【ネタバレあり感想】『仮面ライダーBLACK SUN』を見ました。【分析・考察】

社会派仮面ライダー【スーパーハード】

仮面ライダーBLACK SUN」を見たので、感想と分析を。

トータルで見たら面白かったけど、言いたい事もある。

けど、とても面白かった。

分析・考察は初見から勢いで書いてるから、間違ってたらごめんよ。

仮面ライダーBLACK SUNとは?

<内容>

時は2022年。国が人間と怪人の共存を掲げてから半世紀を経た、混沌の時代。差別の撤廃を訴える若き人権活動家・和泉葵は一人の男と出会う。南光太郎──彼こそは次期創世王の候補、「ブラックサン」と呼ばれる存在であった。50年の歴史に隠された創世王と怪人の真実。そして、幽閉されしもう一人の創世王候補──シャドームーン=秋月信彦。彼らの出会いと再会は、やがて大きなうねりとなって人々を飲み込んでいく。

公式引用

勝手に要約すると、人と怪人による人種差別をテーマにした、大人向け社会派仮面ライダーである。

人間社会に怪人が普通に暮らしているが、圧倒的少数派の怪人は人々に虐げられている。
人は怪人排斥を訴えてデモをし、怪人は平等を求めてデモをする様な状態で、怪人の解放を願う活動家達によって過激なグループが出来たり、怪人を利用しようとする政府の陰謀が裏で動いていたり。

そこに、特殊な怪人であるブラック・サンとシャドームーンが、社会の暗部の表と裏に絡み、恐らく戦中から続く巨大な陰謀と戦う事となる。

大人向け

ニチアサをイメージすると痛い目を見る、アマゾン寄りの大人の仮面ライダーに仕上がっていて、見ていてグロイとか痛い場面が多い。

人由来のゼリーとか、上半身ぶちっ、首ぶちっ、脚ぽろん、的な。

ブラックリブートは伊達じゃない

元となっている旧仮面ライダーブラックの設定が良い感じにアレンジされてたり、思わぬ展開の連続だったりと、基本的に特撮や仮面ライダーシリーズと言うモチーフに抵抗が無ければ良質なドラマが繰り広げられ、非常に面白く、最後までハラハラと見る事が出来た。

所々ブラック・サンが「ブラックさん」に聞こえたり、変身ベルトやバイクの設定がちょっと適当だったりするが、新しいブラック・サンとシャドームーンは超カッコいいので、その点では割と満足。

人種差別設定が、ちょっと雑

肝心の人種差別に関しては何も解決してないし、表現的にも記号的で雑な所があるが、終わり方(作品世界の続いて行き方)としては納得出来るし、話のまとまり方も良かった。

しかし、とにかく人種差別設定が雑で、劇中で設定的に解決出来てない部分をなあなあで進めたり、微妙な点もある。

以下、ネタバレを含む分析や考察など

人種差別と言う設定のガバ

怪人達への差別描写が、差別のごった煮状態で、その性質に大きな違和感があるのが、本作の大きな問題点と言える。

市民間に蔓延る差別として、怪人の見た目が違うが同じ人間と言う構造は、黒人差別に代表される人種差別問題と構造が似ている。

一方で、五流護六(ゴルゴム)やゴルゴム党、そして、怪人排斥デモを行う団体は、どこか学生運動や資本主義国家内の社会主義者、赤軍的な問題に近い。

しかし、怪人の生まれた理由が日本国政府が国家を上げて開発した超人兵士計画の結果で、謎の創世王と言う特異点的な原初怪人の存在を軸に、兵士としての怪人の量産を目的に作られたが、その事実が隠された状態で時代が流れて怪人の子孫や今なお続けられる怪人化実験の被害者と言う側面があり、言ってしまえば人為的な事で、薬害被害者が社会から差別を受ける様な構図に近い。

