「人工の上位世界と天然の下位世界の接触」系作品特集

「自然が一番とか、価値観古くない?」→「やっぱ自然って良いわ!」

科学が進み、人間と言う概念が拡張した未来。

人は機械の身体を手に入れたり、肉体を捨てて情報生命体である事が当たり前。

それが常識の世界で人の肉体に縛られている文化や文明レベルの人々を見ると、まあ、なんと前時代的だこと。

しかし、二つの世界をまたいで見ると、あれ?

天然の世界には、天然の世界の良さがある。

不便で危険な世界を受け入れるだけの価値がある、強烈な生きている実感。

身体や命の価値が重い事で、刹那的な存在が、貴重で愛おしく思える。

限られた時間しか楽しめないかもしれないが、それだけの価値がある。

この記事では、そんな「人工の上位世界と天然の下位世界の接触」からの「やっぱ天然にこそ価値があるんだわ」と最後になっていく作品を紹介していく。

ちなみに、白人酋長物語と構造的に近く、白人酋長の場合は白人の世界が上位、侵略する世界が下位だが、この記事テーマの場合、白人の世界に当たる世界が下位で、その上にSFな上位世界が存在すると言う形になっている。

デカダンス(2020)

<内容>

突如として姿を現した未知の生命体《ガドル》により、人類が滅亡の危機に陥ってから、長い年月が過ぎた。

生き残った人々は《ガドル》の脅威から身を護るため、全高3,000Mの巨大な移動要塞《デカダンス》を建造し、日々を暮らしていた。

《デカダンス》に住まうのは、日夜《ガドル》と戦う戦士たち《ギア》と、戦う力を持たない《タンカー》たち。

ガドルと戦う戦士《ギア》に憧れ、自らも《ギア》になることを夢見る《タンカー》の少女・ナツメは、

ある日、無愛想なデカダンスの装甲修理人・カブラギと出会う。 夢を諦めない前向きな少女と夢を諦めたリアリストの男。

一見正反対のように見える二人の出会いは、やがてこの世界の未来を大きく揺るがすことになる。

ボーダーワールド-碧落のTAO-(2017)

<内容>

人類の半数以上が肉体を棄て、自らをデータ化した未来。宙に浮かぶバーチャル世界『ZONE』で、データ化された遺伝子情報の組み合わせから誕生した完全なるデータ生命体タオは、初めて訪れた実世界でひとりの少女・ヒルダと出会う。ヒルダに惹かれ、「触れたい」と強く願うタオ。しかし、2人の間にはバーチャル世界と実世界、データと生身という深い溝が横たわっていて…?

楽園追放 Expelled from Paradise(2014)

<内容>

ナノハザードにより廃墟と化した地球。
人類の多くは地上を捨て、データとなって電脳世界ディーヴァで
暮らすようになっていた。

西暦2400年、そのディーヴァが異変に晒されていた。
地上世界からの謎のハッキング。
ハッキングの主は、フロンティア・セッターと名乗った。

ハッキングの狙いは何か。ディーヴァの捜査官アンジェラは、
生身の体・マテリアルボディを身にまとい、地上世界へと降り立つ。
地上調査員ディンゴと接触しようとするアンジェラを待ち受けていたのは、
地上を跋扈するモンスター・サンドウォームの群れ。
アンジェラはそれを迎え撃つため機動外骨格スーツ・アーハンを起動する。
荒廃した地上のどこかに、フロンティア・セッターが潜んでいるはず。
アンジェラとディンゴの、世界の謎に迫る旅が今、始まった。

※この記事は、追記・編集していく予定です。

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