【創作のお悩み解決】創作の普遍的ステップを丁寧に解説【スランプ脱出】

ステップを踏めば確実に前に進む

創作するには、それぞれのペース配分とステップがある。

得意なパートはステップを飛ばせるかもしれないが、不得意なパートは面倒でもステップを刻んだ方が良い。

そう分かっていても、ステップ自体が見えていない事には、自分が「何を抜かしたのか」さえ分からない。

そこで、今回はステップを解説していく。

創作のステップは物語のパラダイムに似ている

このブログに馴染みがある人なら、物語のパラダイムと聞くと「いつものアレ」と分かるかもしれない。

馴染みが無い人の為に説明すると、物語のパラダイムとは、

  • 1幕、2幕前半、2幕後半、3幕
  • 起、承、転、結
  • 序、破、急

や、それらを詳しくした

  • プロローグ、日常、切欠、悩み、決意、試練、危機、絶望、契機、解決、エピローグ

等の、決まった型のセットの事だ。

これらは、物語を作る時に規範とすると、安定して筋が通った物語を作るのに役立つ。

これらがパラダイムだ。

創作のステップは、このパラダイムと非常に似ている。

と言うか、かなり高い相似性がある。

それを、順に説明しよう。

1:日常

プロローグは、主人公である「あなた」自身が感知する事が出来ない。

なので、始まりは日常になる。

あなたは、あなたの日常を生きている。

これは当たり前なので、意識する必要は無いと思うかもしれないが、あなたは「あなただけ」の日常を生きている事は重要な意味がある。

この前提が無いと、あなたの物語を作る事は出来ないからだ。

この世の誰も、あなたと同じ日常を生きていない。

2:切欠

ある日、あなたは切欠を得る。

あなたの日常に刺激が加わり、それが創作の起点となる。

まずは、切欠を認識しよう。

切欠が無いと、あなたは以前の日常と同じ生活を送り続けていた筈だ。

何か切欠があって、それで創作をしようと思ったのは間違いない。

2.1:人真似

切欠が誰かを見て刺激を受けたのなら、目標の人を真似る事を考える必要がある。

漫画家、小説家、映画監督、脚本家、演出家、劇作家、何でも良いが、あなたが憧れた人をどのレベルで真似ようか?

もしかしたら、生き方をリスペクトしているだけで、同じ創作ジャンルでなくても良いかもしれない。

2.2:物真似

人ではなく作品に影響を受けたのなら、似た作品を作りたいのか、ウケる作品を作りたいのか、金になる作品を作りたいのか、誰も見た事が無い作品を作りたいのか?

2.3:技真似

あんな風に絵が描けたら、あんな台詞を思いついたら、そんな技巧に影響を受けたのなら、どうすれば身につくだろうか?

2.4:使命、任務、仕事

あなたは作りたくないかもしれないが、創作せざるを得ない状況に追い込まれているとしたら?

3:悩み

創作を始める前に、あなたは切欠から受けた刺激によって、悩む筈だ。

出来ないかもしれない。

失敗するかもしれない。

面白いか分からない。

意味が無いかも。

価値が無い気がする。

自分に合わないかも。

大きな夢を持ち過ぎなのでは?

自信が持てない。

なんとなく不安だ。

4:決意

それでも、あなたは創作しようと決意する。

決意しないと、実際の創作行動にまで移らない。

この世に新しい創作物を生み出してやろうと、腹をくくる。

もし、悩みから先に行けず、実際の創作行動を実行する事が出来ていない場合、決意の時の前の前のパートに問題がある。

あなたの日常は、創作していられる様な状況だろうか?

あなたを、突き動かすだけの切欠はあったのか?

あなたが、もし一人で悩みを乗り越えて創作するまで行かないなら、何が決意を鈍らせているか?

決意するのに自力では難しいなら、どうすれば腹をくくれるのか?

簡単な事から始めれば良いのか。

誰かに背中を押して貰うのが必要なのか。

どうすれば、創作する決意が固まるだろうか?

5:試練

あなたは創作を始める決意をした。

きっと、ワクワク、ドキドキ、ハラハラしている。

当然、実際に作り始める必要が出てくる。

創作するからには、成果物が形になっていく必要がある。

あなたが作ろうとしている作品の完成形が、あなたは分かっているだろうか?