その状態で、怪人排斥デモを行う人々は怪人へのヘイトを向け、世間の差別主義者達が持つ鬱憤を晴らし、本心を代弁する悪意の塊として描かれる。

過激なデモ団体は、いつかの学生運動的だが、ノリはKKK(クークラックスクラン)に近く、一般怪人をリンチにして殺す描写まである。

それは分かるが、物語が進み怪人が人為的な存在と分かってくると、この構造に違和感が出てくる。

このタイプの人種差別は、種族的に別物であると思い込み、それが覆らないと信じるから起きる。

要は、KKKの白人は自分達が黒人になる事は無いし、だから安心して黒人を排斥できるわけだ。

なのだが本作では、怪人は人為的な存在だ。

つまり、誰もが自分が怪人になる危険がある以上、KKK方式の人種排斥は使い所が本来は違う。

しかし、一般市民は、その事実を知らないから、自分は安全だと思い込んで怪人排斥デモをしている。

この事実を知らないと言う状況を作るのに、怪人達の中で人為的に後天的に怪人化された人々が、なぜか声をあげないと言う違和感に繋がる。

そしてもう一つ。

人種差別問題を起こしたいが為に、怪人は人型に擬態出来るが、一般人も怪人を劇中で明確に見分けられるという設定が登場する。

問題は、臭いとか色々言っているが、どこをどう見て完璧な擬態をしている怪人を、どうやって怪人と見分けているかが明かされない事だ。

つまり、怪人の人種差別を描きたいが為に、本作では、この時点で既に、

  • 改造されたのに黙っている怪人の謎
  • 完璧な擬態をしているのに見分ける市民の謎

と言う、少なくとも二つの謎設定がある事になる。

そこに、差別と闘う人々としてゴルゴム党が登場するのだが、テロリストや活動家と悪の秘密結社を繋げると言うアイディアは面白いのだが、怪人が差別を受けているから日本政府と取引したり、国をどうにかして怪人の平等を求めたり、怪人上位世界を作ろうとするのだが、そもそも怪人が人為的に作られている事を知っている者達が参加している事で、この活動やテロリズムが持つ正義の側面に違和感がある。

怪人が政府による人為的な実験の副産物と言う設定なのだから、求めるべきは怪人の平等や上位社会の形成ではなく、怪人化被害者への補償や、責任者への追及である方が自然だ。

厄介なのが、オチの731部隊記録的な怪人製造施設に時の総理が関わっていたフィルムのネット配信と言う、ガンダムUCで言うラプラスの箱の公表的な展開の盛り上がり後も、黒幕の一人である総理がトカゲの尻尾切りで暗殺されて別の総理が立てられ、総理の背後にはゴルゴム党の影があってとなるが、怪人化が人為的だった事が分かっても怪人への社会の反応が変わらないと言う、あくまでも人種差別をテーマにしていますと言う姿勢でいる事で、やはり違和感が残る等、弊害は少なくない。

創世王を飼う理由の謎

劇中では、総理がマニアックな外国人向けに怪人の売買で私腹を肥やす設定が登場するが、見世物小屋兼奴隷売買的なのだが、総理がクズ設定が一貫していて自然に見えるが、障碍者を見世物として売る構造と、ペットの様に奴隷売買をする構造と、黒人差別等の人種差別をする社会構造に差があるのに一緒にされている事で、2022年に怪人売買をする裏の世界と言うシチュエーションが生み出されている。

総理が怪人を求めているのは、兵士にする為と言うよりは、この裏オークションで私腹を肥やしたい以上の理由は無さそうに見える。

その為に、創世王の青い血と言う自由に怪人を作れる薬が必要なのだが、私腹を肥やす為に売る怪人が欲しいだけなら、この世界観なら怪人に子供を産ませたり子供を誘拐すればそれで事足りそうにも見え、そう考えると、祖父の代から引き継いで利用している状況自体、総理にとってリスクで、創世王を生かしている理由が青い血が便利だからというぐらいしか思い浮かばない。

また、人と創世王から作られるヒートヘブンと言う食べ物を食べると年齢が若く保てると言う設定があり、ヒートヘブンを食べると怪人はパワーアップする様だが、これも総理側からすると生かし続けたい怪人がいるわけでも無いので、リスクの方が高く見えてしまう。

