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過酷過ぎる争奪戦
オミクロンショックと呼ばれる仮想通貨大暴落で泣いたり、わりと辛めの状況が多いブロックチェーンゲーム界隈。
1SLP20円で始めたアクシーは酷い時には3円台にまで下がり現状は5円台まで戻ったり、100円程度の時に参入したら一瞬250円近くまで高騰したtownstarのtowncoinは100円台まで戻ったり。
とにかく仮想通貨の乱高下の影響を受けるので、正直、一喜一憂してられない。
ゲームが元気ならドッシリ構えているぐらいが丁度いいのかもしれない。
前回の記事で、ミランダスと言うゲームが気になると書いたが、12月6日の日本時間朝7時、VOXと言うNFT(ここでは、ゲーム内アイテム)が発売される事となっていた。
今回は、VOXの争奪戦に安易に参加した事で酷い目に遭った事を記しておく。
VOXとは?
VOXとは、https://app.gala.games/storeで販売されたりした、ゲーム内アイテムだ。
前回、townstarと言うゲームのVOXが発売されたが、それは発売から8分ぐらいで売り切れたらしい。
人気アイテムである。
公式も、Twitterなどで今回も開始10分で売れるかもしれない旨のアナウンスをしていた。
その数は、限定8888個。
1個の値段は、8000GALAだった。
その時のレートにもよるが、その日のレートで、およそ40万円。
で、このVOXは、言ってしまえば、ガチャである。
中に何が入っているか分からない。
つまり、ゲーム内アイテムが入った40万円の8888個限定ガチャだ。
VOXの価値
8888個限定の40万円ガチャことVOXは、そんな価格設定で、どうして飛ぶように売れるのか?
それは、稼げるゲーム内で有利になるアイテムとして使える”予定”だからだ。
例えば、townstarのVOXは、一番当たりだと1日にtowncoinが3000枚近く貰えると言うゲーム内アイテムが入っていたらしい。
1towncoinがおよそ100円なので、1日30万円、価値が暴落しなければ稼げる権利を得る訳だ。
40万円のガチャで、1日30万円近く稼げるなら、2日も遊べば元を取れるのは子供でも分かる。
つまり、当たればデカい仮想通貨をゲームで稼げるようになるかもしれないガチャなのだ。
想像して欲しい。
毎日30万円近く貰えたら、嬉しくない?
VOX発売日当日
当日の夜は、公式チャンネルがVOX発売記念の配信をしたり、まあまあゆったりとした盛り上がりを見せていた。
配信では、日本時間2時ぐらいに世界中から興味を持った1300人ぐらいの人が私を含めて配信を眺めていた。
すぐに始まる地獄
配信は2時間ほどで終わり、その後、日本時間の午前7時にストアにVOXが追加されるや否や、地獄の窯が蓋を開ける。
まず、ゴールドメンバーやノード所持者を限定に888個の先行販売が行われるのだが、そもそもまともにストアにアクセスが出来ない。
アクセスが集中し過ぎたのだろう。
まったく正常に画面が表示されず、
こいつが延々と謝ってくる。
恐らく、買おうと思って販売イベントに参加した大半の人が、こいつの事が嫌いになっただろうw
「もう見たくない!」
そう思ったはずだ。
その後もガックガクのサーバーに対して、容赦なくリロードを繰り返すが、ショッピングカートの表示までたどり着けない。
辿り着いても決済でフリーズする。
こっちが必死にリロードすると、残り個数の表示が減っていく。
888
800
559
380
228
80
そして0……
ゴールドメンバーとノードメンバー限定販売枠の888個は、75分ぐらいかけて、午前8時15分に販売が終了した。
10分で売り切れると言うか、サーバーが強ければ一瞬で売り切れただろう事は、誰の目にも明らかだった。
リロード戦争で、負けたのだ。
地獄だ。
ただ、地獄は、ここで終わらなかった。
一般販売枠の解放である。
日本時間、午前8時50分、第2ラウンド開始
何のアナウンスも無く、販売が開始されている事に気が付いた。
30分後だかに一般枠の8000個が解放されたのかもしれない。
愚かにも朝食をとっていて出遅れながら、慌ててリロード戦争に参戦した。
人生で一番画面確認とリロードを連続でやった様な、最悪な気分だった。
恐らく9時には、残り個数が5300個程度になっていたが、まったくカートに辿り着けない。
買えてる人と自分の違いは、運以外に何かあるのか!?
