仲間とは、問題の共有者と言う話

問題を共有すれば仲間、共有できないと?

  • 問題を共有すると仲間になる
  • 問題を引き起こすと敵になる
  • 問題が共有されないで提示されると興味の対象になる

会話でも、物語でも同じ事と言う話の解説。

今晩、何食べる?

家族でも、友人でも、誰でも良い。

あなたは、今晩の夕食を何にするか聞かれたとする。

あなたは考える。

「焼肉が良いな」

そう答えた。

相手は「OK」と答えた。

これで、あなたと相手は、夕飯を何にするかと言う問題を共有し、解決しようとした仲間と言う事になった。

今晩、何作ってくれる?

相手は、誰でも良い。

ただし、あなたは夕飯を用意する気は、サラサラ無いし、作るスキルも無い。

「作る? 誰が?」

「お前が」

相手の要望には応えないといけない状況だとする。

これで、あなたと相手は、夕食を作って欲しがり面倒ごとを増やした一種の敵と、夕食を作らないといけない問題を投げかけられた問題解決者になる事を強要されたあなたと言う、対立関係となった。

今晩、夕飯って食べるの?

相手は、誰でも良い。

ただし、夕食を共に食べるのが日課で、日常となっている関係だ。

「食べるけど、お前は食べないの?」

「食べるけど」

「なんで聞いたの?」

「いや、なんとなく」

あなたは夕食を食べる気があるし、相手も夕食を食べるつもりだ。

その相手が、意味や理由の理解が出来ない、聞くまでも無い質問をわざわざして来たら?

あなたは、相手に対して「なんで聞いたし」とツッコまずにはいられないかもしれない。

間違いを訂正したり、理由を根掘り葉掘り追求したくなる筈だ。

興味を引かれた問題の答えや意味が分からないと、人は答えを自然に追ってしまう。

どんなに下らなくても、納得を求めてしまうのが人の性だからだ。

日常会話でも、物語でも基本は同じ

出した例は日常でありがちな会話だ。

だが、この法則は、物語でも当てはまる。

問題の存在が面白い物語では、大前提だ。

問題と向き合う時、別のキャラクターが主人公にとってどの様な存在か、また、仲間や敵やそれ以外の立ち位置となる場合も、どの様な姿勢で主人公と向き合えば良いか、これらを考える時は、基本を思い出すと良い。

  • 問題を共有すると仲間になる
  • 問題を引き起こすと敵になる
  • 問題が共有されないで提示されると興味の対象になる

これは、現実でもだ。

終わりに

どうして特定の人の悪口をみんなで言うと結束が深まるのかと言うと、特定の人が引き起こした問題に集団で立ち向かう仲間意識が芽生える為だ。

現実では、問題を引き起こす人は嫌われやすい。

解決しないといけない問題を提示するだけでも、多くの人は嫌がる。

単純に面倒だからだ。

一方で、問題を共有して共に解決してくれる人は、ちょっとやそっとでは嫌われない。

問題解決能力が高いなら、なおさら頼りにされるだろう。

問題の共有が下手だと、仲間を作る事が難しくなる。

仲間を作りたいなら、共に解決できる問題を見つける必要がある。

仲間になりたいからと言って相手が本来抱えるべきではない問題を無理やり共有しては、相手からすると面倒事を持ってきたという印象しかわかない。

仮に、面倒事を無関係者に頼む場合は、相応の報酬が必要となる。

相手が無報酬で仲間として問題を解決してくれるのは、相手にとっても解決したい問題である場合となる。

まあ、そう言う基本があるよ、と言う話である。

参考までに。

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