人が食べて若さを保てるとかあれば創世王を飼い続ける意味も分かりやすいが、実際は怪人達との取引に使っている感じだし、それも無理に取り引きせずとも創世王が喪失すれば怪人側は人為的に増える事も不老で延命する事も出来なくなるので、関係性が上手くいってないのであれば、その方が特にさえ見える。

と言うか、怪人化してヒートヘブンを食べれば不老長寿となれるのに、それを目的に求める人が不在な事にも違和感がある。

劇中で怪人化を自ら求めたキャラは恐らく一人だった気がするが、その理由も、あの社会の状況だと分かりにくい。

ライダーと言うモチーフ優先の弊害

変身ベルト、変身ポーズ、バイク、剣、キングストーン、創世王と、仮面ライダーをモチーフとした事で出してきたアイテム群が、社会派大人向け作品の中で滅茶苦茶に浮いているのは、ちょっと気になった。

やたらカッコいいベルトとか、バイクの触角とか、サーベルとか、ライダーを知っていれば受け入れられるが、作品単体で見るとスーパー雑味であり、それを自然に溶け込ませる設定を出す事を諦めたのか、説明も設定もガバガバの状態で「そういうもの」として出てくる。

基本がキングストーンの争奪戦なのだが、主人公サイドが持ってても別に良い事無いし、何でさっさと回収不能な場所に捨てるか破壊しないのだろうと思ったり。

キングストーン無くても変身出来るっぽいしさ(というか、変身ポーズ無しで変身も出来るのに、じゃあ、ポーズの意味は?)。

と言うか、創世王はどこから現れた?

旧日本軍の実験中に、普通の男が改造手術を受けている最中に、飛蝗と日蝕が起きて偶然生まれたっぽいが、偶然の産物?

1972年の意味

あさま山荘事件が1972年で、山中に潜伏して活動ってのはこっちなんだろうけど、それより初代仮面ライダーが放映されたのが1971年の事。

1972年は、トータルでその時代を反映し、仮面ライダー50周年を分かりやすい物にしている物と思われる。

ちなみに、リブートもとのブラックは1987年放映である。

わかっちゃいるが、ちょっと余計な一言

構造的に恐らく目指すべきだったのは多分、上でもちょろっと書いたが機動戦士ガンダムUCだった気がする。

UCを仮面ライダーで、って感じ。

少なくとも、構造的には、もう少し綺麗になった筈。

地球とコロニーの対立と、それに一石を投じるラプラスの箱と、それに関わるガンダムの戦いが、日本人と怪人の対立と、公開されたテープと、二人の仮面ライダーって感じ。

和泉葵はミネバ味のある立場だったし。

好きなキャラ

ブラック・サンとシャドームーンの二人が良かったのは勿論だが、やはり、濱田 岳さん演じるクジラ怪人だろう。

クジラ怪人は良いヤツなのだ。

追記:書こうか悩んだ考察

内容が少々センシティブになるので書こうか悩んだが、一旦書いておく事にする。

本作の黒幕の陣営の一つが、政治家・堂波真一の一派である。

本人は総理大臣で、祖父も総理大臣であり、怪人との密約自体が祖父の時代からの遺産であり、祖父の遺した負の遺産を使って私腹を肥やす、人間として腐敗した人物として描かれている。

そんな堂波真一は、祖父の代から利用してきた怪人やゴルゴム、ゴルゴム党との関係をスキャンダラスに暴かれる事によって、官房長官の仁村 勲によって切り捨てられる形で、路地裏で怪人達によって暗殺されて退場する。

祖父が政治的な利用を始めた反社会的組織が、孫の代で社会問題化して、その結末として孫が反社会的組織の被害者によって暗殺される。

こんな展開されると、総理大臣を務めた後に1968年に統一教会を日本に入れる事に協力してしまった岸 信介氏と、その孫で2022年7月8日に旧統一教会被害者による暗殺によってこの世を去った安倍晋三元総理を、嫌でも連想してしまう。