5.1:メディアのルール

あなたが作品を作ろうとしているメディアの基本を分かっていないなら、それを学ぶ必要がある。

例えば極端な話、日本語で縦書きの小説なら、文字は右上から左下に向けてジグザグとした流れがある。

5.2:テーマ、モチーフ等の決定

あなたは、自分で決めたテーマに沿ったり、必要な条件を満たした作品を創作する必要がある。

あなたは、何に価値を感じているだろうか。

条件を突きつけて来た人たちは、何に価値を感じているだろうか。

作ろうとしている作品は、誰に向けているだろうか。

このパートは、かなり重要だ。

5.3:作業工程の把握

実際に形にしていく際、効率的に作れる工程が、どのメディアにも存在する。

例えばアナログ漫画の場合、一部順不同だが細かく分けて

  1. 企画構想
  2. あらすじ
  3. キャラ表
  4. プロット
  5. 箱書き
  6. ネーム
  7. コマワリ
  8. 吹き出し
  9. 構図
  10. 下書き
  11. 清書
  12. ペン入れ
  13. 消しゴム
  14. 修正
  15. ベタ、ホワイト
  16. トーン
  17. 仕上げ
  18. チェック

と工程があり、これらの工程は更に細かく細分化出来る。

必要な専用の道具や、助っ人、作業する環境や時間も必要かもしれない。

試練の時に、苦手だったり、技術的に出来ない工程があるなら、その課題を自身の実力を上げたり誰かにやって貰う事で乗り越える必要が出てくる。

ここで苦労する部分では、パラダイムはマトリョシカの様に試練の時の中に

  • 切欠
  • 悩み
  • 決意
  • 試練

が更に内包される事になる。

例えば、ストーリーを考えようと「あらすじ」で頭を悩ませるが、皆目思い浮かばないなら、どうすれば良いか悩み、どうにか事態を解決する為の決意を固め、試練として「あらすじ」を形にする方法を探る事になる。

ミッドポイント

試練の終わり、つまり、目標達成時にパラダイムではミッドポイントと呼ばれる時が訪れる。

創作で言えば、作品が一応の完成を見せる時だ。

ここで創作が終わりだと考えている人も中には、いるようだが、そんな事は無い。

ここで終われるのは、かなり簡単な所を目標にしていたか、かなり運が良いか、あなたが一部の天才の場合だけだ。

6:危機

危機の時が訪れる。

あなたが、物凄い天才でない場合、大なり小なりの危機に晒される事は覚悟した方が良い。

あなたの作品は、完成したのなら、世間に公開される事になる。

賞レースに応募するのも、専用のサイトやSNSに投稿するのでも良い。

お披露目の時だ。

誰にも見せない創作は、価値が無いのと同じだ。

誰かに見て貰い、そこで評価され、ようやく価値が発生する。

そして、あなた自身もお披露目の対象である事を忘れてはいけない。

7:絶望

あなたは、作品を公開した事で、危機の大きさに比例した絶望を味わう事になる。

7.1:不満、技量不足

ある人は、思ったように作品を完成させる事が出来なかっただろう。

あなた自身に向けられる、自分への絶望に打ちひしがれるかもしれない。

7.2:非難、批判、炎上

ある人は、思ったような作品に向けた評価を得られず、自信を無くすかもしれない。

誰かの癇に障ってしまったのか、驚くぐらい叩かれたりする事もあり得る。

7.3:無反応

SNSに投稿してもイイネが付かない。

賞レースに応募しても、落ちてしまう。

頑張って創作しても、反応を得られない。

これは辛い。

8:契機

あなたは危機を経て絶望し、思い通りにいかない事に腹を立てたり、無力感に苛まれるかもしれない。

絶望で筆を折ったり引退する創作者は、非常に多い。

だが、創作のステップには続きがある。

契機の時にさえ辿り着ければ、創作者人生は絶望で終わらないのだ。

  • 作品を直してパワーアップさせる
  • 次回作で不満点を改善する
  • 学び技術力をアップさせる
  • 批判を受け入れ改善してみる
  • ファンの声を大事にする
  • 反応が返って来るまで色々試してみる

他にも打てる手は、いくらでもある。

現状に絶望しないで評価されるのは、一部の天才か、いくつもの契機の時を乗り越えた人だ。

あなたが天才で無いなら、絶望を乗り越えて、契機に至り、成長し続ける必要がある。

そして、契機の時は、仲間、協力者、師匠、ファン、あなたに影響を与える誰かによってもたらされる事が多い

9:解決

ここで、ようやく、あなたの作品は一区切りの完成を見せる。

完成しない場合もあるが、あなたの技術力は最初に比べ格段にアップし、見せればファンからは評価され、何らかの反応が返ってくる。

あなたの創作物は、間違いなく世界に新しい価値ある物として認められた状態だ。

ここに辿り着けない場合は、切欠の時に戻って諦めずにパラダイムを何周かしていれば、いずれここに辿り着く。

ここで創作のパラダイムは終わりだが、これを繰り返して高みを目指し、賞でも獲得したり、何かを成し遂げたら、それがエピローグの時と言えるだろう。

終わりに

創作のステップの解説をやってみた。

ステップの、どの段階で自分が詰まっているかを認識出来れば、どうすれば解決出来るかが見えてくるだろう。

この記事が「創作したいけど行動に移せない」とか「苦手なパートで止まってしまう」と言う人の悩みが解消する一助になれば幸いだ。

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