装飾過剰な魅力
バロック(16世紀末から17世紀初頭イタリア)、ロココ(18世紀フランス)、ヴィクトリア(1830年代から1900年初頭代イギリス)、ゴシック(語源的にはゴート人、12世紀から15世紀に見られる建築が有名だが、1980年代のゴシックロックファッションが直接的)、等の時代に見られた装飾過多な服装や、お姫様・お嬢様・西洋人形、等を想起させる、大人が着る少女的ファッション。
リボン、フリル、レースを大量に盛り込んだ見た目は、そのデザイン性の高さからオタク文化にも大きな影響を与えている。
小さな傘や帽子、ヘッドドレス等の特徴的な小物と、機能より見た目の可愛さこそ最優先。
見れば誰もが分かる物の、いざ描くとなると構成要素や構造が分からない何て事も多々ある。
この記事では、そんな時に役立つ書籍を紹介していく。
メルヘンでかわいい女の子のコスチュームカタログ 超描けるシリーズ(2022)
<内容>
大好評シリーズ第4弾!
人気イラストレーター佐倉おりこが描き下ろす、かわいい衣装デザインが満載!
衣装デザインに迷ったときに便利なコスチュームコーディネート集。コーディネート案を812点収録
今回のテーマはメイド服、ナース服、制服、アイドル衣装、チャイナ服などコスチュームのコーディネート。ベーシックなスタイルからかわいらしさをより強調したキュートなもの、クールなもの、そして佐倉さんが得意とするメルヘンなものまで、それぞれのテーマに合った具体的な全身コーディネートのデザインを提案し解説しています。
コーディネートの考え方やシルエット、配色や柄の考え方など基礎知識も掲載。また付録としてトップスやスカート、袖まわり、靴などイラスト参考資料も収録。
カタログとして絵を見るだけでも楽しめますし、衣装デザインに迷ったときに手元にあれば必ず役立ちます。
メルヘンでかわいい女の子の衣装コーディネートカタログ(2021)
<内容>
衣装デザインに迷ったときに便利な衣装コーディネート集。コーディネート案を100点収録!
大人気書籍『メルヘンでかわいい女の子の衣装デザインカタログ』の続編。
今回のテーマは衣装のコーディネート。春夏秋冬の季節ごとに、デートなどのおでかけ着から部屋着、普段着、ハロウィンやクリスマスなどイベントの服装など、それぞれのテーマに合った具体的な全身コーディネートのデザインを提案し解説しています。
コーディネートの考え方やシルエット、配色や柄の考え方など基礎知識やフリルの描き方やヘアスタイルカタログも掲載。また巻末付録としてTシャツやキャミソール、通常襟、セーラー襟、パーカー、帽子などを着用した角度違いのイラスト参考資料も収録。
見るだけでも楽しいですし、衣装デザインに迷ったときに手元にあると活躍すること間違いなしです。
メルヘンファンタジーな女の子のキャラデザ&作画テクニック 超描けるシリーズ(2018)
<内容>
女の子キャラをもっとかわいくするためのアイデア満載!
本書のテーマは「メルヘンファンタジー」。
絵本や童話の世界のようなかわいらしさ、空想的・幻想的な世界を融合した「メルヘンファンタジー」の世界観があふれた一冊で、女の子キャラをよりかわいくするためのアイデアをたくさん詰めこんでいます。「童話」「スイーツ」「お花」「空」という各テーマに応じたキャラクターデザインをたくさん収録していますので、ファッションやキャラデザ、配色のアイデア帖としても参考になります。
イラストメイキングでは「CLIP STUDIO PAINT EX」を使ったラフから仕上げまでのイラスト制作過程を解説。
萌えロリータファッションの描き方 美しい基本ポーズから魅せる構図まで(2013)
<内容>
「萌えロリータファッションの描き方」第2弾は、女の子のポーズを大解剖!ロリータファッションをきれいに見せるための清楚でふわりとした立ちポーズや、描くのが難しいイスに座るポーズから、萌えらしさ全開のひねりポーズ、セクシーポーズ、浮いているポーズまで、体のラインとスカートの動きをていねいに解説していきます。ほかにもポーズを活かした画面構成の作り方、カラーページでは質感の出し方、アクセサリーの描き方など、たくさんの作例やカットを掲載した、大ボリュームの1冊です!!