堂波真一と安倍晋三の人物像は重なる事が全く無いぐらい別人なのだが、祖父から引き継いだ負の遺産を利用していた事が死に繋がってしまった総理大臣経験者と言う点では、嫌に共通点が多い。

と言うか、キャラは違うが演じるルー大柴さんの物凄く良い怪演と、幹事長を演じる寺田 農さんによる麻生さん味のある演技によって、明らかに寄せてきている。

本作の該当するシーンがいつ作られたかは分からないので何とも言えないが、もし仮に、事件を意識しているのであれば、中々に攻めた作りである。

はたまた、偶然の一致であれば、本作は物凄い何かを「もっている」と言え、時代の流れに乗った凄い作品と言えるかもしれない。

仮にこのモチーフ的共通点が部分的にも意識した物である場合は、差別の中に新興宗教や2世信者問題もごった煮にされていると言う事であり、分析の見方は、また変わって来る。

ある意味で怪人達は宗教二世三世と言った世代であり、創世王はカルト宗教のトップと言う見方が出来る様になるからだ。

そうなると、創世王と言う存在が何者なのかや、創世王を殺して怪人が生まれない様にするべきか、誰かが創世王を次ぐか問題の見え方もまるで変わって来る。

秘密結社の四天王的なノリのネーミングに過ぎないと思われたダロム、ビシュム、バラオムの三神官と言う宗教的な肩書にも変に意味が生まれ、三神官では創世王を継ぐ器ではない設定にも深い理解が出来てしまう。

こう見ると、シャドームーンの創世王を自分が継いで被害者である怪人の為の世界を作ると言う正義と、ブラック・サンの創世王を殺して怪人が生まれない世界を作ると言う正義への理解も、やたらと捗ると言う物だ。

この視点で見ると、一見して完璧な擬態をした怪人の事を市民が見分けたり見分けられなかったりするのも、カルト信者を見分けられるか否かと言う風に考えれば、もはや重要なのは見た目で無く、挙動や言動の細部にあるカルト信者故の違和感や、デモ参加記録とかから気付いているのかも、なんて風にも見える。

そして、総理がトカゲの尻尾切りによって切り離され、創世王の影響が消えたとしても、社会には怪人の問題は残るし、政治の中枢には怪人の影響が残り続けると言うオチも、カルトをめぐる現政権や社会に対する痛烈な皮肉に見えて来てしまう。

これが実際の暗殺事件や、今尚進んでいるカルトとの戦いの前に作られたのであれば、時代の流れを読み切った意味で恐ろしい符合を見せた傑作と言えるかもしれない。

しかし、現実を抽象化したり誇張した社会問題への提起と言うスタンスの場合は、仮面ライダーでやらないで欲しいと感じる人がいる事が容易に想像出来るので複雑な気持ちになってしまった。

あと、和泉葵が最終的に新生ゴルゴムのリーダーとして組織を率いる展開は、SNSで赤軍などのテロリスト礼賛や肯定だと批判している人を見たが、それは個人的には、ちょっと違うかなと感じた。

和泉葵は冒頭では共存を祈って演説していた優等生だったのが、様々な経験によってテロリストに身を落とす結果となったが、仮面ライダーにおいて悪の秘密結社はギャグとゲーム以外でハッピーエンドを与えられる事は無いに等しい。

むしろ、社会に蔓延る悪と戦う為に、自ら手段を選ばない必要悪としての秘密結社の創設は、総理大臣の孫を誘拐したゴルゴムの頃と何も状況が好転していない事の象徴にも見え、未来への希望ではなく新たな絶望の始まりに見えてならない。

和泉葵の率いる新生ゴルゴムが、怪人の子供達に戦闘訓練をして、爆弾作りを教えた末に、日本を正す未来を現時点では誰もイメージ出来ないし、そんな未来が来る事は仮面ライダーの世界では無いだろう。

やり方や考えは違えど、命懸けでブラック・サンとシャドームーンが、ビルゲニアやダロムや、ゆかりやオリバーや、他の皆が区切りを付けた戦いの結末が、犠牲者の死を無駄にしない為にと、救いたかった人達による蜂起に繋がると言う負の連鎖が終わっていない事の暗示と言うのは救われない。

