【ネタバレなし感想】「ヒルダの冒険 シーズン1&2」を見ました。

現代北欧風ファンタジー優しい世界で大冒険

ネットフリックス配信アニメ「ヒルダの冒険」のシーズン1と2を見たので、感想を。

見ていてアドベンチャータイム味を感じたが、シーズン5とシーズン7のエピソードに関わった英国の漫画家ルーク・ピアソンが原案なのね。

そりゃ似た空気も感じるわ。

ヒルダの冒険とは?

既に書いたが、アドベンチャータイムにも関わった漫画家ルーク・ピアソン氏が原案の、ネットフリックス制作の、一見子供向けに見え、子供も楽しめるが、子供向けの枠に収まらないファンタジーアニメである。

アドベンチャータイムの様な、独特な世界とノリが好きな人には、そりゃもう、刺さりまくる作品。

あらすじ

<内容>

こわいもの知らずでこうき心いっぱいのヒルダ。ふるさとの森をはなれ、街へ行くヒルダを待っているのは新しいぼうけんやお友だち、そして不思議な生き物なんだ。

公式引用

1話目あらすじ

そこは大自然溢れる現代北欧を思わせる異世界。

11歳のヒルダは、デザイナーをしているママと、ペットで相棒の鹿狐トゥイッグと一緒に、人里離れた小さな家で、大自然に囲まれて楽しく暮らしていた。

空にはウォッフと言う人が乗れる大きさの毛玉の様な獣が飛び回り、水辺には親切な水の精霊がいて、力が強くて時に危ないけど心優しいトロールも昼間はトロール岩になって動かず、山向こうを見ると巨人と目が合い、ウッドマンが家の暖炉を勝手に使う、そんな生活。

ある日、ヒルダの家に突然立ち退き状が届く。

家は、ひいお爺さんの代から住む持ち家だし、立ち退き理由も、送り主にも心当たりがない。

無視していると、家中の物が急に動き回り壊れだすポルターガイスト現象が起き、怖くなったママは引っ越しを考え始める。

でも、引っ越したくないヒルダは、立ち退き状の送り主と話を付けようと考え、立ち退き状と同じ様に手紙を書く。

すると、立ち退き状を送って来た存在の一人、穏健派のアルファ―から接触があった。

なんと、彼らは目に見えない小人のエルフで、ヒルダ家はエルフの国の真ん中にあって、密かに長年邪魔者扱いされていたのだ。

アルファ―の話によると、エルフの国で最近首相選挙が行われ、マニフェストでヒルダとママを家から追い出す事を約束したエルフが当選し、その選挙公約実現の為に滅茶苦茶やっていた事が分かる。

アルファーとの契約でエルフが見え、触れる様になったヒルダは、首相に会って立ち退きをやめさせようと考える。

時間は、ママが引っ越しの準備を終えるまでの数日しかない。

ヒルダは、エルフの首相と交渉して、ママの引っ越しを阻止出来るのだろうか?

独特な世界観を自然に描く面白さ

見た事が無いが知っていて、行きたくなる新しい世界の提示とでも言おうか。

アドベンチャータイムでは、食べ物が人格を持った国から話が始まり、ブラックなアンパンマンの様な第一印象だった。

本作では、基本的に北欧の神話や伝説の存在が実在する前提のファンタジーな世界で、そこが現代まで文明が発展していて、全体的に北欧風なのだが、北欧ではない異世界と言う特殊な世界が描かれている。

人が暮らす街はトロールの侵入を拒む為に高い壁で囲まれているが、これが伝説とかノリで無く、必要に迫られて実用品として歴史を経ていると言う事で、絵柄に反して世界に歴史とかリアリティの重みが加わり、非常に魅力的だ。

点が思わぬ所で繋がる快感

本作では、ポロポロと小さく伏線を張りまくって、それを後でヒョイヒョイと回収していき、全体的に軽いノリで、明るく、優しい世界で、サクサクと進行していく。

その伏線の張り方が、シーンに溶け込ませつつも、しっかり印象付けて覚えさせ、夜空の無数の星を強調する様に照らす様に張り、伏線回収や設定同士の繋がりが判明するシーンでは、星と星が線で繋がり、それがエピソードの途中で星座に見える様な、そんな仕掛けが全篇に張り巡らされている。

単一エピソードでの完成度も高いのだが、それ以上に全体として見た時に無駄なく構成されている作りとなっていて、長編を作る場合のやるべき当たり前が、あまりにもスマートに出来ていて、相当レベルが高い。

子供向けに見えると、侮るなかれ。

短時間でキャラクターを好きになる、シンプルな仕掛け

本作のキャラクターは、誰も彼も魅力的だ。

時間をかけてジックリと言うタイプのキャラクターもいるにはいるが、ほとんどのキャラは短い出番で大好きになれる様に描かれている。

ヘイトを発生させるキャラがいても、管理がシッカリしているので、ヘイトが話を跨いで溜まる事は、ほぼ無い。

キャラに対し、見ている人が短時間で愛せる様にする仕掛けとして、キャラ同士の愛、自己犠牲、切ない過去、価値ある存在からの承認、圧倒的余裕、等と言った描写が簡潔に描かれる事が特徴としてある。

スケッチブックを返そうと追いかけてくるトロール、4000年愛する人を待ち続ける巨人のヨーゲン、出てくるキャラ出てくるキャラ、みんな愛おしくなる。

キャラクターを簡潔に説明する「どんなキャラか」がみんな明確で、それが見ていて掴みやすく、説明の時点で良い奴と分かるとか、幸せになって欲しいと思えるのは、かなり強い。

これ、一見すると簡単な事なんだけど、出来てない作品も世の中、結構ある。

キャラクター一覧(編集中)

主人公の家族

  • ヒルダ:主人公。トロールバーグに引っ越した後、友人となったフリーダとデイビッドでトリオで遊ぶ事が多い。トリオではリーダー的な役割が多いが、基本は荒事担当。田舎育ちのせいで空気が読めない。自転車が苦手。
  • トゥイッグ:鹿キツネ。ヒルダの相棒で、非常に賢い。
  • ジョアンナ:ヒルダのママ。デザイナーをしている。
  • アルファ―:気の良い契約大好きなエルフ。先進的で冒険好きで、社交的で友好的。

トロールバーグの住人

  • フリーダ:スカウトバッジ大好きなヒルダの友達。トリオの中では頭脳担当。実は魔法の才能がある。
  • デイビッド:なぜか虫に好かれるヒルダの友達。トリオの中では主にバックアップ担当。最初は気の弱さから役立たずだったが、共に修羅場を乗り越える中で強くなっていく。
  • カイザ:落ちこぼれの魔法使いで、図書館の司書。優しくて綺麗なお姉さん。

ファンタジー世界の住人

  • ヨーゲン:4000年愛する人を待ち続ける巨人。イケメン。
  • 雪山の巨人:4000年ヨーゲンを、ある場所で待ってる。
  • ウッドマン:皮肉屋で、賭け狂いで、自分勝手。だけど、憎めないヒルダの悪友。
  • エルフ達:ヒルダの家の周囲に王国を築いていたエルフ達。

終わりに

マジで、めちゃくちゃ大好き。

アドベンチャータイムが好きだった人で、見てない人は、是非見て欲しい。

アドベンチャータイム知らなくても、とりあえず挑戦してみて。

一見子供向けっぽいけど、見ていく内に、ハマる人はドはまりする。

映画版も見なければ。

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