萌えロリータファッションの描き方 顔・からだ・服の美バリエーション(2013)
<内容>
基礎から応用まで、ロリータファッションを描くために重要な内容を大きく3つの柱に分けて、ぎっしり詰め込みました! 1つめは、ロリータファッションを着せるためのボディの描き方を、正中線を使って解説します。正中線をつかうことで、立体感のある、そして正確なボディを描くことができます。2つめは、洋服の構造を知ってから描いていく方法です。実際の服の形やデザインを知って、ロリータのお洋服を着こなしたり、着くずしたりしてみましょう。そして3つめは、ロリータファッションのコーディネートをジャンルに分けてたくさん紹介しています。典型的な甘ロリから、ゴシックスタイル、セクシーロリータなど、着方によってその魅力を変えるロリータの奥深さを見ていきます。ロリータの魅力をあますことなく解説した、大満足の1冊です!
萌えロリータファッションの描き方 基本となるボディからコスチュームまで(2012)
<内容>
HJのマンガ技法書に新シリーズが登場しました!その名も「萌えロリータファッションの描き方 基本となるボディからコスチュームまで」。可愛いけれど、描くのは一見難しそうに見えるロリータファッションを大解剖します!ロリータと言えば代表的な「甘ロリ」と「ゴスロリ」の2パターンを取り上げて、萌えボディの描き方はもちろん、ロリータファッションの4大要素である「フリル」「レース」「リボン」「花」や、ワンピースやブラウス、ヘッドドレスなどの各パーツを懇切丁寧に紹介。「あんな複雑な服、どうやって着てるの?」という疑問に応えて、ロリータ服を一枚一枚着ていく過程も見せちゃいます。カラーページでは、白ロリータと黒ロリータを対比しながらカゲのつけ方などを解説していきます。フリルいっぱいのロリータを描きたい方も、普通のファッションにちょっぴりロリータのエッセンスを加えたい方にも、必見の一冊です!!
ロリータファッションの描き方 水彩の基本編(2020)
<内容>
豪華で美しいロリータファッションと愛らしく凛とした女の子を、水彩で描く!
アナログ画材の使い方と美しい作例を紹介する新技法書シリーズの第1弾は『水彩の基本編』です。
人気イラストレーターの雲丹。が透明水彩絵具を使って、美しいロリータ衣装を着たキャラクターと衣服の描き方、小物のアレンジ方法などを解説します。
親しみやすく愛らしい作例、くわしい解説で、オリジナルのキャラクターと衣装を描くためのヒントを楽しく紹介。
4名のゲスト作家(佐田鳩子、星灯アコ、はるのえこ、さかのまち)によるイラストメイキングも必見です!〈コンテンツ一覧〉
第1章透明水彩の基本的な使い方 水彩の基本となる平塗りと重ね塗り、にじみとぼかし、グラデーションなどを、2タイプのミニキャラクターの肌や髪の毛、服やクツ、リボンやフリルを塗りながら、楽しく解説。
著者おすすめの画材と道具も紹介します。第2章可愛いキャラクターとお洋服を描く
5~6頭身のロリータ服を着たキャラクターを描く手順を紹介します。
まずはアイデアを練るところから解説。著者の発想方法は、1.言葉からイメージする方法と、2.色からキャラをイメージする方法の2タイプあり、
実際に制作するときの手順をひも解いていきます。第3章ロリータファッションのいろいろ
衣装を魅力的に見せるためのポージングを説明しながら、代表的なロリータファッションを解説します。
定番の白やピンクのスイートロリータ、ゴシックロリータ、クラシックロリータ、青系ロリータ、チョコ系ロリータなどの8タイプの作例を掲載。
ブラウスとスカート、ワンピース、ブラウス+ジャンパースカート、クツやアクセサリー類などの各種バリエーションを図解します。第4章ゲスト作家のイラストメイキング
4名のゲスト作家(佐田鳩子、星灯アコ、はるのえこ、さかのまち)による描き下ろしイラストメイキングです。
美しいロリータ服とキャラのデザインを、どのように発想しているのかが伝わるように、ラフ~完成までの水彩メイキングをていねいに解説します。