「目的の為、仲間と敵対した様に見せ自分を殺させる」キャラクター登場作品特集

a man writing a letter

自分の命と、信頼する仲間を犠牲にして

自分の命を犠牲にし、捨て駒となってでも大きな目的を達成する。

それだけでも十分以上に、自己犠牲的な状況だ。

更に、自分の命を大事な仲間によって奪わせ、仲間に味方殺しを押し付け、死後の目的達成も託すなんて。

業が深い計画に勝手に仲間を巻き込んだと捉えるか、それとも、それ以外に問題解決法が無い中で絶大な信頼と親愛がある相手に頼った絆深い証と捉えるか。

この記事では、そんな「目的の為、仲間と敵対した様に見せ自分を殺させる」キャラクター、あるいは、させようとしたキャラクターが登場する作品を紹介していく。

ネタバレが含まれるので注意。

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「死んだ大事な人の代わりとして別の人を守る」系キャラクター登場作品特集

boy sitting with brown bear plush toy on selective focus photo

失った者の穴を埋める為に

大好きな人がいた。

とても大好きな人がいた。

でも、自分より先に死んでしまった。

あまりにも辛い別れだった。

伝えたい事もあったのに、伝えられず死んでしまった。

後悔だけが残り、心にぽっかり穴が開いている。

そんなある日、失った大好きな人と、似た人と出会ってしまった。

見た目、動き、言葉、いつも似ている所を無意識に探している自分に気付く。

心が癒されている自分に気付いてしまう。

誰にも言えない、後ろめたい、秘密の幸せ。

そんな細やかな幸せが、また、壊れそうになる。

大好きな人を失った時と同じだ。

でも、今度は前とは違う。

前と同じ事には、絶対にさせない。

二度と同じ失敗は繰り返さない。

あの時、もしもどうなるか分かっていたなら、どうした?

今度は、どうすれば良いか、もう分かっている。

この記事では、そんな「死んだ大事な人の代わりとして別の人を守る」系のキャラクターが活躍する作品を紹介していく。

一部に重大なネタバレが含まれるので、要注意。

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「語源」辞典・図鑑・解説本特集

yellow tassel

言葉の歴史

普段、何気なく使っている言語。

正しく使っているつもりでも、実は何となく使ってたり、こういう意味だと決めつけていたりする事がある。

または、意味が分からず、釈然とせずに使っている言葉に、モヤモヤがあるかもしれない。

そんな時、語源と言う物を一度見てみると、思いもよらぬ発見に繋がる事がある。

思わぬ物が同じ語源だったり、同じ語源だと思っていた物が別の由来だったり、今と昔で意味が全然違ったり。

この記事では、そんな言葉の歴史を学ぶのに役立つ「語源」にまつわる本を紹介してく。

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「ある日突然、角・尻尾・等が生えた」系作品特集

furious boy in devil costume

身体の異変は、突然に

生まれつきでなく、ある日突然、親知らずでも生える様に生えない筈の物が生えて来たら?

望まぬ変化は、人を煩わせる。

魔法なのか、遺伝なのか、はたまた突然変異なのか、改造なのか、身体に何かが生えてしまうからには、そこには必ず理由がある。

身体の異変は変化の結果で、何かが変わった事を本人に自覚させる。

変化を自覚して、ようやく人は原因に思い巡らせる事が出来る。

何故生えたのか、何の為に生えたのか。

この記事では、そんな「ある日突然、角・尻尾・等が生えた」と言う展開がある作品を紹介していく。

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「ディストピア化に抗う子供達」系作品特集

similar cubes with rules inscription on windowsill in building

大人が押し付けるルールは最悪

子供とは、ルールに逆らう物だ。

親が決めた家のルール、先生が決めた学校のルール、昔の人が決めた社会のルール、納得出来なければ素直に従う事は出来ない。

社会的に見て一定の合理性があるルールに逆らう場合、逆らう子供は周囲から不良少年とか非行少年とか言われる対象となる事もある。

だが、押し付けられたルールの方が現社会的に見て社会システムを壊す様なルールの場合、新ルールに抗う事は現社会を肯定し、そこに住まう人々を救う英雄的行為となる。

この記事では「自分達が抗わないと世界がディストピアになる事に気付いてしまった子供達」が、活躍する作品を紹介していく。

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人は基本的に先入観に「価値の基準」を持ってくると言う話など

crop unrecognizable doctor with vision test device

先入観の内と外の力

先入観、つまり「事前の思い込み」は、物凄い力を持っている。

同時に、その外側には、物凄い力が眠っている。

今回は、その事に触れる。

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主人公を使って「作者の欲望を満たす」物語を作る為に考える事

background of american dollar banknotes

物語のジャンルによって、主人公の行動は大きく変わる。

ミステリーなら捜査や推理をするだろうし、アドベンチャーなら手に汗握る冒険に出るかもしれない。

スポーツなら競技に打ち込むし、ラブロマンスなら恋愛をするだろう。

そう言った行動を「作者の欲望」と言う切り口で描く手法が存在する。

今回は、そんなアプローチの基本を簡単に説明する。

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強制的な「一斉」が実現するだけで解決する問題への考察

photo of four men on water

せぇのっ!

せーのっ!

せ~のっ!

いっせいのせ!

いっせいので!

一緒に、同時に!

一斉の……斉……で……

たったこれだけなのに、これが出来ない。

これが出来るだけで解決する問題が、世の中には沢山ある。

今回は、そんな話。

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これが出来ないと見ても貰えない!? 物語は立ち上がりが大事と言う話

man walking near body of water

物語には「始まり」が必ずある。

だが、物語の始まりは、物語の「動き出し」とは少し違う。

物語を狙った効果を持って楽しんでもらう為には、「予備知識」が最低限必要であり、予備知識は物語の冒頭である程度以上は提示されなければ、見る人は物語についてもいけない。

なのだが、良く起きるのは、冒頭部分で「面白くない」と、物語を追う事を切られる事だ。

こうなってしまうと、その後に待つ物語がどんなに面白くても、その作品は見て貰えない。

そこで今回は、そんな悲しい事態にならない為にどうすれば良いかを説明する。

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気分の押し付けは、超嫌われると言う話

woman in gray tank top

自分の気分を他人に押し付けると言う事の危険性について

人は、それぞれに自立し、自律している。

つまり、それぞれが、それぞれの気分を持っている。

良い時もあれば、悪い時もある。

外的環境に左右される事もあれば、内的環境に左右される事も、イベントやアクシデントで急変する事もある。

その際、何を最優先で行動するかで、その人がどの様な人か決まってくる。

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