どんなに格好良く見せようとも明るい未来に向かっていない時点で、滅びや抵抗の美学ぐらいあるかもしれないが、そこに描かれているのは正義の味方としてのテロリストと言うには格好がつかない、戦う手段を間違えたままどうにか過去の積み重ねを肯定しようと足掻く姿である。

終わりに

やっぱり人種差別設定とか、面白い試みだけどちょっと処理が雑に感じた。

日本政府が怪人を作ったのを暴露っていう終わりをメインに作るなら、人種差別よりは奇病とか、もしくは亜人みたいな扱いで話を作った方が自然だったかもだし、人種差別をテーマにしたいなら怪人は怪人と言う種族にして、ライダーは半人半怪人の存在として橋渡しをするとか出来た気もする。

いずれにしても、もう少し要素の整理をする事で、違和感を減らせたのは間違いない。

あと、2022年を舞台に学生運動感を出すのも、制作者サイドの時代観を地味に感じた。

2022年を舞台にするなら、2022年ならではの時代観を反映しても良かった様な気がする。

2022年要素って、動画サイト(それともZOOM的なの?)ぐらい?

だが、中盤以降の変身シーン、最終話の演出は、最高に盛り上がるので、仮面ライダーファンは期待して良い。

ブラック・サンとシャドームーンの覚醒変身シーンと、10話OPやクライマックスの対決で、満点をあげたくなっちゃうのだがから、その点では本当に上手いとしか言いようがない。

ガバ部分に関しては、気にならない人は気にならないだろうしね。

シャドームーン大好きな人間がトータルで言うと、大好きだし、十分良作である。

人によって好き嫌い割れると思うし、仮に仮面ライダーを政治的皮肉に用いたのだったら嫌がるファンもいると思うが、変身と10話OPで個人的にはお釣りが来るぐらいテンション上がってしまったので、まあ、そんな作品である。

どうでも良い追記:ビルゲニアの存在を知ってるのに、絶妙な品種改良で美女を使って猫怪人を作ろうとしなかった堂波、ちょっと無能過ぎん?

オッサンのオニザル怪人とかマニアック過ぎるんだよ!

おまけ:登場人物紹介(ネタバレあり)

ネタバレ視聴済みを前提に、キャラクターを簡単に紹介する事にする。

参考程度に。

一度見て分からなかった所を補完するぐらいの感じ。

まあ、公式サイトのキャラクター一覧を参照するのが写真があって早いけどね。

主役

  • 南光太郎(2022年:西島秀俊、1972年:中村 蒼、11歳時:岩田琉聖):主人公。黒殿様飛蝗怪人。仮面ライダーBLACK SUN。廃バス暮らしだが、バトルホッパーと言う派手なバイクを所有。葵に戦い方を教える。背中の足が剣になる。シャドームーンと対決後にキングストーンを持ったまま創世王の心臓を殴ったら黒創世王になっちゃう結構なウッカリをやらかす。葵にサタンサーベルで殺して貰う事態に。
  • 秋月信彦(2022年&1972年:中村倫也、11歳時:鈴木奏晴):ライバル。銀殿様飛蝗怪人。仮面ライダーSHADOWMOON。ゴルゴム党の地下で長年監禁されていた。ヒートヘブンの効果で若いまま。こっちも背中の足が剣になる。後に念動力を使える様になる。ブラック・サンとの対決の末にキングストーンを託して死亡。

