【ネタバレあり感想】『グレイマン』を見ました。

脱出は窓ガラスを突き破って! 老人は若者の為に自爆!

ネットフリックスで好評配信中のアクション映画「グレイマン」を見たので、感想をば。

面白かったよ!

グレイマンとは?

本作は、アメリカの小説家マーク・グリーニーの作品、グレイマンシリーズの実写映画化作品である。

ちなみに、原作とは大幅に内容が違う。

映画の内容は、殺人の罪で服役していた主人公のコート・ジェントリーが、ドナルド・フィッツロイによってCIAの特殊な暗殺部隊にリクルートされ、コードネーム、シエラ・シックスとなる。

それから18年後、シエラ・フォー暗殺任務の中で、CIA内のキナ臭い情報を手に入れる所から動き出す。

シックスは、結果的にフォーに託されたCIAの秘密を調べようとするが、それを快く思わないCIAのデニー・カーマイケルが、素行不良でCIAを半年でやめた残忍な暗殺者ロイド・ハンセンを雇い、命を狙うようになる。

ロイドはシックスを殺す為にドナルドと、ドナルドの唯一の肉親である姪のクレアを人質にするが、二人を家族の様に慕うシックスは救出の為にCIAの秘密と二人の居所を探っていく。

ロイドのクズっぷりが素敵

まず、なんと言ってもMCUでキャプテンアメリカを演じたクリス・エヴァンスによる、俳優これまで演じたキャラクターが持つイメージと真逆の、敵の魅力だ。

軽薄で、残虐で、気分屋で、自分勝手だが、まあまあ強いものの、ビッグマウスで大物になり切れない厄介で破天荒な犯罪者と言ったキャラクターなのだが、嫌味ったらしさが突き抜けていて、そこにクリスの演技もあって、なんとも味がある。

卑怯上等なので卑怯な手を使っても「まあ、コイツだし」と見ていてもはや嫌な気分にならない、気持ちの良い悪役だ。

火傷とか傷口の刺激で痛がるのも、愛嬌があって非常に良かった。

アヴィク・サンの、ただ者じゃ無い感も好き

途中で参戦する雇われ暗殺者のタミル人(インド系の人)が、そこまで邪魔者を片っ端から倒してきたシックスと相棒のダニ・ミランダの前に立ちはだかるのだが、まあ強い。

二人を相手取ってラッキーもあって勝利するわ、シックスと同じで子供を傷つける事は許せないは、短い出番ながらも好感度が下がる事をせずに、異様にカッコいいし印象に残った。

見た人みんな途中で「あ、この人味方になるな」って思いながら見つつ「やっぱり」の展開が気持ちが良いキャラクター。

好き。

でっかいスケール、派手なアクション

こう言うのが見たかった、これこれ、と言う感じの派手なアクション満載。

バンコク、ウィーン、プラハ、クロアチアと各国で戦うシーン満載だが、特に印象に残ったのは、プラハ戦かな。

シックスVSロイドの暗殺部隊VS地元警察と言う三つ巴で、CIAの任務なのに大事になって行く破滅的な状況も面白いし、手錠で動けないシックスが悪戦苦闘しながら暗殺部隊を始末していく様はハラハラしつつ爽快だ。

防弾仕様のアウディがやたら丈夫なのも、ちょっと面白い。

脚本的にも綺麗

シックスとロイドの対比、冒頭とクライマックスの対比、回想とクライマックスのオシャレな台詞、シックスが殺した父親とドナルドの対比、細かく見ていくとキリが無いぐらい、細部にまで計算が行き届いた脚本は、非常にスマートでスッキリとした印象を受ける。

CIAの秘密がヤバイっちゃヤバいがカーマイケルのキャラのせいで小物感が出てしまったのは少しマイナスに感じたが、シックスが一貫してドナルドとクレアを救助する為にボロボロになって戦う姿は、安心して応援して見る事が出来る。

原作が続き物だからか知らないが、ラストが少し消化不良

基本的に、映像、脚本、俳優、音楽、カメラワーク、何をとっても良質で、手抜きが見えず、終始飽きずに見れて楽しい映画だ。

なのだが、原作が続き物だからか、今回の事件の諸悪の根源と思しきカーマイケルが裁きを受けない展開は、本作を単体の映画として見るとカタルシスが弱くなって感じた。

エピローグで、入院していたシックスが逃亡し、保護の名目で監禁されているクレアを救い出して終わるオチは、シックスの目的がCIAの闇を暴く事からクレアを救う事が主体にシフトして見える点で、少し消化不良だ。

だが、これは、続編や、原作を読めば解決する問題なので、そこまで大きな欠点では無い。

要は、シックスの戦いは途中で、クレアの身の安全を確保したら、カーマイケルと言った悪人に裁きを下す事で本当のラストへと至るからだ。

カーマイケルとしては、虎の子だったロイドの暗殺部隊を全滅させたシックスと言う狂犬が自由の身になって自分を狙っている状態で物語が幕を閉じるので、もう、震えて眠るしかないでしょ。

終わりに

ガンアクション、ナイフアクション、そして何といっても周囲の物を利用して武器にするスパイや暗殺モノとしての何でも武器にする系のアクションが気持ち良く、そう言ったアクションシーンを浴びるのに邪魔にならず、推進剤として役立ってくれる計算されたシンプルなシナリオが秀逸な、とても良い映画でした。

映像も、キャラも、演技も、脚本も、アクションも、本当どれも洗練されていて、とってもおススメの一本です。

1回のみ
毎月
毎年

一度だけ寄付する

毎月寄付する

毎年寄付する

金額を選択

¥500
¥1,500
¥10,000
¥500
¥1,500
¥10,000
¥500
¥1,500
¥10,000

またはカスタム金額を入力

¥

寄付していただきありがとうございます。

寄付していただきありがとうございます。

寄付していただきありがとうございます。

寄付月単位で寄付する年単位で寄付する
スポンサーリンク

コメントを残す

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。