焦りながらもリロードしていると、更なる地獄が始まった。
9時55分、8000GALAだけ消える事件
なんとかカートまで行き、ようやく買えたと思ったらフリーズした。
仕方なしにリロードした時に、事件が起きる。
入金しておいた8000GALAが消え、VOXは手に入っていないのだ。
金だけ落ちて、商品を買う事も出来ないと言う最悪の事態だった。
すぐにGALAのTwitterや公式に問い合わせると、すぐにTwitterの方で返事があった。
詐欺師で遊ぶのは良くないけど、ちょっと面白い
なんと、返事をして来たのはGALAサポートのフリをした詐欺アカウントだった。
詐欺アカウントとチャットをすると、どうにかこっちのパスワードを聞き出そうと専用サイトに案内したり、あの手この手で聞いてくる。
あまりにも下手くそなので面白く、私は詐欺師相手にパスワードを無くして困ってると返信メッセージを送った。
すると、詐欺師は「パスワードが無いと復旧が出来ない! 頑張って! 応援してるから! VOXを手に入れよう!」とパスワード催促のメッセージを延々と送って来る様になった。
こっちがパスワードを渡す気だと、彼は本気で思っていたのだろうか?
午前11時30分、VOX到着
実に時間がかかった。
サーバー負荷のせいか、正確な個数表示をしているかも怪しいストア。
VOX自体がストアから消され、再再販を狙って粘りつつ、詐欺師から応援のエールが送られてくる。
そんな事をしていると、8000GALAを失ってからおよそ90分後、ひょっこりとVOXが反映された!
反映に異様に時間がかかっていただけで、ちゃんと買えていたのだ!
やった!
戦争に買ったのだ!
詐欺師に「あなたの応援と復旧作業のお陰でVOXを手に出来たありがとう、良い1日を」とメッセージを送ると、応援メッセージはぴたりと止まった。
ちなみに、詐欺アカウントは通報すると、数日後にはアカウント自体が消えていた。
これで世界も少し綺麗になった。
こうして朝7時から3時間半も、40万円のガチャを買う為に、リロードと運営問い合わせを繰り返し、詐欺師の応援メッセージを眺めると言う地獄の様な時間は幕を閉じた。
終わりに
VOXは、今は開封が出来ない。
開封可能日が決まっているからだ。
だから、当たりか外れかは、現状は分からない。
だが、opensea等で売る気も無いので、ミランダスライフにきっと役立てる事だろう。
問題は、脆弱なサーバーで、地獄を作り出した運営側の目論見の甘さである。
きっと、この先もVOXが発売されるだろうから、次回はスムーズな販売体制を整えておいて欲しい所だ。
ただ、詐欺師アカウントに対して対応してくれたり、問い合わせメールにも真摯に応じている態度は、非常に好感を持っている。
また、townstarや、テストプレイ期間が終了したスパイダータンクス等のゲームは個人的には楽しめているので今後も期待したい。
とりあえず、詐欺師がウォレットのパスワードとか色々な物を狙っているのを体感できたのは、体験したくなかったが貴重な経験だった。
私はwebに詐欺師が身近にいる事を実感したが、皆さんも困ったら公式を名乗っていても公式フォーム外から語り掛けてくるサポートを名乗るアカウント等には注意される様に。
VOXの中身は最高レアを希望したいけど、ドラゴンとか入って無いかな?
あといつもの
Gala Games紹介コード
619488250a87db60e8ade862
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無料でも出来るみたいだよ!