ハッタリを真に受け勘違いする方が悪い?
誰でも自分を、より大きく、より良く、より美しく、より凄く、見せたいと考える。
実際に努力をする人もいるが、努力を出来る人ばかりが世の中ではないし、努力が間に合わない事だってある。
家族に、親戚に、友達に、あるいは面接で、履歴書で、同窓会で、何かしらの場面で話を盛ってしまった経験のある人は、多くいるだろう。
同時に一度でも、相手がやっている事に気付くと、きっと他も盛っていると情報を鵜呑みに出来ないなんて考えに囚われる事もある。
実際、相手を値踏みする場面では、ほとんどの人が話を盛っていると見て良い。
それだけ、理想と現実にギャップを誰もが抱えていて、その場しのぎだとしてもギャップを嘘で埋めてやり過ごしたいと考えてしまうのは、仕方が無い事なのかもしれない。
なので就職面接等では、面接官は履歴書を鵜呑みにする事は無いし、面接時の受け答えも鵜呑みに出来ない。
世の中は騙し合いで、騙される方が悪い。
とても嫌な世界の見方だが、そう考え、そう言う風に生きている人は、けっこう多い筈だ。
そうなると、ハッタリの上手さは、短期的に見れば世渡りの上手さとなる。
ついた嘘を本当にしないとならない場合は、未来で取り立てに遭うが、そうで無い場合は、騙し切った者勝ちと言う形に持ち込む事も出来るとも言える。
上手に嘘をついて、事を丸く収める事が出来るとしたら、それは一つの才能だ。
この記事では、「わざと周囲を勘違いさせたり、ラッキー勘違いを利用して成り上がる」と言う、嘘を武器に有利に立ち回ろうとするキャラクターが活躍する作品を紹介していく。
カメレオン(1990)
<内容>
ニューウエーブヤンキー登場、じゃン!!オレ、矢沢栄作、高校デビューの新米ヤンキーだ!ハッキリ言って、チビでケンカも弱(よえ)ーけど、はったりと要領を武器に、のし上がってやンぜ。まずは、名を売って有名どころの仲間入りヨ!オレのビッグなサクセスストーリー、バシッと読んでくれよナ!!
今日から俺は!!(1989)
<内容>
「この転校をキッカケに俺は…」今までさえなかった三橋は目立ちたい一心で金髪パーマでツッパリデビュー!そんな三橋の前にもう一人の転校生、トンガリ頭にマスクでキメた伊藤が現れて……。金髪とトンガリ頭の最強ツッパリコンビが繰り広げる青春不良コメディ!待望の第1巻配信。
※この記事は、追記・編集していく予定です。
“「わざと周囲を勘違いさせたり、ラッキー勘違いを利用して成り上がる」系キャラ登場作品特集” への1件の返信