに駆ける戦いが始まった。

Wikipedia引用

オデッサの目的が、結果的に世界を救う事。

※この記事は、追記・編集していく予定です。

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