キーキャラクター

  • 創世王:巨大な飛蝗怪人で、体液にモチーフとなる生物を浸して人に投与する事で怪人を作れる存在。基本的に座ったままで、どっかしらに監禁されている。立ち上がれないが念動力を使えたり、結構強い。11歳の光太郎と信彦には優しかった。元は実験の被験者で、蝗害と日蝕の偶然から生まれた怪人第一号で、意思が弱かった為に人の人格が無くなってしまったらしい。あれだけ弱ってたのに、心臓だけになっても結構元気。
  • 新城ゆかり(芋生 悠):2022年では既に故人。初代ゴルゴムのメンバー。信彦の事が好き。怪人の為にと創世王の命を狙っていた事でビルゲニアに殺される。
  • オリバー・ジョンソン(モクタール):初代ゴルゴムの内部分裂を切欠に長年姿を隠していた。光太郎と信彦の大学時代の友人。絵心がある。2003年12月12日にキングストーンを探しに来たビルゲニアによって殴り殺される形で死去していて2022年時点では故人。重要情報を握っていた。

巻き込まれる一般人

  • 和泉 葵(平澤宏々路):ヒロイン。14歳。後の蟷螂怪人。差別と闘う活動家の女子中学生。ノミ怪人による改造手術によってブラックサンやシャドームーンと同じ様にベルトっぽい部位を持っている。恐らく、それによって創世王の資格を得てしまう。資格軽くない?
  • 和泉美咲(占部房子):葵の養母。アネモネ怪人に襲われ死ぬ。
  • 川本莉乃(内田 慈):葵の母。物語開始当初は海外にいる。養母との関係は良好。理由は不明だが2002年にオリバーからキングストーンを預かる。他に重要な資料を大量に隠し持っている。ノミ怪人に鍵を託していた。
  • 川本英夫(山本浩司):葵の父。後の蟹怪人。怪人化に適性が無いのか操られたのか狂ってしまう。4話目でクジラ怪人の手により葵を守る為に殺される。
  • 小松俊介(木村舷碁):葵の友人。雀怪人。アネモネ怪人によって瀕死の重傷を負うが、信彦によってヒートヘブンを与えられ一度は蘇生に成功する。雀怪人化中は総排泄腔になる様子。信彦に助けられた事で、信彦の作った組織に入って戦うようになる。さらわれた葵救出後に井垣 渉達によるリンチで死亡。俊介の死が信彦をシャドームーンに覚醒させてしまう。
  • 小松佐知(並木愛枝):俊介の母親。雀怪人。公式ページの名前が間違えられている。
  • 小松茂雄(野中隆光):俊介の父。

ゴルゴム三神官/五流護六幹部

三神官は、オビ・ワン・ケノービみたいなフードつきのローブ着用で、怪人化のモチーフが太古の生物。

あと名前の最後に「ム」が付く。

  • ダロム(2022年:中村梅雀、1972年岡部 尚):三神官。三葉虫怪人。怪人化すると虫っぽい顔になるのが特徴だが、見た目でモチーフは分かりにくい一人。総理にはダンゴムシ扱いされる。念動力が使える。シャドームーンにゴルゴム党を掌握された際、雰囲気でビシュムに殺される。
  • ビシュム(2022年:吉田 羊、1972年:櫻井麻七):三神官。翼竜怪人。怪人化で嘴と翼が特徴だが、こっちも見た目でモチーフが分かりにくい一人。飛べる。一番上手く立ち回りを見せる。
  • バラオム(プリティ太田):三神官。剣歯虎(サーベルタイガー)怪人。ヒートヘブン接種者。大きな牙がチャームポイントだが、なぜ下顎から生えてる? ゴルゴムがシャドームーンに掌握された際、見せしめに殺される。

古参ゴルゴム怪人/五流護六怪人

  • ビルゲニア(三浦貴大):古代甲冑魚怪人。ヒートヘブン接種者。三神官じゃないけど古代生物。怪人化すると鎧状に鱗に包まれる変化をして人の顔が残り、見た目がちょっとダサいと言われがち。キーアイテムとなる剣サタンサーベルを神とあがめる創世王を守る為に持っている。仲間想いだが敵と判断すると冷酷非道で、葵の父親を蟹怪人に葵を蟷螂怪人に改造し葵の母親を殺した結果ブラックサンに一度ボコボコにされる。ゆかりやオリバーを殺したのもコイツ。ゴルゴムにいられなくなって、なんやかんやあって最期は葵の計画を邪魔させない為に堂波が送り込んだSAT相手に孤軍奮闘し葵を守って死亡。怪人形態での見た目の覚えやすさは随一。
  • コウモリ怪人(音尾琢真):大蝙蝠怪人。ヒートヘブン接種者。良い奴。怪人化で見た目でも顔がしっかり蝙蝠。飛べる。2022年では信彦に協力する。クジラ怪人と仲良し。コオロギ怪人と共に堂波暗殺に関わる。
  • クジラ怪人(濱田 岳):白長須鯨怪人。ヒートヘブン接種者。凄く良い奴。怪人化すると頭部だけクジラになるが、白長須と言うよりは髭クジラって感じの見た目。3話目でゴルゴム党に依頼されてキングストーン回収に来たがあっさり引き下がる。コウモリ怪人と仲良し。

新参ゴルゴム怪人

  • ノミ怪人(黒田大輔):蚤怪人。白衣を着てたらこいつ。頭部だけノミっぽくなる。怪人化の改造処置が出来る。葵に軽い感じで怪人改造を許される。葵の母に鍵を託されていた。最後は葵の新生ゴルゴムでクジラ怪人と共に活動する事に。
  • アネモネ怪人(筧 美和子):金鳳花怪人。三神官になりたい。植物モチーフ怪人で変身阻害能力持ちで、何気に強い筈がシャドームーンに能力が効かず殺される。2話目に登場。
  • クモ怪人(沖原一生):蜘蛛怪人。1話目で葵を狙った所、ブラックサンにボコボコにされ殺される。

政府関係者

  • 堂波真一(2022年:ルー大柴、1972年:前田旺志郎):総理大臣。人間的に腐ってて、超悪い。若い頃はトカゲ怪人を銃殺して遊んだのを彼女に自慢していた。小学四年生まで母親のおっぱいを吸っていた。2003年からの総理大臣を務めている。安倍味がある。スキャンダルの渦中に陥った際に官房長官の仁村の差し金によって暗殺される。
  • 堂波道之助(ルー大柴、声:麻生智久):1972年時点の総理大臣で、真一の祖父。20万票の票田欲しさに怪人を利用する。諸悪の根源の一人。
  • 仁村 勲(尾美としのり):官房長官。政治家として悪い。堂波を排除して最終的に総理大臣となる。
  • 幹事長(寺田 農):幹事長。麻生味がある。堂波と仲が良いが、蚊帳の外っぽい。

2022年その他

  • ニック(ジュア):葵の友人。後のコオロギ怪人。調査能力が高い。なぜか怪人になりたい。怪人にする代わりにとビルゲニアに葵を売ったが、約束は守られなかった。実はオリバー・ジョンソンの血縁? 葵に軽い感じで裏切りを許される。その後、ふわっと怪人化する。最後はオリバーの仇をとる。
  • 井垣 渉(今野浩喜):反怪人団体。ヘイトスピーチとかリンチとかやりたい放題。ツケの払わされ方がエグイ。
  • 黒川一也(川並淳一):怪人犯罪課の警察官。基本はデモを取り締まっている。任務に忠実。

過去その他

  • 南 光三(前原 滉):旧日本軍軍人の研究者で光太郎の父親。2022年時点では故人。総一郎と共に対創世王兵器としてサタンサーベルを制作。仮面ライダーを作ったのも光三と総一郎。
  • 秋月総一郎(上川周作):旧日本軍軍人の研究者で信彦の父親。2022年時は老人ホームにいる。

目に付くモブキャラ

  • 木下裕二:ハエ怪人。1話目で、2022年のデモで我慢出来ずに変身した所を警察官に撃ち殺される。その後、怪人側のデモの象徴に。
  • サイ怪人:2話目冒頭で、1972年に半怪人運動の中で焼き殺される。
  • オニザル怪人:2話目で総理に改造された社会的弱者の男性。オークションでは3000万円開始で8200万円で売れて、総理の私腹を肥やすのに貢献。
  • ネズミ怪人(甘南備 和明):数話に渡ってエンドロールに名前が出るが、他の怪人に比べて影薄めと言うか、怪人に変身してた?
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